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3.11を経験した防災士直伝!お手軽非常食
2011年東日本大震災を宮城県で経験したアベナオミ。イラストレーターの傍、防災士として全国の防災セミナーで講師を務めるアベナオミが、防災対策を解説します。
お手軽な非常食とは?
非常食というと、カンパンやアルファ米のおにぎりなど思い浮かべる人もまだ多いと思います。被災生活を経験から考えるお手軽な非常食を紹介します。
食器不要!箸もスプーンも使わないのが理想!
災害が発生すると、多くの場合で断水も発生します。そんな時にスプーンや箸、お皿やコップが必要だと洗い物が洗えない・・・という事態に!
私が考えるお手軽な非常食はストローなどがついてるもので、サクッとその場で飲んでエネルギーや栄養が補給できるものが理想です。
⭕️ゼリー飲料
冷えていればより美味しいですが、常温でも美味しく飲めるものが多い。
ビタミンやミネラルなど栄養素が添加されているものが多い。
⭕️パック入り野菜ジュース
パック飲料はストロー付きなので、非常時でも「ストローがない!コップがない!」とならずに済みます。私もよく箱買いして備蓄しています。
野菜は震災後にほとんど手に入らない状態で、栄養の偏りで体調も悪くなりました。野菜ジュースでビタミンの備えをしたいですね。
⭕️パック入り甘酒
甘酒の原料はお米です。ストローで吸えるお粥だと思っています。
お米なので赤ちゃんから高齢者までアレルギーの心配をせずに
飲むことができます。
⭕️パック入りプロテイン
災害時に不足しがちなタンパク質の補給に最適です。
⭕️缶入りスープ
甘いものが続いたので、しょっぱい枠も
こちらもトロッとしているので小さな子供から高齢者まで飲みやすいです。
⭕️備蓄ゼリー
東日本大震災の教訓をもとに作られた備蓄用のゼリーです。
5年保存できるので避難リュックや自宅の防災ボックスに入れておくのに
ぴったりです。
⭕️お茶・コーヒー飲料
お水の備えは基本ですが、普段からお茶やコーヒーを飲む方は備えて!
毎日のルーティンで飲んでいたコーヒーが飲めないのは、
ものすごいストレスでした。
⭕️非常食とセットでトイレも忘れずに
人間ついつい食べること飲むことに気を取られますが、非常食を用意したら必ずトイレもセットで備えましょう。空腹は数日我慢できてもトイレは数時間しか我慢できません。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんの防災対策のお役に立てれば幸いです。
防災士イラストレーター アベナオミ
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