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Thunderbolt2 外付けSSDケース大活躍のおはなし (Mac Pro Late2013延命中)
Mac Pro Late2013にOpen Core Legacy Patcherを使ってmacOS 14 Sonomaを使っています。
SonomaをインストールしたのはM.2の外付けSSDでしてこれをUSB仕様の外付けSSDケースに入れて接続していました。
ここでひとつ問題が
スピード的に5Gbpsで接続することが多いのですが480Mbps接続になったり、起動時に認識しないことも起きがちでした。
特にUSBの他のアイテムを抜き差ししたら大抵次からしばらく起動HD選択画面から姿を消してしまい内蔵SSDからMontereyが顔を出すこともしばしばおきます。
そのたびにUSBを抜き差しして、起動ディスクを選んで再起動、再起動時にOS選択をしてなど作業開始を阻まれることもしばしばで、無駄に忍耐力を浪費していることが多いのでした。
そこで、MACBOOK AIR容量アップ Air 2013 2014 2015 2016 2017 SSDなるアダプターを購入してM.2 SSDをMac Pro Late2013の内蔵SSDと交換してみました。
ところが、取り付けても起動しない事態が発生してしまいました。
残念ながら相性が悪かったようです。
仕方なく、元のSSDに戻して、、、
USB-Cのthunderbolt4対応外付けSSDケース経由という手もありますが、結構高いので、だったらMac用SSDを購入。それでも1万円はしてしまうかな
うーん。ミゾミゾします。(国内ドラマ カルテット参照)
頭が良くてお金持ちならば、Mac用のSSDを新たに購入してスマートな解決を図るのだと思います。
しかし、私の場合は押入れにしまってあるPC周辺機器ケースを無駄にあさるのです。
そう、そこはまさにドラえもんの4次元ポケット
出てきました!
Thunderbolt2仕様の外付けSSDケース!
それこそ10年前にバックアップ用に購入したけど使うことの無かったお品が日の目を見た瞬間です
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外付けケースの中に先ほどのアダプター経由でM.2のSSDを取り付けます。
それをMac Pro Late2013の6個あるThunderbolt2コネクタのひとつに差し込みます
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電源オン!
ジャーン!
まさにこの音と共にMacが起動しました!!
USB経由だと安定しなかったOSの認識がクリアされ何度も再起動する儀式がスッキリしました。
随分楽になり作業に入りやすくなりました。
ところでthunderbolt2のスピードはたしか最大20Gbpsなはずなのですが、どうも5Gbpsしか出ていません。変換アダプターのボトルネックなのか、Mac Pro Late2013の仕様なのか。それとも安物SSDなのか。
またちょっとミゾミゾしてきましたが、それでも480Mbps接続のスピードよりはストレス無いので大容量動画を扱うわけでも無い今は実害無しとしましょう。
工夫しだいでまだまだ使えるMac Pro Late2013メモリ64GB、SSDは1TB+1TB+8GB HDD。
macOS14 Sonomaの場合、Open Core Legacy Patcherの扱いがうまく出来ずにBlackmagic eGPU RX580で映像出力出来ずに無駄にデカいthunderbolt2のUSBアダプターと化してしまっていたりと不具合もあります。
thunderbolt2経由で24bit 192kHzのZoom TAC-2Rのオーディオインターフェースも使えたりもしてまだまだ使いたいところ、
いつまで続けられることでしょう。
2024.5.31 21:40自分ツッコミの追記
>頭が良くてお金持ちならば、Mac用のSSDを新たに購入してスマートな解決を図るのだと思います。
と書いて自分で違和感を感じたので追記します。
頭が良いかどうかは別にして、お金持ちならば、やっぱり最新機種にしてしまえば良いのですよね。
私は新しいモノからどんどん古い方へ遡っていく癖というか習慣があるみたいでして、古きを温めてばかりです。
「論語―為政」に出て来る、孔子のことばから。「故きを温ねて新しきを知らば、以もって師と為なすべし(昔のことを学んで、その知識を現在にも及ぼしていけるならば、先生として人に教える資格がある)」と述べています。なお、「温」は、「あたため」と読むこともあります。
〔異形〕温故知新
古くて安くても使えるモノに触れることで、その時代の最新を知り、環境は日々進化なり退化する中で、よりよく生きることに繋げられたらと思います。
それに例えば、20代の頃はコーヒーを紙フィルターで淹れるに紙フィルター代がもったいないから、メッシュフィルターや陶器フィルター、フレンチプレスに憧れていたのに、今は全部回って、紙フィルターが後処理の手間が楽で良いと思うようになったり、自分自身と向き合っているようで面白いと感じるようになりました。
お金と言う尺度よりもその場の状況での自分なりの最善を選べるようになってきたとも言えそうです。
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