群衆,遠吠え -Yu Seto「HOWL」@銀座 蔦屋書店(-2/16)
遠吠えするオオカミ。
親とおぼしき1頭と、
おそらくは子供たち?
Yu Seto「HOWL」@銀座 蔦屋書店(-2/16)彫刻家・瀬戸優の新作4点。
その等身大の野生動物の姿はリアルで、テラコッタで創造されたものだとわかりながらも、あたたかな血が通い、息づかいが聞こえてくるかのように、感じられてしまう。
遠吠えとは、コミュニケーション。
展示作品の周囲には、こんなふうにカフェに集う人たちがいて、彼らの多くは、スマホやPCの液晶を見ている。
彼らはネットに向かって、遠吠えするかのように言葉を放っている。遠吠えするテラコッタのオオカミたちに見守られながら。
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