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3年間で107冊読書をした大学生がおすすめする、人生を変えた7冊の本を紹介してみた。

どうも、あべです。

最近気づいたのですが、大学1年の1月~大学4年の4月までに107冊の本を読んでいました。

もう、僕の生活の中で本を読まない日はありません。絶対に数ページは読むような生活習慣になっています。#Kindle感謝

またですね、最近友人からおすすめの本を紹介してほしい!と何件か連絡を頂くことがありました。なので、今回はおすすめの本を5冊紹介したいと思います。

というか、僕の人生を変えた7冊みたいな感じで紹介しますね~!

西野亮廣さんの革命のファンファーレや、ザ・コピーライティングのようなスキル関係の本というよりかは、考え方や社会理解、マインドセット関係の本に寄せています。

では、いってみよう。

全人類読んだほうがいいとおもう一冊目:人を動かす

あの、とりあえずこの本は絶対に読んだほうがいいと思うのが、D・カーネギーの人を動かすという本です。

この本。

対人関係のすべてが詰まっているといっても過言ではない本です。

私も半年に一回は、絶対に読み直しています。

例えば、一番最初の「盗人にも五分の理を認める」は非常に有名な話です。

簡単に言えば、一見悪いことをしている人でも、その人なりの考えや背景があることを知ろう!ということなのですが、本の中のたとえ話が多すぎて、超わかりやすいです。

実際に、この本を実践したことも何度もあります。

例えば、過去に自分の活動に批判的な意見をもらったことがあるのですが、批判をもらったとき、「批判か~くそ~プンプン」と思わず、

「この人はどういう背景で、どういう性格で、どういう経験の上で批判してくるんだろう?」と気になって、Zoomで2時間ほど話したこともあります。

批判や意見をしてくる人には、その人なりの考えや背景があります。まずは、そのことを知るのが大切だよ。という教訓です。

もう、この本を読んで人の愚痴をすることも無くなりましたし、イライラすることはあっても冷静になることができます。非常に良い本です。多分人生変わります。読んでみてください。1650円以上の価値があります。

本当の自分に行き詰ったときに:私とは何か

大学生だとあるアルなのかもしれませんが、「私のやりたいことは何だろう?」や「私って本当はどういう人なんだろう?」と悩む時期があります。

自分探しの旅をしている人もいるくらいなので、結構多いのかな?と思っています。

そういう方におすすめで、自分の人生を変えた2冊目の本が、平野啓一郎さんの私とは何かー「個人」から「分人」へいう本です。

この本を手にしたのが、ちょうど2年生に上がる前の春休み。高校時代の友達と話すときの自分と、活動的な自分、大学の友達と話しているときの自分が違いすぎて、「あれ、本当の自分ってどれだ?」と悩んでいた時期です。

その時、この本を読んで心が軽くなりました。

分人主義という考え方は、僕にぴったりだったんです。

分人主義を簡潔に説明すると、「環境や対人関係によって、人の態度が変わるのは、その場その場で新しい自分。つまり分人が形成される」という考え方です。

超しっくりきました。

「あ、環境や対人関係で人格変えてもいいんだ~」と思った瞬間です。

自分の思考を広げていくなら:13歳からのアート思考

次から4冊は、今の自分の思考を築いた本です。

まずは、自分の思考の幅を広げていきたい人は、末永幸歩さんの13歳からのアート思考がおすすめです。

この本は、アートを教えてくれます。それどころか、アートの見方を通じて、自分に新しい視点を見せてくれます。

例えば、21世紀のアート業界に一番影響を及ぼしたといわれるアートがこちらです。

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このアート作品のタイトルは「泉」。

正直何が言いたいのか、何がアートなのかわからないですよね?

ただ、この本を読めばアートの考え方、視点がわかります。

話は飛びますが、「今の自分の考えじゃだめだ!」と悩んでいる方がいらっしゃれば、13歳からのアート思考が一番おすすめです。

なぜかというと、アートの鑑賞方法の一つに、アート作品を見て、疑問や問いを立てて想像し、何が伝えたいのかを自分の中で考えるというプロセスがあるのですが、これが非常に視野を広げる特に役立ちます。

