夏の記憶
暑い盛り。
アチチッ。
昨日の東京の気温は、東京の今シーズン1番だとか。
何か最近よく聞きますね。
36度……何とかって。
最近それが普通ですよね。
暑いという概念が年々アップグレードされてますね。
気のせいではないはず。
ならば暑いという言い方もアップグレードした方が良いかもですね。
暑いのに、「アツイアツイ」と言っても気が滅入るだけですからね…。
何か他の表現は…
「今日も体温並みの気温だそうです。」
これはよく聞きますね。
もう一ひねり…
「今日は平熱並みの気温です。」
まだ涼しそうな気がしませんか?
しませんね。
結局一緒ですもんね…。
七月の後半。
大暑(七月二十二日)を迎え、夏が隆盛をほこっている。
蝉は「シワシワシワッ…!」っと、なかば近年の夏の暑さに対して、苛立ちを隠せないような鳴き方だ。
暑いっス!!
そんな心の声が聞こえてくるかのよう。
蝉も夏の暑さに参っているのか。
それ程に暑い。
午前中の早い時間帯に、既に30℃を超えてるなんて…
本気で暑さ対策に励まねば。
熱中症にはご用心を!
っですね。
さて…
夏休みも始まったという声も聞く七月下旬。
各地で夏の甲子園の地区予選も佳境を迎え、来月には甲子園も始まる。
今年はどこが優勝するのか…。
そしてどんなドラマが待っているのか…。
「甲子園は清原のためにあるのか!」
「日本文理の夏はまだ終わらない!」
「まだ分からない!まだ終わらせない!」
熱い実況も一つの見所ですよね。
楽しみなイベントの一つでもあります。
それにしても夏って本当にイベントが多いですよね~。
暑さ対策をバッチリとしながらも、この夏ならではの雰囲気を楽しむのも一つの風流なのかもしれませんね。
屋外のイベントならば、紫外線対策や、給水、暑さ対策をしながらも晴れた夏ならではの青空の下、そのイベントを楽しむ、っみたいな。
キャンプや、バーベキュー、川に行ったり海に行ったりなど…。
まあ夏ならではの醍醐味なんでしょうね。
祭りやフェスティバル。
これもこの時期ならではの楽しみの一つ。
楽しいですよね~。
自分が楽しいのもあるけど、そういうのって人が楽しそうにしている姿を見るのも良いですよね。
それもイベントごとの一つ醍醐味なのかもしれませんね。
暑い夏…。
サマー・ソニック。
夏の音楽フェスティバル。
夏のイベントだ。
言わずもがな、っですね。
今年も開催。
東京はZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ。
大阪は万博記念公園。(今回初!)
大阪は万博の影響もあり、初めて万博記念公園で開催される。
1970年大阪万博。
「芸術は爆発だ!!」
っのセリフが有名な芸術家、岡本太郎氏が手掛けたシンボル「太陽の塔」。
この夏、多くの人々が太陽の塔の下(正確に言うなら下ではないけど)に集い、歓喜のお祭りが繰り広げられる。
初日のヘッド・ライナーは「ブリング・ミー・ザ・ホライズン」
二日目は「マネスキン」。(両日とも大阪の場合)
どんなドラマが待ってんでしょうね。
楽しみです。
何よりも万博記念公園で行われる初めての「サマーソニック」。
あの自然公園のロケーションは素晴らしいものがある。
暑いが、自然の涼やかさも感じれそうなロケーション。
まあ、暑い方が勝ってるでしょうけどね💦
良いロケーションなんですよ。
楽しみですね~。
「サマーソニック」
過去に何回か参加したことのある音楽イベント。
楽しい。
盛り上がる。
やっぱり色々なアーティストのライブを観るのは楽しいもんだ。
本当にたくさんのアーティストを観賞させていただいたな~。
…
……
………
JET
オーストラリア発のロック・バンド。
ギター兼ヴォーカルのニック・セスターと、ドラムのクリス・セスターのセスター兄弟を中心に2002年結成された。
2003年に発表されたファースト・アルバム「ゲット・ボーン」が世界中で350万枚以上のセールを記録するなどしてブレイク。
バンドは3枚のアルバムを残したのち、2012年に解散する。
その後2016年に再活動が発表され、2019年に再び解散した。
でも調べてみた所、「ゲット・ボーン」20周年に伴い、ライブ活動を行うみたいな記載がされていたので、まあ活動しているんですかね。
ちょっと詳しいことは分かりませんが…。
2000年代初頭、音楽シーンのトレンドに「ロックンロール・リヴァイバル」なるムーブメントが沸き起こった。
その波の中で生まれたバンド「JET」。
60s~70sのロックや、ハード・ロック、そしてUSパンクや本国UKパンクなどのエッセンスをアップデートしたロック・バンド。
セスター兄弟が幼少時からその頃の音楽を良く聴いて育ったそうで。
特にビートルズやローリング・ストーンズなどが好きだったそうだ。
JETのロックのくくりは、その頃の表現で言うならば「ガレージ・ロック」とか、「オルタナティブ・ロック」とかっていうくくりになるのかな。
何にせよ、骨太のロックを鳴らしてた好きなバンドです。
2006年に発売されたセカンド・アルバム「シャイン・オン」。
アルバムに収録されている3曲目の「プット・ユア・マネー・ウェア・ユア・マウス・イズ」(put your money where your mouth ⅰs)
直訳は「あなたの口があるところにあなたのお金を置く」
っだそうで。
総じて、「自分の言葉を行動で証明する」ってな意味合いになるんですって。
ロックですね~。
その言葉通りロッキンなカッコイイ曲で。
発売されたころはよく聴いていた記憶がある。
ニックのシャウトに、ドラムのクリスが刻むタメの効いたビートがカッコイイんですよね。
また、日本でも人気の高いバンドだったと記憶している。
フジロックに出演したり、日本武道館で単独公演を行ったりと人気があったわけですよ。
表現が合っているか分からないが、日本人の耳に馴染みやすいロックン・ロールというか。
まあ、何にせよカッコ良かったロック・バンド…
でしたね。
そしてファーストアルバムに収録された「Are you gonna be my girl」。
その人気に火をつけたというか。
キャッチ―なリフが世界の心を鷲掴み!!
