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12/1 文学フリマ東京 まとめ記事です。

いよいよ間近に迫ってきましたので、これまで告知してきた『わんにゃん堂』の情報をまとめました。
販売する本の内容から、購入プレゼント、メンバーの店番表まで、
さっと目を通して、すっとブースまでお越しください。

わんにゃん堂の紹介です

「わんにゃん堂」は同期デビューの小説家を中心に集まったサークルです。今回、文学フリマ東京におじゃまして、7人の体験談をまとめたエッセイ集『こうしてぼくらはデビューした』を販売することになりました。
12/1、本好きのみなさんとお会いするのを楽しみにしています。

七人のメンバー

『こうしてぼくらはデビューした』掲載順に出身賞、氏名を記します。

・ばらのまち福山ミステリー文学新人賞  酒本歩

・江戸川乱歩賞  斉藤詠一

・『このミステリーがすごい!』大賞  越尾圭

・新潮ミステリー大賞 京橋史織

・横溝正史ミステリ大賞 犬塚理人

・『このミステリーがすごい!』大賞  井上ねこ

・日本ミステリー文学大賞新人賞 辻寛之

『こうしてぼくらはデビューした』について

『こうしてぼくらはデビューした~小説新人賞 七つの道~』
64P ¥500

かつての我々のように商業デビューを目指している方々に役立てていただこうと願ってつくりました。七人それぞれが自分なりのノウハウをまとめています。あなたの創作活動に少しでも役立てたら嬉しく思います。

装幀・編集は【 KIJITORA企画】さんにお願いしました。想像以上の素晴らしい仕上がりで、書店に並んでいても遜色がありません。
印刷・製本は【ちょ古っ都製本工房】さん。現在制作中です。写真は印刷見本(一冊のはずが二冊もらえました。サービス?)。

エッセイをちょっと紹介

『こうしてぼくらはデビューした』に各メンバーが書いたエッセイの
内容を一言ずつ紹介します。
井上さんがXにポストしてくれたものです。

酒本歩
「受賞のためのギアチェンジ」
一次通過と最終候補作の間にある壁を、乗り越えるためにはどうしたらいいのか。受賞のためのギアチェンジはどこでするのか。参考になります。

斉藤詠一
「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」
プロットが出来てからの執筆のやり方。見直し時の登場人物の行動、台詞――具体例を挙げて原稿の完成度を高める方法を伝授します。

越尾圭  
「小説の書き方がまるでわからなかった小説家志望者が十一年かけてデビューした方法」
役に立つ小説指南本。長編を書きあげる執筆習慣。応募作を推敲するための方法などが参考になります。

京橋史織
「脚本→小説を書きたい方へ 小説と脚本は似て非なるもの」
脚本家でもある著書が、小説と脚本の違いを自身の体験から語ります。
※京橋さんは当日、別のイベントがあるためにコラムの寄稿です。

犬塚理人 
「ミステリ作家ができるまで」
小説講座の様子や、受賞するための強靱なメインプロットの作り方が参考になるはず。

井上ねこ 
「このミスの星をつかめ」
初めての長編ミステリーで、どうやって受賞出来たのか。地獄の改稿作業とは。私小説ふうに自虐を交えて描いています。受賞後のエピソードも面白い。

辻寛之  
「だらだら書いて、よく眠る」
著者は実体験から、作家(志望者も)はメンタルを保つことが大切だと語ります。辛い話もありますが、四コマ漫画がほっこりとした気分にしてくれます。

ポスターで内容、丸わかり

当日のブースには、こちらのポスターを貼ってお待ちしています。
書かれている文章や言葉は、すべて『こうしてぼくらはデビューした』からの抜粋です。

ポスターは表紙を拡大したものがあるのですが、もう一つほしくてあれこれ考えました。私はデザインができないので困ったのですが、とにかくすべてのエッセイを読みました。

そして胸に響く、読者に伝えたい、と思った言葉や文章を書き出しました。そうしているうちに、これをそのままレイアウトしたらどうだろう、と気づいたのです。

ローテクなのでワードで字間、行間をちまちまと調整し、半日だけの展示のためのポスターに数日かけてしまいました。目と腕が痛くなりました。
(パッと見、「エヴァ」風のつもりです)

おどかすような言葉もありますが、汗と涙と笑いと癒やしの本気メッセージ満載です。

霊験あらたか(?)購入プレゼント

当日『こうしてぼくらはデビューした』を購入いただいた方にもれなく
「御札風しおり」を差し上げます。

斉藤家の猫氏が直接念を込めております。

お取り置きもします

文学フリマで小説新人賞ガイドがどれほど売れるのかわかりませんでしたので『こうしてぼくらはデビューした』の印刷部数は控えめに発注しました。

その後、メンバーに寄せられる「欲しい」という声や、webカタログの「気になる!」の数を見るにつけ、弱気だったかもしれないと思い始めています。
完売したら、それはもう嬉しいのですが、この本を目当てに来た方にお断りするのが心苦しいです。

そこで、当日会場で購入予定の方は、ご連絡をいただければ取り置きもいたします。この記事へのコメントかXでご連絡ください。ほかのメンバーあてでも、もちろん構いません。

※これまでに取り置きを希望していただいた方の分は、確保しています。

ほかの、販売商品

酒本 『小説の書き方 プロットは【シーン表】で作ろう!』 40P ¥200

 既刊本(著者見本なので数冊ですが)も販売します。

井上 『あなたもミステリー作家になれるかもしれない』 64P ¥500

※既刊本は当日になって持参するメンバーもいるかも

ブース位置は「く-24」

サークル名「わんにゃん堂」、ブースは「く-24」です。お待ちしてます!
(本当にすごい数です……) 迷わずにたどり着いてください。

店番表です

12:00~13:30 越尾・酒本
13:30~15:00 井上・斉藤
15:00~16:30 犬塚・辻

ブースは二つ申請したのですが、一つになってしまい、売り子は交代制にしました。それぞれの既刊本などを購入する場合は、その著者が店番をしている時間帯にお越しください。

よかったら、サインもいたします。

webカタログはこちら

詳細はリンクをしたwebカタログをご覧ください。

https://c.bunfree.net/p/tokyo39/41110

このwebカタログは優れもので、見に行こうかなと思ったブースの「気になる!」ボタンを押し、マイリストに保存すれば、当日の訪問リストになるのです。(私も店番が終わったら、たくさん回りたいと思っています)

最後に……

☆文学フリマに出店する気持ち

自分の書いたものを販売するのは、恥ずかしさと晴れがましさと照れくささと開き直りがごちゃまぜになって汗が出てくる、そんな行為です。
それでも同じ思いの人が集るあの会場の異様な熱気が「赤信号みんなで渡れば怖くない」気持ちにさせてくれるのです。

20日前にこんな記事を書いておりました

それでは12/1に!

※文学フリマの全体ガイドをつけておきます。https://bunfree.net/event/tokyo39/


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