見出し画像

「レディ・イン・ザ・バルコニー」

「彼女がバルコニーに…」

2021年2月、イギリスはウェスト・サセックス州でのこと。

同州チェチスターのカウドレイ・パーク内に、1875年に建てられたヴィクトリア朝のカントリー・ハウスでエリック・クラプトンのライブが行われた。

時はパンデミックの真っ只中。

無観客のライブとして開催されたのである。

「ロックダウン・セッションズ」

作品としてそのライブは2021年に発売されている。

「レディ・イン・ザ・バルコニー」

ライブにメンバー以外で唯一入館を認められた女性、メリア・マッケナリーがバルコニーで笑顔で拍手する姿が映し出される。

メリアは現在のエリックの奥様だ。

ちなみにクラプトンは1945年生まれの80歳。
メリアは1976年生まれの49歳。

うん、31歳差婚ですね。

いや、特に何か言いたいわけではないですよ。

ええ、何となく書いてみました。

なんか凄いなと…。

話を戻そう。

「バルコニーにいる女性へ…」

エリックが楽曲を彼女に捧げている場面がある。

彼女の満面の笑み。

そして唯一の観客から(メリア)の拍手。

「ロックダウン・セッションズ」の一つのハイライトかもしれない場面だ。

時は流れ2025年。

エリック・クラプトンは4月に来日公演を行う。

御年80歳での来日公演!

場所は東京日本武道館。

ちなみに日本武道館公演回数は今回の公演を含めて110回に上るそうだ。

当然のことながら有観客で。

チケットの売れ行きも好調だそう。

追加公演も決定しましたもんね。

いつまでも元気でご活躍されてほしいものだ。

エリック・クラプトン。

自分が聴き始めたのは1999年に発売されたベスト盤から。

1980年代~1990年代の楽曲が収録され、まさにその頃のエリック・クラプトンを聴くには最適のベスト盤だった。

当時自分は高校三年生。

まだ洋楽を聴き始めて2年目くらい。

ハード・ロック系から聴き始めた自分にとって、刺激は少ないがなんかオシャレに感じたクラプトン・サウンドを夢中になってリピートしていたのを思い出す。

「チェンジ・ザ・ワールド」 「ティアーズ・イン・ヘブン」 「ブルー・アイズ・ブルー」 「レイラ(アンプラグドバージョン)」 「マイ・ファーザーズ・アイズ」などが収録されていてオシャレだったんですよね。

特に「レイラ」がね、ハマりましたわ。

アコースティックギターが繊細に鳴り響いてて、大人な雰囲気に生意気にも当時18歳の自分は「都会的でオシャレな響きやで~!」っとハマってしまって。('ω')

今でもよく聴いてますけどね。

ええ、なのでそのころのイメージが強いんですよね。

自分の中のエリック・クラプトンて。

ギュイン、ギュインエレキを鳴らしているクラプトンではなく。

アコギを渋くしっとりと聴かせ、エレキもどことなく大人な演奏しているクラプトン。

そんな感じですね。

せやからデレク・アンド・ドミノス時代の「レイラ」を聴いた時はちょいとビックリしましたね。

「おや?何か違うぞ。」

そりゃ違うっちゅうに!って話ですね。

歌い方も激しいですし。

まあ、パティ・ボイドに向けた情熱的な恋心を表現しているからですね。

「レイ~ラ!!」

いや、ビックリしましたね。

「俺を跪かせたんだぜ!!」

ってね。

若い時の歌い方の方がそのニュアンスが伝わってきますかね。

んであのイントロ。

絶対ではないけどどこかで聴いたことありますよね。

ええ。

こちらの「レイラ」もドはまりしましたね。

ってか今でも聴いてますね。

あのイントロ鳴るとね…

通勤電車の中でもテンション上がってね。

いや、まあ大変ですね。

何がかは分かりませんが。

思い出深い曲ですね。

話を元に戻そう。

1999年のベスト盤からエリック・クラプトンを聴くようになり、本当にその年や翌年もムッチャ聴いてたんですよ。

次の年(2000年)なんか環境が変わって新しい仲間や、先輩達の元でね、そりゃ趣味の話なんかした時にはこれエエで~!っと薦めてみたもんですよ。

懐かしいですね。

んでその年にクラプトンの新譜が出るぞって情報が入ってきてね。

楽しみにしましたね。

作品はB.B.キングとの共作で「ライディング・ウィズ・ザ・キング」ですね。

当時B.B.キングの名前は聴いたことあるけど、どんな演奏しはるんやろってな感じのレベルでしか知らんかったんですよね。

ってことは「ブルース」の「ブ」の字も知らんかったんですよ。

ええ、クラプトンも件のベスト盤しか聴いたことなかったから「ブルース」らしい楽曲を聴いてなかったんですね。

あのベスト盤は多分自分みたいなライトユーザーでも聴きやすくて入り込みやすい楽曲をチョイスしてあったと思うんで、ホンマに「ブルース」ってジャンルを知らなかったんですね。

