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【写真】薄暮,都萬神社と西都原古墳群

 日本神話の旅、宮崎から高千穂。

 宮崎市から高千穂へ。

 そして再び、宮崎市方面へ。



記紀の道 入口

 夕刻が近づくなか、記紀の道に車を停める。

記紀の道は、宮崎県西都市に語り継がれる日向神話の伝承地をつなぐ、歩いて1時間の散歩道です。

同上

 晴れている午前中ならば、1時間を費やしたいと思った。その代わりに都萬(つま)神社神社の境内へ。

都萬神社

天孫ニニギの尊の妃、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)を祀る神社です。
「さいまんさま」とも呼ばれており、日向式内社の一つで、コノハナサクヤヒメを祭神としています。コノハナサクヤヒメが3人の皇子を育てるのにお乳の代わりに甘酒を与えたという伝承から日本清酒発祥の地といわれています。

同上

鷺の神社

 都萬神社はまた、鷺の神社だった。

 夕闇が迫るなか、空に横切る大きな鳥のシルエット。

 その鳥が消えた境内の巨木には、巣とおぼしき茂みがあり、

 白鷺の姿を目視することができた。


西都原古墳群

 再び車に乗り、この日最後の目的地へ。

特別史跡公園西都原古墳群について
宮崎県のほぼ中央部に西都市は位置しています。西都市街地の西方には南北に延びた標高約60mの平坦な洪積層の台地があり、それが西都原古墳群地帯です。
東西2.6㎞、南北4.2㎞の広い地域に点在する古墳群は周囲が大自然に包まれ、300余基の古墳数を有しています。国の特別指定を受け、「風土記の丘」第一号として古墳群の保存・活用の目的とともに静寂な環境を維持するために整備されました。古代の雰囲気を味わいながら憩い楽しむ場、レクリエーションの場として多くの人に利用されています。

 雨にはじまったこの日。天候は回復に向かっていながら、行きつ戻りつしていた。

 境界線のおぼろげな靄と雲。

 ささやかな夕陽が、空をほのかに紅く染めていた。

 宮崎へ。早くも最終日。



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