理学療法士×調理師

 以前、調理師免許取得のため、理学療法士として仕事をしながら、専門学校に通っていました。仕事と学業の両立。

見ている方は、なぜ、理学療法士×調理師なのかと言う疑問がでてくると思います。

資格を取ろうと思ったっ気かけ・理由は

1.リハ栄養の大切さ

2.介護予防との出会い

3.作ることが好きである

4.ハイブリットな世の中

の思いがあるからです。

1.リハ栄養の大切さ
 回復期リハビリテーション病院で働ていた5年ほど前、リハビリテーション栄養が少しずつ普及し始めた頃でした。

 栄養がない体で運動したら、そりゃ痩せるわなー!と、当たり前に突っ込んだのを覚えています。そんなことにも気づかすに、患者さんに運動しましょう!と言ってたんだなと。
 

 学生時代の部活を考えても、トレーニングして飯を食って、プロテイン飲んで、トレーニングして、体づくりをする。
 当たり前のことなのに、とても大事。そして、食べることは体づくりの基礎。誰でも出来る事で、とても大事な事。そんなシンプルさが心を掴みました。
これは学んで置くべき分野だ!と思いました。

 リハビリテーション栄養の勉強をする中で、もう少し栄養に関する知識を勉強をしたいと思い、調理師の学校でに通い勉強しようと、学校に行く選択をしました。
※ここで栄養士ではなく、調理師なのは、のちに書いていきます。

2.介護予防との出会い
 回復期リハビリテーション病棟で働きながら、病院に依頼のあった、地域の介護予防事業で講師を担当していました。

 理学療法士になった当初から予防に興味があり、病気になる前に健康な体づくりができれば、入院する必要もなくなる!という考えがありました。介護予防事業で地域の方と体操の時間を楽しんで、実施していました。

 リハビリテーション栄養の大切さも感じていたため、介護予防の場でも、運動と栄養の話をした方が良い!地域の人たちにとって有益で、大切な事を伝えられる人になりたい!
 みんなが集まる楽しい介護予防の場で、運動と栄養が学べる、地域の方が楽しみながら学びにつながる、そんな場所になればと!

 実際に、調理師免許を取った後にも介護予防の場で、運動と栄養を知識を混ぜながら、自分だからこそ伝えられる介護予防が実施できるようになっています。

3.作ることが好きだった
 まずは、最初はここなのかもしれません。料理を作りことが好き!同期のスタッフを家に呼んで、作った料理を出してワイワイ楽しく話す。

 「食はみんなを笑顔にする!」

 訪問リハビリで働くときに、ご自宅に訪問した際に、利用者さんと一緒にご飯を作るリハビリが出来たらなーと、描くようにもなりました。
 そして、作るプロなら、栄養士より調理師でしょ!と。

 訪問や介護の現場で作るサポートってヘルパーじゃない?と思われるかも知れませんが、セラピストがやるからこそ、利用者さんのリハビリになる!ココがポイントでした。
 治療技術にはない、パワーや愛情が料理にはある!それが、僕の強みになっています。

4.ハイブリットな世の中
 将来はカフェの店長!という、将来の野望あるからです。

 では、なぜ理学療法士を続けるのか。
 リハビリを通して利用者さんの笑顔に会えるから、楽しいから!それが答えです。理学療法士をやめて、すぐに調理師として働こうとは思いませんでした。

 地域にあるカフェの店長の料理や話しが、自然と健康・予防につながり、楽しい地域コミュニティ、体づくりの場となる。

 現在の職場は、看護小規模多機能に交流スペースが併設されており、交流スペースで、調理師のスキルを活かし、子ども食堂では一緒に料理を作るアドバイスや、メニューなど、理学療法士×調理師になったからこそ、できる仕事だと思っています。また、自分が輝ける場所だと思っています。
 夢に向かって日々向上心を持って、リハビリテーションを楽しんでいます!

 

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