【写真】快晴,東京. その3[夕景]葛西臨海公園
気まぐれに思い立ち、「快晴」の日にカメラ持参で夕景を観に行くようになった、ことについては今までも書いた。
■すっかり「夕景」に嵌りこむ
「自宅(兼作業場)基点:電車移動」で、ざっくり目的地までの所要時間を検索すれば、
六本木ヒルズまで約30分、
東京タワーまで約35分、
お台場海浜公園まで約50分、
片瀬江ノ島まで約1時間半。
という感じで、日没時間(今は17時前後、なのでできれば16時半頃)到着として逆算すれば、仕事を切り上げた後でも夕景に間に合うことに気づいてしまい、すでに ↑ 上のような光景を愉しむことができた。
※すべての写真の加工は、最小限のトリミング等のみ
今日も「快晴」予報。行先は、葛西臨海公園(移動約1時間)とした。
■葛西臨海公園→葛西海浜公園へ
シンボルの大観覧車。気持ちいいほどの晴れ。
先日訪れた際は、快晴でも雲があり、それはそれで味があったのだけど。
SNS投稿などでお馴染みの、展望広場レストハウス「クリスタルビュー」を通り抜け、
この「橋」を渡った先、「葛西海浜公園」へと進む。
逆光のシルエットが美しい。
少し時間があったので、半分朽ちかけたベンチでkindle本を読む。移動時間も含めた読書は、おまけ的な楽しみだ。
やがて、陽が傾き始める。
そして、サンセット。
ちなみに、16時半から「17時に海浜公園は閉園」のアナウンスが流れだす(臨海公園のほうは24時間あいています、という補足付き)。橋からはかなり離れたところまで来ているので、戻りたいのはやまやまなのだが、そうもいかない。
■富士のシルエット、そして月
沈んだ陽のあと、富士山のシルエットが浮かび上がってきている。橋と反対方向に一度進み、撮影してから、あとは「撮りながら、橋の方向に戻る」をした。砂浜を進んでいるので、夢の中で歩いているように、なかなか前に進まないというおまけつきだ。
空には月。
橋の近くに着いたので、ぎりぎりまで富士山シルエットを鑑賞し、橋を渡った。
「富士山すごくきれいですね」と、警備の人と言葉を交わす。
■観覧車シルエット
観覧車のライトアップも始まっていた。日本庭園の池には、こんなふうに映り込む。
近寄ると、その巨大さに圧倒される。
旅客機が、かなたを飛んでいく。
日没後のマジックアワーの、一瞬の照り返し。
■旅の1日のような日常
陽の入りが早くなっているので、これほど暗くてもまだ18時前。食事をし、22時まで開いている図書館(日比谷図書文化館がお気に入りだ)か、年パスのある六本木ヒルズ森美術館に立ち寄ることもできる。この、1日をフルに使っている感、は、やはり旅の気分だ。
そんなことができる東京に感謝しながら、また次の快晴を待つ。