2025年、再びの「せんたく」の時?-海王星牡羊座入りと坂本龍馬の精神-
2025年、星の世界でも大きな天体イベントが控えてます
それは、夢や理想を象徴する海王星が
12星座を一巡して(下記図1参照)
牡羊座に入るというシフトです
これは約164年周期で起こる大変レアな出来事で、
社会全体に大きな変化をもたらす可能性を秘めてます
長く生きても人の寿命は120年に届かず
混沌とした現在ですが
それを差し置いても
稀な星の・時代のシフトチェンジを目の当たりに体感できる
プラチナチケットを持って
この時代を生きてるわたしたち
164年前を参考に振り返ってみましょう
あわせて、『べらぼう』蔦屋重三郎”江戸のメディア王”と水瓶座冥王星時代(図2)の考察も興味深いところ(準備中✍)
海王星牡羊座入りの意味
海王星が牡羊座に入ることで
「夢を夢で終わらせず現実のものにしたい」という願望・Vibesが
人類の意識全体に湧き起こってくるとき
その前に前回の海王星魚座期間(1847~1861)
を振り返ってみたいと思います
その一番の特徴として
過去にはアメリカのゴールドラッシュ(1848~1855)がありました
夢と幻想
当時の多くの一攫千金を夢見る人々は、現実的なリスクを顧みず
夢と希望に突き動かされました
これは、海王星魚座がもたらす「夢」や「幻想」のVibesを象徴するもの
集合意識: ゴールドラッシュは、人々の間で「金を掘り当てれば人生が変わる」という共通の夢を作り出し、大規模な移動や社会現象をうみだし、これが、海王星魚座がもたらす「集合意識」を表しています
境界の溶解: ゴールドラッシュは、様々な国や地域から人々が集まることで、文化や人種の境界を曖昧にする側面がありました。(サンフランシスコは、人口が1846年にはたったの200人ほどの小さな町たっだのが 1852年には約36,000人にまで増えています)(またオーストラリアでも7万人から50万人)中国含む世界各国から集まってきています。 これは、海王星魚座がもたらす「境界の溶解」のまさに一つの表れ
スピリチュアリズムの流行: 心霊術や交霊術が流行し、死後の世界や霊的な存在とのコミュニケーションに関心が高まりました。これは、海王星魚座がもたらす「無意識」や「スピリチュアリティ」への関心の高まりと関連してます
上記が前回の海王星魚座時代の特徴ですが、
2011年4月~2025年3月までの(現在、その最終時期)現在の海王星魚座期間と照らし合わせてもおもしろいですね
それでは
魚座から牡羊座に移る時期と重なる
歴史的な変革期ということで前回の牡羊座期間を振り返っていきましょう
海王星牡羊座時代の特徴
その前に、牡羊座に海王星が滞在する時の影響ということからみていくと
海王星は約164年かけて太陽の周りを一周するため、一つの星座に約14年間滞在します。
海王星が牡羊座に滞在する時代は、牡羊座が象徴するテーマ、
すなわち開拓、先駆性、勇気、情熱、自己主張、闘争、衝動性などが
社会全体はもちろんのことわたし達個人にも影響を与えます
具体的には、以下のような特徴が挙げられます。
新しい始まりと開拓精神の高まり: 新しい分野への挑戦や開拓精神が旺盛になり、未開の地への探検や新技術の開発などが活発に(人類が火星へ行くもトランプ&イーロンで現実味を帯びてくるような気もしますね)
自己主張と個性の尊重: 個人の個性や自己主張が重視され、自己表現の欲求が高まるとき
理想と現実のギャップ: 高い理想を掲げる一方で、現実とのギャップに苦しむことも
衝動的な行動と混乱: 衝動的な行動や争いが起こりやすく、社会情勢が不安定になることも
ナショナリズムの高揚: 自国中心主義や排他的なナショナリズムが高まる(アメリカでは早速その兆しもありますし、その他ヨーロッパでも極右政党などの勢力がさらに増していくことも)
ナショナリズムの高揚と海王星牡羊座の関連性を深堀り
自己主張とアイデンティティの確立: 牡羊座は「自己」を強く意識する星座であり、海王星が牡羊座にある時代は、国家や民族といった集団においても、自己主張や独自のアイデンティティを確立しようとする動きが活発に。これは、ナショナリズムの根底にある「自分たちは何者か」という問いと深く結びついていますし、今後、アメリカをはじめ、日本も含め活発になってくると思われます
理想とロマン主義の国家への投影: 海王星は理想やロマン主義を象徴しますが、それが国家や民族といった集団に投影されると、自国を理想化し、他国を排斥するようなナショナリズムへと繋がりやすくなります。(オールドメディアでの日本のここがすごいとかなんとか)
競争と闘争: 牡羊座は競争や闘争を象徴するため、国家間の競争意識が高まり、領土拡張や勢力争いといった形でナショナリズムが表面化しやすくなります。(今回の大統領令に如実に現れていて、それが2025の3月以降リアル社会に影響が出てきそう)
