1.全ての人を幸せにしなさい
19歳の時、人生の師匠から頂いた言葉です。
その瞬間に人生が変わりました。
あなたはこの言葉から何を連想されるでしょうか?
19歳の私は、親の借金、親の離婚、周りの裕福な友達との生活水準のずれによって、目の前にある本質のない儲かりそうなチャンスをとびついては、何も変えられない軸のないブレブレな自分でした。
口だけは達者で、将来は経営者になる と言っていました。
すると、アルバイト先の社長が
「全ての人を幸せにしなさい」と言いました。
例えば、経営者として
お客様や従業員の幸せは皆さんよく考えられ、お客様満足度や顧客満足度という言葉が存在します。
もし従業員の家族がこの会社に対しいいイメージがなく、大切な子供に働いてもらいたくないと思えば離職率に影響します。
卸売会社が幸せじゃない時、たとえお金が頂けてもこの会社には卸さないと判断すれば、サービスを提供できません。
敵とみなされる競合企業においては、あることないことをお客様に言って、お客様が悪いイメージを持ってしまいます。
つまり、幸せにする人は全ての人であるというのです。
口が達者な私は、自分にチャンスをくれるかもしれない経営者やお金持ちに可愛がってもらう方法を考えていたのですが、どうやら全ての人が私の幸せには影響していることを知りました。
ここで一つ引っかかったことは、どうすれば幸せにできるのか?
そもそも幸せとはなんなのか?
この話を聞いてる今、何をすればいいのか?
歯を出した笑顔?90度のおじぎ?感謝のメール?
幸せに答えがあるのかということを考え始めました。
当時の私は、1日に1食しか食べれないほど貧乏でした。宗教的や、哲学的な幸せを考える余裕はありません、実務的な幸せを考え、自分が成功する経営者になるための答えが欲しかったのです。
そして21歳のある日
幸せの公式をみつけました。
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