麻と陰陽五行論 4

〜 陰陽論の曲解と誤用 〜

「男尊女卑」という観念

や価値観、慣習は

古くから日本においても
政治的、経済的、社会的に強く存在してきました。

いまでも「男女平等」が叫ばれながらも、そうではない現状に出会うことがあります。

「男尊女卑」という言葉は

古代中国で生まれた「陰陽論」を

中国の春秋戦国時代に存在した諸子百家と呼ばれる学者や思想家の一部が独自に解釈して使い始めたと言われています。

「陰陽論」とは

全てを含んだ混沌とした状態（太極）が相反する性質を持つ二つの気（陰と陽）に分かれ、
それらの調和よって万物、森羅万象の秩序が保たれるという考えです。

例えば

「善」が陽の性質を持ち

「悪」が陰の性質を持つから

「陽」が善で「陰」は悪であるという

善悪二元論ではありません。

同様に

「男」も「尊さ」も陽の性質を持つので

男は尊く

「女」も「卑しさ」も陰の性質を持つので

女は卑しい

と言われても

そんなわけないですし
とても受け入れられる思想ではありませんね。

完全な陰陽論の曲解ですし誤用です。

しかし、ご存知の通り

日本をはじめ世界中で

「男尊女卑」の観念や価値観は長らく

政治的、経済的、社会的な規則や慣習として用いられてきました。

前回の
麻と陰陽五行論 3 では

一つの生命体である大麻が
法律で対極に分断されている現状について書いています。

世の中で常識のように理解されていることや
学者や政治家や専門家が正しいと言うことが
必ずしも正しくないということ

正しいことを曲解して意図的に誤用して
正しいことのように伝えられていることが
あることを知っておきたいですね。

良くも悪くも
情報が簡単に手に入りますが

鵜呑みにせず

正邪を判断する力（審神者力 さにわ力）を日頃から身につけていくことが必要です。

身体と精神と場の
祓い清めはそのために必須なのです。

お読みいただきありがとうございました。
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でお伝えしています。

引き続き
ブログ形式で

麻と陰陽五行論について
まとめて行きますが

皆さまにイメージしやすい内容にしていきたいと考えております。

麻と陰陽五行論に関連する事柄で
ご質問などございましたら
お気軽にメッセージいただけると嬉しいです。
😊🙏