
週末
暑い。
夏本番だ。
どこをどのような角度、視点で暑さを解きほぐそうと試みても暑いものは暑い。
脳天直撃の暑さだ。
頭のてっぺんから足のつま先まで均等に暑さが襲う。
この暑さを分解しようと思っても、キレイに意識の中に埋もれようとしてくれない。
暑いものは暑いのだ。
あまりジタバタせず、適切に冷房を使った部屋でこまめに水分補給をしながら、じっとしておれということか。
じっとしておこう…。
そしてこの七月。
京都では祇園祭が取り行われている。
豪壮な山鉾が軒を連ね、多くの方々が訪れて賑わいをみせている。
今年は海外からの観光客も多く来られていて、ちょいと前の京都の日常が一気に戻ってきた気がする。
賑々しい雰囲気がちょっと前に含んでいたようなよそよそしさを無くし、本腰を入れて確固とした賑わいとしてこの地を盛り上げようとしているのか。
素晴らしきことだ。
っとか言いながら自分は今年に入って一回も山鉾を肉眼で見てないけど…。
ちなみに祇園祭は先祭りと後祭りに分かれている。
山鉾が市内を練り歩く「山鉾巡行」も先と後と二回取り行われる。
先祭りの巡行は7月17日、後祭りの巡行は7月24日。
見れんな。
テレビでゆっくりと拝見させて頂こうか。
そして今年は各地で夏祭りも取り行われ、花火大会も盛大に取り行われる。
暑いけど、19時を越えても外は明るく、浮かぶ雲の様子を眺めても寂しさを感じない。
むしろ一種のそわそわとした気持ちを演出してくれるものなのかもしれない。
子供から大人になってもこの夏の独特の高揚感は、今でしか味わえない醍醐味なのかもしれない。
夏休みは子供だけの特権か?
否
大人も少し位は夏休みとっても良いじゃないか。
そうだ、折角だし今年は少し旅行でもしてみようかな。
それも良いかも。
この暑さの中、右往左往するのは難儀な話かもしれんが、たまにはエエかもしれん。
う~ん、何処行こう!
夏の電車に乗って、流れる景色を眺めるのも何か凄くグッとくるものがありません?
まあ、そんな事はどうでも良い。
今日は土曜日だ。
世間一般に言う週末だ。
休みの人もいれば、仕事の人もいれば、学校の人もいれば旅行の人もいる。
京都駅を歩けばたくさんの人々が往来し、この季節、そしてお祭り、そして週末であるという事を考えずとも連想させてくれる。
夏の晴れた力強い雲と、青さをたたえた空、さらに週末の空気感が自然と人々の歩みを決して軽やかではないが、軽やかさをはらんだ歩みの様相を呈している。
要するに一言では言い表せない歩みの様子ということか。
楽しいけど、暑いよな~
的なニュアンスか。
まあ、楽しそうなんだ。
この夏の週末というのは子供の頃は楽しみの一つでもあった。
両親も週末になれば休みで、何処かに出かけたり、一緒に花火をしたり、父親と夜に近所のカブトムシが取れる木に出掛け、木槌でどすんと木を揺らし、落ちてきたカブトムシを捕獲したりして楽しんでたっけ。
楽しかったな~。
大体7月の終わりから8月いっぱいが夏休みだったので、それだけで特別感はあったのだが、特に夏休みの週末なんて妙にそわそわしたもんだ。
週末はラジオ体操もなく、好きな時間に起きてみたいな…。
テレビではプロ野球中継で巨人の原辰徳選手や、中日の落合博満選手など夢中になって観ていた記憶がある。
あ~、夏休み。
そして素晴らしきかな週末…
良い思い出だ。
今でこそ完全週休二日制で土曜日と日曜日が休日となっているが、小学校五年生位までは土曜日も午前中は授業があり、午後から休みという感じだった。
完全に二日とも休みであった方が良いのかもしれんが、この昼からオフというのも、土曜日の午前中の妙なそわそわ感を生んでくれて、昼からの時間を楽しんだものだ。
楽しかったな~。
何だろう。
この夏の週末というのはどうにも子供の頃に色んな思い出があるような気がする。
大人になってもそれなりに思い出はあるんだが…
やはり子供の頃の思い出というのも印象が強いもんなのかな。
まあ、それは良いとして…
話をちょいと戻して、今日は祇園祭の後祭りの宵々山。
週末ということも相まって多くの人々が訪れている。
良い事だ。
多くの人が週末を迎え、ある人は楽しさを持ち、ある人は仕事かもしれない。
ある人は全くの違う感情を携えて週末を迎える人もいるかもしれない。
そんな週末を題材にした歌というのもそれなりにあるのかな。
ドリカムの「決戦は金曜日」など…。
パッと出てこないけど他にもきっとあるはず!
そんな週末。
週末を題材にした歌で好きな歌。
今でも時々聴き返している素敵な歌だ。
実際にリリースされた頃は四歳だったから、タイムリーには知らないけど。
大人になってから聴くようになって、大好きになった週末を題材にした歌がある。
歌詞のラストの部分が特に感情がこもっているような気がして一番好きな部分だ。
たまにはゆっくりとした週末に聴くのもいいかもしれない。
好きな歌だ。
浜田省吾さん。
マジ良いっすよね!
好きな素敵な歌です。
宜しければご視聴下さい!
記事を読んで頂き誠にありがとうございます!