しかも、アートというものは一人一人受け取り方が違うことが多いです。それだけではなく、同じ作品を見てもその時の環境や感情によって、受け取り方は変わります。

つまり何が言いたいかというと、アートの鑑賞をすることで、今の自分の状況や感情と向き合うことができます。

加えて、「この作品はなんだ?」という探求プロセスを何度も通ることは、日常生活でも役に立ちます。いつも気づかないことに気が付くことが増えるんです。

「なぜ、車は左側に走っているんだろう?」「なぜ、大学生は男性は男性で固まって、女性は女性で固まるんだろう?」などです。

そして、疑問が出てきたら調べればいいんです。世の中はアート的な一面もありますが、ほとんどのことは調べれば答えが出てきます。

このようなプロセスを通じて、自分の視野がどんどん広がっていきます。なので、「今の自分じゃダメだ」と思う方は是非読んでみてください。

また、自分はこの本を読んだ後、音楽や風景の感覚に興味を持ち始めました。特に音楽でいうと雰囲気、風景でいうと光に興味を持ち始めています。

戦略的な考えを身に着けたいなら:孫子の兵法

先々を考える、いわゆる戦略的思考を身に着けたいのであれば、孫子の兵法を強くお勧めします。というか、この本超絶勉強になります。

孫子の兵法というのは、大昔の中国。春秋戦国時代に戦略家として活躍した、孫武さんが書いた兵法書です。

兵法書というだけあって、戦い方なのかな?と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも違います。

孫子の兵法は「いかにして戦わずして勝つか」をテーマとしている兵法書なのです。

例えば、僕が好きな一文に「上兵は謀を伐つ。その次は交を伐つ。その次は兵を伐つ。その下は城を攻む」というものがあります。

簡単に翻訳すると、1番かしこい兵士は相手の意図や狙いを潰し、2番目に賢い兵士は相手の同盟や補給路などを潰し相手を弱め、3番目に賢い兵士は正面突破で戦い、最後は相手が待ち構えているところに攻めに行くというものです。

「いや、どこに使うねん!!!」と思うかもしれません。

自分なりにこの文章を落とし込むと、簡潔に言えば「相手の意図を考えて読め」なんですよね。例えば、僕がこの記事を書いている意図は何だ?とかです。

他にも、イベントに協力したい人の意図は何だ?イベントに参加している人の意図は何だ?自分に相談してくれる人の意図は何だ?など、相手の表面的に見えてない意図をくみ取ること。これが一番賢い人がやることだ。

みたいに考えています。その2についていえば、相手の人間関係や背景をくみ取り一緒に活動していくみたいな感じですね。ただ、相手の意図は読めていないので、相手が満足するかはわかりません。

ただ、はじめましての人と話すときは、その人の名前でgoogle検索したり、SNSで調べてたりすることは大事ですよ~というような感じです。うん。

孫子の兵法は、一つの文章でも色々と応用できることが詰まっています。「兵士は詭道なり」「敵を知り己を知れば百戦危うからず」など、人生に応用できる教訓ばかりです。非常におすすめなので、読んでみてください。

ちなみに、なぜここまで応用できるかというと、孫子がいた時代。負けたら国が亡ぶんですよ。つまり負けられない戦いなんです。だからこそ、考え抜いた人間の本質、戦いの本質が詰まっていると思います。

やりたいことが絞れない人に:藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

ここからはサクッと行きますね。やりたいことがわからない、やりたいことが絞れない人には、藤原和博の必ず食える1%の人になる方法がおすすめです。

簡単に言えば、専門家になれないひとは「スキルや経験の掛け算、面で勝つ」という話ですね。

自分は多動な人なので、この考え方がすっきりしました。

やりたいことが絞れない人は、きっと絞らなくてもよいんだ~と思うでしょう。僕のキャリアに関する考えを変えてくれた本です、専門家志望の方でも一度読んでみてはいかがでしょう。

やりたいことが絞れない人に:編集思考

上の藤原和博さんの本の考えを支持するような本です。

そして、自分が編集者、プロデューサーに興味を持ちはじめた本です。

簡単に言えば、編集というプロセスを通じて、新しいことを生み出せるという考え方ですね。

例えば、プログラミング専門家だとAIとかWebサイト制作はできるかもしれません。もしそこにライティングが加われば、Webメディアを立ち上げることができますね。SNSマーケティングがわかれば、PV数を増やす先が増えますよね。

そんな感じで、スキルの掛け算をすることで新しいことができる。みたいなイメージです。

ただ、それは先ほど藤原和博さんの本と同じ内容です。面で戦うってやつですね。編集思考はそれに加えて、人を探したり繋げたり届けたり深めたり、自分のスキルセットに捉われない考えです。

面白かったのでぜひ。

資本主義理解、社会勉強として:僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか

この本は、今までご紹介した本と別ジャンルですが、非常に面白かったです。資本主義経済がどういう風に回っているのかを理解することができました。

簡単に言えば、例えば年収1000万円でも貯金ができない理由を、マルクスの資本論から引用して解説したり、ビジネスがどういう風に回っているかだったり、前半部分ですごく勉強になる内容でした。

ただ、内容が比較的難しいので、何度か自分も読みます。

よく「ゲームをするなら、ゲームのルールを知れ」といわれます。「ゲームのルールを知れば、勝ち方がわかる」といわれます。

その資本主義のルールを知ることができます。しかも、経済関係の本や資本論の本と違ってわかりやすく。イラスト付きです。

超絶安い本なので、よければご覧ください。

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

長々と書いてしまいましたが、107冊くらい読んだ自分が、今でも心に刺さっている7冊を紹介しました。

もちろん、人によって刺さる本は違いますし、必要な情報が違うときもあります。

今回は、「あべこう」に刺さった本という一例としてご覧いただければと思います。まぁ、めっちゃ良い本なので、もしよければ読んでみてくださ~い。

では!

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あべこう
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