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【発達障害と生きる vol. 2】精神科通院先の選び方

はじめに

わたしはこれまでに公立病院の精神科、民間の精神科病院、クリニックと引越しや主治医の異動によりいくつかの精神科を転院しました。転院の度に苦労するのが転院先を見つけることです。精神科の基本は問診のため、主治医との相性(診療方針)が他科に比べて重要になります。そのため転院先を見つけるのが大変ですし労力を必要とします。くわえて精神科の診断基準はDSM-V、ICD-10と呼ばれる操作的診断に基づき行われて標準治療を受けられるとされていますが、医師により診断名が異なり治療方針も変わることも珍しくありません。

本記事の目的

そこで今回は患者(当事者)目線で精神科・心療内科の選び方を解説します。精神科を選ぶうえで大切なのは可能な限り偏見や主観を排して、客観的な情報に基づき選ぶことです。たとえば、メンタルクリニックをGoogleで検索してみると、クリニックの情報とともにGoogleレビューが表示されることがあります。レビューをチェックすると、⭐︎1、⭐︎2など低評価に批判的なコメントをちらほら見かけます。もちろんレビューが参考なることもありますが、それよりも先ずは見るべき情報があります。それをこれから詳しく解説します。
※なおこれから書く内容は、あくまでも個人の体験に基づくものであり、万人に通用するかは定かではありません。また特定の医療機関を紹介する記事ではありません。

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