好きなことを仕事にするな?暇すぎる人生を最高にするFIREの次に流行ること
20代で自由に暮らせるようになった。
サラリーマンとして働いた銀行を辞め、サイドFIREとして「やりたいこと」を仕事にした結果、20代で資産は1億円を超えました。
30代では新たなことをはじめるべく、新しい軸を試しながら日々葛藤しています。
限られた人にしか伝わらないnote。
今回は『浅く広くから深く狭くビジネスを育てる意識』の話。
20代で経済的自由な生活になった成功と失敗、SNSでは言えないリアルな経験談を表も裏も包み隠さず赤裸々にまとめていきます。
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■ やりたいことを試す姿勢
世の中には様々なアドバイスが溢れています。正直言って、そのほとんどは余計なお世話で、何の意味もないフレーズばかりです。
ただ、残念ながら聞き心地のいいパワフルなフレーズほど、盲信されやすいのも事実です。実際、やってみるとわかりますが、好きなことでも、やりたいことでも、何でも構わないのです。
人生100年時代だからこそ、得意なことや継続できることなど、何でもいいから楽しむことが大切です。結局、今の時代に必要なのは、自分の好きなように楽しめることをすればいいということだけです。自分の人生に責任を持ち、自ら決めたことをやるだけです。
何も言わず、何も考えず本能のまま、思いついたことを「行動に移す」だけです。その先の未来は誰にもわかりません。ちょっと人より優れていて、継続する意欲があれば、たまたま大成することもザラにあります。
結局、人生はやってみないことには何も始まりません。やってみたいことを浅く広く試すことさえも行動です。人は年齢が上がるにつれて、下手に賢くなってしまいます。やらなくても想像できてしまうため、行動に移すことが億劫になってしまうのです。
年齢が上がれば上がるほど行動できなくなり、現状維持のまま、歳とともに衰退していくのはもったいないです。
だからこそ、とりあえず「やってみる」という軽い気持ちで実験する思考を持ちましょう。
■ 知的探究心を満たす
あなたが人生で大切にしていることは何ですか?
人生で大切にしていることを犠牲にしてまで雇われて働く必要はありません。会社に雇われて仕事をする必要もない時代になりました。試行錯誤すれば、個人で自分のビジネスを持つことも可能です。経験や知識があれば、自分のやりたいことをマネタイズすることができます。
もう一つ、意識すべき指標が「知的探究心」です。知的探究心は、人間が生きていく上で欠かすことができないエネルギーです。見てみたい、知りたい、やってみたいといった知的好奇心を満たすような行動を習慣化することは意味があります。
自分自身の思考のままに、赴くままにやりたいことを追求していく思想です。もっと単純に言うと、少年の頃のような思考を持ち続けることです。毎日が忙しかった小学生の頃のように、やりたいことで溢れている状況を作れば、人生はより充実していきます。
楽観的な思考を持ちながら、肯定的に物事を受け止め、未知の経験にどんどん挑戦していく少年心を持ちましょう。時間に余裕のある人生だからこそ、自分が感じる欲求を大切にしながら、試行錯誤することは大いに役立ちます。
■ 浅く広くから深く狭く極める
「やりたいことを試す」「知的好奇心を満たす」行動ができるようになれば、自ずと探究心も芽生えてきます。むしろ、やりたいことを浅く広くやり続けるといずれ興味が尽きてしまいます。
浅く広く思考を広げた後は、興味を持ったことを深く狭く極めてみることも大切です。ショーペンハウアーが言った「労作」のように、一部の人にしか響かないようなものでも、自分自身の中で最高傑作のような作品を作り続けることも必要なのです。
またニーチェのいう「獅子」のように強い意志と独自性を持ち、価値を創造し、既存の価値を破壊するように深めることが次のステップです。
さらに「1万時間かければプロになれる」というマルコム・グラッドウェルが2008年に出版した『天才!成功する人々の法則』の本にもあるように、1万時間かければ、ある程度のことはプロになれるくらい「極めること」ができます。
フロリダ州立大学の心理学者K・アンダース・エリクソンの研究によると、「卓越した業績を上げた人々の研究を行い、ある分野で専門家レベルのパフォーマンスに達するには1万時間の『意図的な練習』が必要だ」という結論を出しました。
ショーペンハウアーが言う「労作」に人生の時間をかけるように、ニーチェのいう「獅子」のように既存の価値を破壊するような新しいものをつくり、グラッドウェルやエリクソンのように1万時間の意図的な練習をする意識が必要です。深く狭く極めることで人生の充実度を高めることができます。
■ 試す人生をコンテンツにする
現代社会ではマネタイズが重要です。資本主義社会である以上、何かを始めるにはそれなりのお金がかかります。だからこそ、マネタイズすることは必要不可欠です。
特に、試行錯誤の過程を残すこともポイントの一つです。「試す」ことをイメージしながら、自分がやってきた成功も失敗もすべてまとめるのです。実際、僕と同じような境遇で新しいことを始めたいと思っている若者は多いはずです。
そのため、人生をコンテンツとしてマネタイズするのは合理的です。人生を楽しみながら、その過程をビジネスにする方法です。
例えば、センスを活かして集客をしたり、ブログやYouTubeを使って日常を配信したりするのも一つの方法です。趣味を極めることができる時代だからこそ、償却さえできれば、ある程度の収入を得ることができます。