ようはベスト盤のクラプトンを期待してたわけで。

んで買いますね。

さっそく仲良かった先輩達やらと聴いてみたわけで…

「………」

っでしたね。

ええ。

ブルースってジャンルを聴いたことなくて。

「ブ」の字も知らない若造だったわけなんですよ。

今でも思い出しますね。

その時の先輩のセリフが

「渋いけど…渋すぎやせんか?」

「何か、想像してたのと違うな」

対して自分は…

「いや、めっちゃエエやないすか!」

そんなことほざいてましたネ。

ええ、むっちゃエエ作品ですよ。

なんですけど、その時初めて耳に触れた「ブルース」の音色があまりにも想像と離れてて…

ええ、今ではブルースムッチャ好きやし「ライディング…」もフェイバリットな作品だと言えるんですがね。

当時の自分達には「大人」すぎた印象があった作品でしたね。

ええ、繰り返しますけど今では好きな作品の一つですよ。

懐かしい思い出ですな。

んで当時よく聴いていたのが表題曲の1曲目「ライディング・ウイズ・ザ・キング」。

キングの声がゴージャスで野太いな~、なんて思ってましたね。


それからクラプトンの作品を他にも集めてみようと思って少しづつ色々と集めていったんですよね。

その過程で「クリーム」時代や、「デレク・アンド・ドミノス」時代を知るわけで。

あと1998年発表の「ピルグリム」とか。

これは当時のクラプトンってな感じだったんで、すんなりとハマった記憶がありますね。

ええ。

そうこうしている内に年が明け、翌2001年に何とまたクラプトンの新作が発売されるんですね。

「レプタイル」

ですね。

 
レプタイルってのは…

私が生まれ育った地方では「レプタイル」という言葉は(訳者注;爬虫類、転じて卑劣漢といった意味)、愛したり慕ったりする気持ちを表現する時に使われている。
気持ちを込めて敬意を払うようにして使われる言葉であって、決して人を侮辱する言葉ではない。相手に対する認知の証しのようなものなのだ。

アルバムライナーノーツ引用
エリック・クラプトンの言葉より

ってな意味合いだそうで。

これがね、ベスト盤の世界感が好きだった自分にはドンピシャだったんですね。

どことなく洗練されてて、オシャレで、んでブルースもほどよく演奏してて、品の良い「静」と「動」が混じりあってた気がするんですね。

カッコイイなと。

2001年の春先とか(発売が2001年3月2日)、春とかムッチャ聴いてた記憶がありますね。

あと同じ時期だとB‘zの「ウルトラソウル」(発売が2001年3月14日)

紅白でどえらい賑わってましたね(^^)/

「ヘイッ!!」

って。

きっと掛け声あげてた方もいるのでは?

いやまあ自分もなんですがねwww

ええ、それは良いんですよ。

レプタイル。

もう抜群のバランス感覚の作品だなと。

ええ、ベスト盤から何かクラプトンに対する世界感が広がった気がしましたね。

まあ良かったんですよ。

んで1曲目がインストなんすよね。

「レプタイル」って。

2曲目がブルースのカバーなんですよね。

3曲目がJ.J.ケイルってミュージシャンのカバーなんですよ。

良い感じの出だしでね。

そして4曲目がクラプトンのオリジナルで「ビリーヴ・イン・ライフ」って楽曲なんですね。

1曲目がインストなんで、歌入りの作品はこの曲で初めてオリジナルが登場するんですよ。

レプタイルでは。

何か思い入れありそうですよね。

曲調はちょいとボサノヴァっぽくて、オシャレなカフェやコーヒーの時間に合いそうな気がしますね。

自分だけですかね。

どうでしょ。

へへッ、そんなことはどうでも良いんですね。

「僕は明かりよりも君を愛している
 そしてずっとこのままでいるよ
 人生を信じている限り」

 

いや、なんかね。

照れちゃいますね。

書きながらね。

スミマセン。

いや、良いラブソングですね。

「ビリーヴ・イン・ライフ」

この曲はアメリカ、ドイツ、日本などでシングル・カットされたんですって。

ええ、やっぱり思い入れがあったんでしょうね。

曲の順番と言い、それまでの曲構成(インスト→カバー→カバー→オリジナル)からしても。

それもそのはず、現在の奥様メリア・マッケナリーについて書いた曲だからですね。(ロックダウン・セッションズライナーノーツ参照)

きっとそんな意味合いがあるんではなかろうかと。

ええ、クラプトンにとっては「最上」のラブ・ソングってなわけなんでしょうね。

当時の。

なので順番などにこだわったんじゃなかろうかと。

知りませんけどね。

心憎いですね。

んで、「ロックダウン・セッションズ」でクラプトンはこの曲をパフォーマンスするわけなんですね。

「レディ・イン・ザ・バルコニー」って言って。

奥様に捧げたんでしょうね。

奥様も嬉しそうで。

演奏終わったあと、メリアは満面の笑みで拍手を送っているんですよね。

「レディ・イン・ザ・バルコニー」

ハイライトシーンですね。

心憎いですね。

妙に印象に残っているんですよ。

ええ、エリック・クラプトン来日に際して何となく思い浮かんだこと書いてみました。

楽しみですね。

来日公演。

最後に「ロックダウン・セッションズ」時の「ビリーヴ・イン・ライフ」を。

演奏も最高ながら、もうね奥様の笑顔と拍手がね。

凄い印象に残りますね。

やっぱ良いですね~。



記事を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます

いいなと思ったら応援しよう!