文学フリマ 小冊子ちょっと紹介。
12/1の文学フリマ東京まで、あと2週間となりました。
今日は私たち七人の作家が書いた『こうしてぼくらはデビューした』の原稿内容を一言ずつ紹介します。
これはメンバーの1人、井上ねこさんが毎日、Xにポストしてくれたものをまとめたものです。
著者名の五十音順です。
デビューした賞、著者名、タイトルと続きます。
横溝正史ミステリ大賞 犬塚理人
「ミステリ作家ができるまで」
小説講座の様子や、受賞するための強靱なメインプロットの作り方が参考になるはず。
『このミステリーがすごい!』大賞 井上ねこ
「このミスの星をつかめ」
初めての長編ミステリーで、どうやって受賞出来たのか。地獄の改稿作業とは。私小説ふうに自虐を交えて描いています。受賞後のエピソードも面白い。
新潮ミステリー大賞 京橋史織
「脚本→小説を書きたい方へ 小説と脚本は似て非なるもの」
脚本家でもある著書が、小説と脚本の違いを自身の体験から語ります。※京橋はコラムのみの参加です。
『このミステリーがすごい!』大賞 隠し玉 越尾圭
「小説の書き方がまるでわからなかった小説家志望者が十一年かけてデビューした方法」
役に立つ小説指南本。長編を書きあげる執筆習慣。応募作を推敲するための方法などが参考になります。
江戸川乱歩賞 斉藤詠一
「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」
プロットが出来てからの執筆のやり方。見直し時の登場人物の行動、台詞――具体例を挙げて原稿の完成度を高める方法を伝授します。
ばらのまち福山ミステリー文学新人賞 酒本歩
「受賞のためのギアチェンジ」
一次通過と最終候補作の間にある壁を、乗り越えるためにはどうしたらいいのか。受賞のためのギアチェンジはどこでするのか。参考になります。
日本ミステリー文学大賞新人賞 辻寛之
「だらだら書いて、よく眠る」
著者は実体験から、作家(志望者も)はメンタルを保つことが大切だと語ります。辛い話もありますが、四コマ漫画がほっこりとした気分にしてくれます。
以上です。
興味がありましたら、当日、ブースでお待ちしています。
bunfree.net/event/tokyo39/
私たちの紹介は
c.bunfree.net/p/tokyo39/41110