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ヨリメデトビダス!立体視画像の見方をオリジナル作品を使って説明します。

こんにちは!Blenderという3DCGソフトを使って立体視画像を制作しているあもるしと申します。Twitterはこちら。

立体視とは

立体視というのは、「2次元の画像を何らかの方法で錯覚させ、3次元的に見える」もののことを言います。最近はやりのVRゴーグルなんかはその原理を使っていますね。

しかしそのためにゴーグルを用意するのも勿体ない。画面上だけで出来るものはないのか。あります。立体視画像です。まずこちらの画像をご覧ください。

2つの画像が並んでいますね。さて、突然ですがこの二つの画像をより目をして1つにして見てください。

…無理ですか?初めての場合はかなり難しいかと思います。コツは、「画像と目の間に指を置いて、指を注視する」事です。指を見ながら、後ろの方にある画像もチラチラ見ましょう。そのうち1つに重なるはずです。重なったら指を外し、ピントを奥の画像に合わせましょう。

できましたか?手前にある直方体がものすごく立体感を主張していませんか?これが立体視です。面白いでしょう!(^^)!

立体視の原理

原理としてはものすごく単純です。まず、現実のものを用意してみてください。そして交互にウインクしながらそのものをよく観察しましょう。当たり前ですが、左右の目に映る画像は2次元で、かつ見える面・角度が違っています。このように、人間は2つの異なる方向からの画像を脳内で合成することで、「あ、立体だ」と認識するわけです。

この原理を使えば簡単に立体を見せることができます。もう一度先程の画像を見てみましょう。

よく見ると、
左の画像:右方向から見た絵
右の画像:左方向から見た絵

になっています。手前の立方体の左面の傾き具合を見れば分かりますね。
より目をすることで左の画像が右目に入り、右の画像が左目に入るようになります。図で説明するとこんな感じ。

目が怖いとか言わない。絵心の無さが露呈しましたね…
この方法は視線がクロスするために、「交差法」と呼ばれています。

「ちょっと待てよ、この方法が許されるならクロスしなくても見えるのでは?🤔」
はい、できます。こちらの画像をご覧ください。

先程と同じ画像ですが、左右が入れ替わっています。この画像よりもかなり遠い奥の方を見るようにすると、段々と2つの画像が重なっていき1つになります。最後には立体に見えるでしょう。スマホなどの画面が近い方はこちらの方が見やすいと思います。

この方法を「平行法」と言います。そのままですね!一応原理を説明するとこんな感じ。

2秒で作りました。
昔流行した目が良くなる「マジカルアイ」と同じですね。あれも軽い立体視です。

ちょっと宣伝

こんな感じの立体視画像を交差法・平行法の2種をtwitterに非定期ではありますがアップしています。ぜひフォローお願いします。

また、2018年に作った一押しの立体視画像をまとめた画像集をBOOTHにて販売しています10枚で200円

1つ売れると新作画像が3本くらい出せるやる気が出ます。(noteでサポートして頂いてもやる気が出ます)

それでは素敵な立体視ワールドへようこそ!!

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