東へ西へ
お久しぶりnote。
御無沙汰ぶりnote。
何を書こう。
そうだな…。
やはり手堅くまずは時候の挨拶を。
三月ですね。
早いな~。
2024年も残すところ約300日位…。
振り返るにはまだ早いみたいですね。
それはいいとして…
今年は二月がいつもより一日多い閏年ってやつだったんですけど、「二月は逃げる」ってのは本当だったみたいですね。
あっという間だ。
三月は去る…。
そういえば卒業式を終えた高校生の集団らしき人々を街で見かけたな。
自分にもそんな時期があったっけ…。
高校生だけではなく、大学生達も卒業式を迎えている。
「三月は去る。」ってのもどうやら本当のようだ。
名残惜しくもあり、寂しくもある。
そんな季節か。
「三寒四温」と、寒さと暖かさの割合を表した言葉があるが、ぼちぼちとそんな時期になってくるんでしょうね。
寒さの名残を残しつつ、生命が息吹く季節に向けて暖かさの走りを演出する三月。
来たるべき春に向けて自然は相応の身支度を整えているわけなんでしょう。
そして三月は年度末という事で何かとお忙しい方もいらっしゃるのでは。
十二月とは違うバタバタ感がありますよね。
この時期って。
本当にご苦労様です。
まあ、来たる新年度に向けて三月は自然界でも人間界でも重要な月なんでしょう。
きっと。
ちなみに明日(三月五日)は旧暦の二十四節季でいう、啓蟄(けいちつ)の初侯が始まる日のようだ。
蟄虫の戸を啓く(すごもりむしのとをひらく)
冬ごもりしていた虫達が、姿を現しだす頃。
虫だけではなく、様々な生き物が目覚め始める時期にもあたるそうだ。
まだ寒いとはいえ、確実に春は近づいているというわけか。
昔の歌ではないけど、ちょっと気取ってみたくなる季節がすぐそこまで来ているわけだ。
春になれば、起床するのに寒さと格闘せずによくなるのでありがたい。
ありがたいが、古代中国の詩人さん(孟浩然)が述べられたように「春眠暁を覚えず」=気候が良く、夜が明けたのを知らずに眠ってしまい、かえって中々起きられないとか。
そう考えると春というのは悩ましい季節でもある。
春に限ったわけではないが、疲れていると昼にウトウトとしてしまう時もある。
昼寝ってやつか。
数分だけでも寝たら、妙に頭がスッキリしますよね。
昼寝って。
ちょっとした休憩の合間とかに眼を瞑り、少しウトっとするだけでも脳内の疲労が抜ける感じがする。
まあ、聞いた話によれば眠り過ぎは良くないそうだが…。
短時間の昼寝なら効果があるというわけか。
昼寝と春眠はセットではないが…
セットではないが、春の陽気と昼寝もまとめて考えてしまう。
程良い暖かさの時って眠たくなりますよね~。
ただ、昼寝は寝すぎるとかえって夜に眠れなくなるので用心しなければならない。
自分も経験があるが、昼寝をし過ぎると妙に夜目が冴えてしまい中々寝付けなくなる。
それでは折角のこれから訪れる「春眠暁を覚えず」の言葉に潜んだ、春の陽気に潜む趣きを味わえない。
まあ、程々にという事なのだろう。
そういえば昼寝をしたら夜中に眠れないのはどういうわけだ?っみたいな事を歌っている曲があったな。
目覚まし時計も母親みたいに頼りにならず、自分自身も睡眠不足で…。
そうそう井上陽水の「東へ西へ」だ。
あの独特の言い回しと、ストレートに「みんな頑張れ」と歌う歌詞が凄く耳に残る好きな歌だ。
月が流れて東へ西へ、満員電車に揺られた人々を歌い、その電車を夢の電車と指して東へ西へと言い表し、黒いカラスと独特の表現でカラスを東に西にと行かせている「東へ西へ」の歌詞の世界。
黒いカラスって表現好きなんですよ。
何か良いですよね。
その様子から歌詞の主人公が忙しそうで、愛しいあの娘に会うことを糧に今日も東へ西へと奔走してる様子が伺える。
途中満員電車で老婆が床に倒れて笑ってたりとか、カラスが出てきたりとか一筋縄ではいかないような世界感が歌詞の中で広がっている。
最後歌詞には花見というワードが出たりと、何となしに忙しくてこれから春を迎えるこの季節に聴きたくなる。
井上陽水が歌う「東へ西へ」も勿論好きだが、iriがカヴァーしたバージョンも好きだ。
iriのベスト盤にカヴァーした「東へ西へ」が収録されていて、最初聴いた時大胆なアレンジとiriの低く気だるい感じの雰囲気を創った声が曲に凄くマッチしている気がしてカッコイイな~、なんて思ってたっけ。
少し食い気味のビートのリズム感とか耳に残るものがたくさんあり、一時夢中になってよく聴いていたな。
良いですよね。
当然他にも良い曲だらけではあるが…
カヴァー・バージョンの「東へ西へ」
好きな曲です。
そういえばこの三月に初めて日本武道館で単独ライブするんだっけ。
十三日の水曜日だったっけ。
いや~、観てみたかったな~。
最高なんでしょうね!
iriも好きなアーティストです。
この三月にこれから迎える春や、人々の往来を眺めていると何となく「東へ西へ」を思い返してしまった。
歌詞ではないが、頑張りながら東へ西へと参りますか。
なんちゃって。
記事を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!