っみたいな。
イギー・ポップの「ラスト・フォー・ライフ」にそっくりだ、なんてのも言われてましたよね。
タンバリンの規則的な音色に、土台となるベース音が絡んできてシンバルを一発挟んでスネアとバスドラのドラムスからの、件のギターリフ炸裂!!
っみたいな。
今聴いてもカッコイイですね。
メンバーが履いている「ブーツカット・ジーンズ」も時代を感じますね~。
ニックのシャウトも炸裂していて超ご機嫌のナンバーだ。
「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」
…
……
………
……………
2018年サマーソニック。
当時2017年に新作を発売した、ベックとノエル・ギャラガーズ・ハイフライング・バーズがヘッド・ライナーを務めた年。
幸運にも両日ともに参加でき、サマソニを存分に堪能できた記憶がある。
大阪二日目。(会場は舞洲特設会場)
その日はノエルがヘッド・ライナー。
暑い午後の昼下がり。
ノエルのステージでは、チャンス・ザ・ラッパーというラッパーの方の出番が訪れようとしていた。
見てみたい。
だが、まだ時間がある。
ちょっと飲食エリアにでも休憩に行こうか。
ってなわけで知り合いと飲食テントが軒を連ねる広場へ。
暑いな~。
そんなことを話していたな。
そして広場へ向かう途中…
何やら聞き覚えのある曲が耳に入ってくる。
おっ
これは…
「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」!!
っの生演奏ではなくBGM!
っにしてもちょっと離れた場所からなんで聞こえてくるんだ!
もしかしてJETのメンバーが!?(んなわけない)
2017年にはフジロック出てたし。
サプライズで?(んなわけない)
そんなことは良い。
とりあえず音の出所へ!!
着いたのは飲食スペースにあったとあるテント。(記憶が確かならば)
何やら人が集まってきている。
これはもしかして本当にJETのメンバーが?
若干の期待を胸に
「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」のBGⅯの元に…
その目の前に広がった光景は…
「ダイノジ!!?」(芸人さん)
そう、御存知の方も多いと思われるがダイノジの大地さんは2006年のエア・ギター選手権で「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」をプレイし、優勝に輝いた実績を持つ。
なので、その縁もあって2007年のJETの日本武道館公演では、ダイノジが確かオープニング・アクトを務めた記憶がある。
面白いですね。
そして2018年。
大阪のサマソニでは、確か芸人さんも出演してる場所があったわけで。
多分そこから件の曲が聴こえてきたんでしょうね。
そしてダイノジ。
いや~、キレッキレのエア・ギターでしたよww。
ダイノジの大地さん。
虎のプリント柄が目につくロングTシャツだったかな?。
スェットだったかな?
髪型もバッチリと決め、黒のサングラスをかけてキレッキレのエアギターをかましてたダイノジ大地さん。
いや、凄かったな~。
「おお。スゲエ!」って思ってたら続々と人が集めってきて、気付けばみんなノリノリに。
相方の大谷さんがDJとなり、曲を回してそこはちょっとしたクラブのような感じに。
楽しかったな~。
ZEDDの「ビューティフル・ナウ」とかもかけて、会場のテンションはマックスに。
曲に合わせて大地さんのダンスもまた、見応えあってこれは来てよかったなと思ったもんだ。
凄いですよね。
芸人さんって。
なので、JETの「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」に導かれるようにして、行ってよかったと思っている。
本当にフェスとかって楽しめる仕掛けが色々とありますよね~。
2018年サマーソニック。
色々なアーティストを見て堪能させていただいたが…
「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」
その日のラスト、ヘッドライナーのノエルの「ドンルク」を見終わった後、帰路の車中で頭によぎったのはキレキレのパフォーマンスとJETだったわけで…。
自分の中ではサプライズ的な思い出だ。
素晴らしきかな、夏の記憶。
記事を最後まで読んで頂きありがとうございます!