1861年~1874年の出来事と海王星牡羊座の影響
この期間は、上記の特徴が様々な形で現れた時代でした
日本の歴史との関連でみていくと
幕末~明治維新(1868年): 長い江戸時代が終わりを告げ、明治維新によって日本は近代国家へと大きく舵を切りました。これは、まさに海王星牡羊座が象徴する「新しい始まり」と「開拓精神」の表れと言えるでしょう。幕末の魚座期間のカオスの状態から~封建制度からの脱却、西洋文化の導入、富国強兵政策など、御存知の通り、日本は大きく変化しました
戊辰戦争(1868年~1869年): 新政府軍と旧幕府勢力との間で繰り広げられた内戦は、新しい時代への移行に伴う混乱と闘争を象徴。
文明開化: 西洋文化が積極的に導入され、人々の生活様式や価値観が大きく変化。これは、「自己主張と個性の尊重」とともに、新しい文化への「開拓」
海外の歴史との関連
アメリカ南北戦争(1861年~1865年): アメリカ合衆国を二分した南北戦争は、奴隷制度をめぐる対立が激化した結果起こりました。これは、「闘争」や「衝動的な行動」に加え、理想と現実のギャップ、そしてナショナリズムの高揚とも関連付けられます
イタリア統一運動の完了(1861年~1870年): 長い分裂状態にあったイタリア半島が統一を達成しました。これは、新しい国家の「始まり」であり、ナショナリズムの高揚にも関連。
プロイセン=フランス戦争(1870年~1871年): プロイセン王国とフランス第二帝政の間で起こった戦争は、ヨーロッパの勢力図を大きく塗り替えました。これは、「闘争」やナショナリズムの高揚の表れ。特にフランスでは、敗戦によってナショナリズムがさらに高揚し、後の復讐主義へと繋がっていきます。
ドイツ統一(1871年): プロイセン王国を中心としてドイツ帝国が成立。これも、ドイツ人としての民族意識の高揚が背景に。ビスマルクの鉄血政策は、牡羊座的な強硬な姿勢も象徴。
過去の世界の振り返りだけで見るとピースフルな世界からはまだまだほど遠いものがありますが、冥王星も改革・革命の水瓶座期間(前回がアメリカ独立戦争・フランス革命)とかさなるので、落ち着く暇はなさそうですが
以下のキーワードを心のどこかに留めておくことで
混迷極める世界情勢の中において、ふりまわされることなく
一筋の見通しを持てるので是非覚えておいてください。
行動と現実化の促進
理想を掲げるだけでなく、それを現実のものとするための行動が促される
新しい時代の幕開け
古い価値観やシステムが刷新され、新しい時代が始まる
混乱と創造の共存
大きな変化には混乱がつきものですが、その中でこそ新しいものが創造されていく
坂本龍馬と「せんたく」の精神
それでは、あらためて表題の幕末の志士、坂本龍馬の
という言葉について掘り下げていきたいと思います
これは、「日本をもう一度洗い清め、綺麗にしたい」という意味で
当時の日本の閉塞的な状況を打破し
新しい時代を切り開きたいという強い意志の表れ
この龍馬の言葉は、まさに
海王星牡羊座入りの意味と重なる部分があります
古いものを洗い流し、新しい時代を創造するという意味で
2025年はまさに「せんたく」の時と言えるかもしれません
2025年、私たちは何を「せんたく」するのか?
では、2025年、私たちは何を「せんたく」するのでしょうか?
それは、個々人によって異なるでしょう
以下のようにテーマはありますが
ヒントはココの出生図(ホロスコープ)の牡羊座のハウスの領域が
フォーカスポイントになることは間違いないはず
といことでご自身の牡羊座のハウスがあらわす事象をみてみましょう
古い習慣や価値観: これまで当たり前だと思っていたことを見直し、本当に必要なものとそうでないものを選別する。
停滞した状況: 仕事や人間関係など、停滞している状況を打破し、新しい可能性に挑戦する。
社会の課題: 環境問題や貧困など、社会全体が抱える課題に目を向け、解決に向けて行動する。
龍馬は、変化を恐れず、常に新しい可能性を模索しました。
私たちも、2025年を機に
龍馬のような「せんたく」の精神を持ち、積極的に行動することで、
より良い未来を創造していくことができるのではないでしょうか。
まとめ
2025年の海王星牡羊座入りは、
私たちに大きな変化と変革の機会を与えてくれるはず。
土星もあわせて2025年5月に牡羊座入りするので(図3)
今年の3月以降の はじまりVibes がマシマシです。
マヤ暦も3/25からが新しい260日サイクルの幕開けですので
新たNewな自分に生まれ変わっていくのに
いい星回り
ぜひこの力を利用して、活用してみては
坂本龍馬の「せんたく」の精神を胸に、
古いものを洗い流し、新しい時代を創造していく
そんな意識を持って2025年を迎えることで
より良い未来を切り開いていくことができるはず
この記事が、
読者の皆様にとって、
2025年を考える上で少しでもお役に立てれば幸いです