KINESIS FreeStyle EDGE Gaming 赤軸
KINESISのFreeStyle EDGE Gamingキーボードを導入しました。RGBのように七色に輝いてくれないブルーにだけ光るちょっと地味男くん。そこが良いのです。
新品のお値段ではちょっと高すぎて手が出ないためオークションで安く中古を手に入れました。
KINESISと言えば逆おわん型のエルゴノミクスキーボードで有名と知っているのはそこそこ年季の入った方だと思われます。
逆おわん型を左右分離にし、USB-C接続できる新型がリリースされて理想のキーボードをリリースされています。
至高のキーボード高額(7万円前後)で、生来安物買いの身としては「待ち」以外の選択肢がありません。しかも売り切れててそもそも買えないですし。
一方、私がキーボード入力をしていて一番の悩みは、手首が「く」の字に曲がってしまい、腱鞘炎の状態になってしまうということは以前記載させていただいたとおりです。
25年ほど前、キーボードが真ん中で2つ割れ、ハの字になり、さらに手首のパームレストと、割れたところが山の頂点になって盛り上がる仕組みがセットになったKINESIS FreeStyle EDGE Gamingキーボードを手に入れとても気に入って長いこと使っていました。
引越しの中でどこかへ行ってしまいました。私にとって至高のキーボードであったのだと今でも思います。AppleIIgsキーボードと同じ程度の重さを持つ軸で結構な重さがありました。打刻音もそこそこ大きくカチャカチャと結構音が出ていました。そのため、とても気に入ってはいましたが一日中キーを打っていると骨折した左の小指の感覚がなくなってしまうこともしばしばでした。
標準では山のように盛り上がりはしませんが、それでも、手首を「く」の字に曲げることなくキーを打つことが出来ることに感激!25年前仕事で使っていた時のことを思い出して懐かしさがこみあげてきました。
傾斜を付けるだけのパーツで5,000円もします。それでもお取り寄せしたいと思わせるほどに手首のローリングの負荷が減ってより良いキータッチが実現できます。
当時のFreeStyleは現在販売中のFreeStyleIIがメンブレンになっているのとは異なり軸のある重めかつ底突き感もしっかりあるタッチでした。
今回のFreeStyle EDGE Gamingキーボードは外観はFreeStyleII同様なのですが、メンブレンではなく赤軸タイプです。
キーキャップは昔のFreeStyleがAppleIIgsキーボード同様ざらざらした食感であるものと異なり、大変硬質なプラスチックの触感で表面が滑るような感触です。
こちらは好みの問題ではあるものの、慣れているAppleIIgsキーボードの感触が欲しくなります。
問題は、マウスの位置。左右のキーボードの真ん中に置くと、少々腕が広がった感覚、まるでオフロードバイクのハンドルのようでちょっと違和感を感じます。
左右のキーボードユニットの先をつけてハの字型に置き、マウスを利き手の側の外側に置くとなかなか良い塩梅になりました。ハの字の下側の隙間にはスマホを置いておけ、通知チェックやちょっとした調べ物、メールチェックはスマホでこなせるため、パソコン画面はじっくりとキーを打って作業できます。
こうなると、木のお盆をひっくり返してパームレストとして使っていた役割りが亡くなります。まぁ、お盆には本来の役割りに戻ってもらうことにしましょう。(笑)
手を自然に置いた場所にストレスなく打てるキーがあることの素晴らしさ。このキーボードをもっと早く手に入れれば良かったなというのが今の感想です。
あとはテンキーが無いこと。数字をインプットすることもそこそこあり、テンキーはないと不便に感じるほうです。AppleIIgsキーボードを同時接続しておき、必要な時はAppleIIgsキーボードのテンキーを活用することにします。
なにせ、今のMacProLate2013はUSB-A端子が本体4、eGPUのBlackmagicRX580に4、USB-C接続しているモニタPhilips328P6VUに4つの計12個もあるので、10個USB接続のキーボードを繋いでも大丈夫です!
とはいえ、タコより多い手足の数のキーボードを接続出来ても生産性は全く上がりませんね。むしろごちゃごちゃしてしまってよく無いです。
そのうち、高額なKINESIS Advantage360を手に入れたくて仕方なくなるのでしょうか。というか欲しいけどちょっと買えないかな。