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芸術家のたまり場!19世紀後半パリのカフェ

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《カフェコンサート》1887-88年
ジョルジュ・スーラ(フランス)

カフェの喧噪とディーバの歌声が聞こえてくるよう…

前回に引き続き点描の創始者スーラ、と言ってもコンテですが…

聴衆のシルエット越しに歌姫
時代を超越した点描の作品とはひと味違う
古き良き時代の映画のシーンような郷愁を誘う作品
夜な夜な多くの芸術家たちが集まって
芸術談義をしていたころですが
スーラは内向的な性格と徹底した秘密主義だったようなので
議論には加わることは無かったのでは…?

今回調べて分かったことなんですが
なんとスーラさん短命で31歳で亡くなっています(死因はジフテリア?)
どおりで作品が少ないわけです
(点描は時間がかかるからかなと思ってました)
最後の作品《サーカス》※は未完のままになっていますが
知らない人が見たらわらないくらいには仕上がっていて
未完ってのがまたいいです!

※《サーカス》オルセー美術館所蔵

紙にコンテ 31.4cm x 23.6cm
クリーブランド美術館
URL: https://www.clevelandart.org/art/collection/search?only-open-access=1

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