見出し画像

2023年の映画

2023年印象に残った映画
1.キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
2.フェイブルマンズ
3.イノセンツ
4.福田村事件
5.winny

23年は大変豊穣な年でした。
『月』でも『春に散る』でも『ゴジラ-1.0』でも映画的興奮を味わったし、
フィンチャーもクローネンバーグも突然やってきたし。ファンとしては幸せな一年。
邦画が力を魅せつけた一年でもありました。
大きな資本力を持つスタジオではないところから、情熱を持った作品が生み出され、それが話題になった。
扱う題材ゆえ企業やスタジオが二の足を踏んだ作品もありますが、希望は、23年に撮られたいくつかの作品により、そういった是非を容易につけ難い企画も注目を浴びたことです。また、そういった作品にも率先して出演し、素晴らしい演技を見せ、そのヴァリューで逆境の弱小プロダクションを援護射撃した役者も多くいました。『月』のオダギリジョーは本当に素晴らしかったです。必然として作品全体を覆わねばならなかった陰鬱な空気に、ひとりで救済を与え、観客に救いを示す役者ぶりでした。
…かと思うと、年末には『ゴジラ-1.0』がきて、巨大スタジオとして(そして日本映画としての)エンタメ大作を見せてもくれたし。

でも今年の主演男優賞は間違いなく東出昌大さんです。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?