さらに言えば、経済的自由を達成できるような資金を持っているからこそ、稼ぐことよりも損益分岐点を超えない程度の現状維持のマネタイズができます。利益を追求せず、少しのキャッシュや運転資金を得るようなモチベーションであれば、比較的簡単です。
月数千円から数十万円、ヒットすれば数百万円の収益を上げるようなモデルを作ることができる場合、人生をコンテンツにする価値があります。
何よりも人生を楽しむと、良い意味でも知的貢献や心を満たす知識として、試してみる価値はあります。人生に余裕ができるからこそ、マイクロ法人のような法人を作って、一人社長としてマネタイズするのも面白いでしょう。
■ マイクロ法人という一人社長
最近では、マイクロ法人という1人社長の会社を作る人も増えてきました。僕自身もマイクロ法人を作っています。
人生をコンテンツ化しながら、会社としてビジネスを展開しています。会社の設立は今やネットを使えば簡単にできるようになりました。無料のツールを使えばフローに従って進めていくだけで、あっという間に社長になることができます。
何よりも会社を設立した方が、法人でしか契約できない案件を獲得できたり、権威性を利用して一般の人への印象を和らげたり、自分自身の仕事に対するモチベーションを上げたり、個人よりも経費計上の幅が広がったりとメリットもたくさんあります。
また、海外で法人を設立することもできる時代だからこそ、海外移住をして拠点を日本から別の国へ移すこともできます。そもそも所得税がかからない国もあったりと、できることの幅は広がっています。
僕自身、海外で法人が作れる場所やタックスヘイブンのような土地があるのかどうか、実際に適した場所を探してきました。
結局のところ、現地の通貨を保有することになるため、長期間住みたいと思えるような場所でなければ法人を設立する意味はないと考え、今現在は海外で法人を設立していません。手元に残る資金は増えるかもしれませんが、諸費用のコストパフォーマンスの悪さ、諸手続きの煩雑さ、為替リスクなどを考えれば、今すぐに実行する必要はないと判断し、保留しています。
近い将来、日本以外の国にも住みたいと考えているので、また拠点を移したときに別の国で法人を設立してビジネスを展開する可能性もあります。
■ 新たな選択を選ぶ思考
なんだかんだ言っても人生は続きます。だからこそ、思考を止めないのは鉄則です。
経済的自由になってからといって、何もしなくていいわけではありません。自分に必要なことを考えて、やりたいことをしていける自由な時間にしましょう。
フリードリヒ・ニーチェは、『ツァラトゥストラはこう語った』で「末人」という概念を提唱しました。末人はニーチェが批判する、現代の無気力で自己満足した人間像を表しています。何も求めず、挑戦もせず、ただ快楽と安逸を追求するだけの存在です。
一時的な無気力は無駄ではありませんが、人生をかけて末人となってしまうのはもったいないです。だからこそ、ニーチェのいう「獅子」を目指すべきなのです。強い意志と独自性を持ち、価値を創造し、既存の価値を破壊する意識が必要です。
獅子のように強い意志と独自性を持ち、傑作を作るようにマスターピースを求め続けると、自然と人生は忙しくなります。末人のように堕落した生活をするのではなく、人生の暇つぶしという名のマスターピース作りを徹底することが、僕自身が経験した人生の攻略法です。
ニーチェの哲学の中心にある「ニヒリズム(虚無主義)」との闘いにもあるように、神の死や伝統的価値の崩壊に伴う意味の喪失を嘆くのではなく、これを克服し、新しい価値を創造することが必要なわけです。
「超人」の概念にもあるように、ニヒリズムを克服の象徴となるような超人を目指すのも悪くはありません。従来の価値を超越し、自らの人生に意味を与える存在を目指すべきです。希望を持たないニヒリズムではなく、積極的に挑戦し、自分自身を超えていく意志を持つことが重要なのです。
■ 何も考えず自由に行動する
一言で言うなら、人生は暇つぶしです。人生100年といわれる時代だからこそ、自分の人生を楽しみながら自由に生きることができるかという物語です。だからこそ、奴隷のように働く必要もないし、お金にとらわれて一生数字を追いかける必要もないわけです。
結局のところ、何も考えずに自由な行動をとることができるのは、経済的自由を得た人の特権です。一生働かなくても生きていけるような資産を持ち、なおかつ、自分の好きなことができる知識も持ち、資金と時間を持て余すからこそ、本当の自由を謳歌してみるのもいいです。
この自由な思考の領域にたどり着いている人はなかなかいないように感じます。もっと自由な人が増えて欲しいからこそ、裏と表のリアルを発信しています。
多くの人が周りの評価や固定観念に縛られて、自分のやりたいことや人生で本当に大切なことを見失いがちです。人生は1度きりということを肝に銘じながら、自分がやりたいと思うことを追求するのが人生なのです。
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このnoteでは、限られたさなかさすが人にしか伝わらないニッチな情報を、偉人たちの言葉や最新エビデンスを元に主観を交えてお届けします。似た考えの人が共感でき、新しいことを始めるきっかけとなるようなコンテンツを発信していきます。
人生をより面白くするための試行錯誤の様子をまとめていきます。20代で経済的独立をした背景や30代の自由な暮らしのリアルを表と裏も含めて赤裸々に紹介します。面白さを追求して日々奔走する姿をお伝えします。