スキーマ療法 自習ガイド
概要
辛い体験で拗れてしまった行動様式を30分で理解できる自習ガイド
きっかけ
組織にクセの強いメンバーが参加、行動原理が理解するヒントを得るべく
読後記
誰しもが幼少期からの経験が人格や行動様式に影響を与えている。特に、苦い経験、辛い経験がスキーマの形成につながるよう。その苦いや辛いを分類して、理解するフレームワークを簡単に説明してくれている。
長期的な関わりの中で、より良好な関係を築くためのヒントとしては使い勝手が良さそう。
幼少期からの経験といえ、大人であっても環境によってこの行動様式は十分に強化されてしまう。それだけに、自分もスキーマには自覚的でありたい。
備忘録
スキーマの種類
「ひとりぼっち・つながれない」:愛してもらいたい。守ってもらいたい。
見捨てられ
不信・虐待
「愛されない」「わかってもらえない」
欠陥・恥
孤立
「自信がない・ひとりじゃできない」:有能な人間になりたい。いろいろなことがうまくできるようになりたい。
無能・依存
「無力感」
巻き込まれ
失敗
「他者優先」:自分の感情や思いを自由に表現したい。自分の意志を大切にしたい。
服従
自己犠牲
「ほめられたい」
「がんじがらめ」:自由にのびのびと動きたい。楽しく遊びたい。生き生きと楽しみたい。
否定・悲観
感情抑制
完璧主義
罰
「野放し」:自律性のある人間になりたい。ある程度自分をコントロールできるようになりたい。
オレ様
「自分をコントロールできない」
以上