牡丹
幾重にも重ねた
花弁で心の奥底を
隠しているから
美しいのでしょうか…赤い冬牡丹
色香漂うその花は
重厚な存在感で人々を魅了するのです
わたくしも
そのような花になりたかった
幾重にも色艶やかな花弁をまとい
暗い心の奥底は隠し誰にも見せずに
ただ鮮やかに優雅に咲くのです
そして
もし誰かに振り向かれたなら
そっと囁きましょう
春は
もう近いのよ… と
この記事が参加している募集
来て下さって 本当にありがとうございます! 読書が大好きで 気がつけば自分でも数え切れない程 詩や短編を 書き続けてきました いつか 本を出したいです! これからも自分ペースで 書き溜めたものを載せていきますので お時間がある時には また是非 覗いてみてください(○´ω`○)ノ