ドイツ在住スペイン・日本ハーフの名付け
妊娠が判明してから、息子が生まれるまで、頭を悩まし続けてきたことがある。それは、名前。
彼は、ドイツに生まれ、スペインと日本の血を受け継いでいる。少なく見積もっても、3つの国で通用する名前にしなくてはならない。これが結構難題で。
世界に通用する名前は、たくさんある。最近は、日本人両親から生まれた子供に、海外でも通じるグローバルな名前をつける人も増えている。
例えば、アンちゃん。サラちゃん。アナちゃん。等々・・
お気づきだろうか。女の子の名前の方が、日本でも海外でも通用する名前の種類が多い。
多くのハーフ(混血・ミックス)の男の子を持つ親は、名付けに苦労していると思われる。日本でも日本以外の国のパートナーの国でも通用する名前をつけたい場合は、特に。
ぶっちゃけてしまうと、息子が産まれた日にはまだ名前が決まっていなかった。出産後に名前が決まっていないと、本当に不便。
だって、助産師さんも看護師さんも医師も、「ご出産おめでとう」の第一声の後に聞いてくるのは、赤ちゃんの名前なのだから。
それでは、3カ国をまたぐ、息子の名前を決めるまでのステップを紹介したい。
1)3カ国で通用しそうな名前をリストにしていく
ドイツ、スペイン、日本で人気の名前を検索したりして、3カ国で通用しそうな名前を集めてリストにしていった。男の子の名前は、本当に数が限られていたので、リストはそんなに長くならなかったけれど。
リストの一部はこんな感じ
レオ・ルイ・リュウ・ケン 等々
2)リストの名前から、気に入ったものに絞っていく
双方、気に入った名前を挙げて、リストにある名前から絞っていく作業をしていく。妊娠中期頃にこの作業をしたのだが、それぞれ気に入った名前がほとんど全く被らなかった・・・。
そのため、約3ヶ月かけて、お互いのお気に入りの名前をすり合わせていき、やっと3個の名前に絞ることができた。
3)双方の両親にも意見を聞いてみる
絞られた名前が、それぞれの国(日本とスペイン)で通用するのかを確認するため、双方の両親に、絞られた名前についてどう思うか聞いてみた。
両親に次いで、息子の名前を頻繁に呼ぶことになるのは祖父母なので。
私たちの両親には、どの名前も適していると思うから自分たちで決めたら良いと言われた。
4)それでも決まらない場合は・・
最終的には、母親である私がゴリ押しして、息子の名前が決定した。息子が生まれて既に3日が経過していたので、ゴリ押しが通ったとも言える。
もう、名前が最後まで決まらない場合は、片方がゴリ押しして、押し通すしかない。夫は、この時若干不満そうだったが、今となっては私がゴリ押しした息子の名前を気に入っているようだ。