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noteは異種格闘技戦? <小説の書き方>
(今日は「おはよう、私」さちさん をご紹介します)
メディアミックスすることで想像力は数倍に!
私は読書中に、そこで書かれていたり紹介されているものを調べながら読み進むことがあります。
たとえば
恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』ではピアノコンクールで奏でられた楽曲を聴きながら読みました。
佐藤究さんの『テスカトリポカ』は地図と首っ引きでした。
『ダ・ヴィンチ・コード』はヴィジュアル愛蔵版を入手して、作中に登場する絵画や紋章、地図や写真を見ながら再読しました。
道尾秀介さんの『いけない』も大好きで、最期の絵や写真を1時間くらい見たりもします。
どの場合も想像力が喚起されて、文章だけの時よりも深く楽しい読書体験ができました。
noteは異種格闘技戦?
私自身もnoteに初めて小説を書いたときに、写真を貼り付けられるのが嬉しかったのです。楽しくて、これは、と思う写真があると、ストーリーを変えたりもしました。
今回、note創作大賞に応募している作品を拝読している内に、メディアミックスを上手にしていることに、感心した作品がいくつもありました。
文章、文字、音楽、絵、写真、声……五感に訴えるあらゆる刺激を、組み合わせることで、深く強い感動を生み出せると言うことに気づきました。
今日は、さちさんの「おはよう、私」を紹介します。
私が思わず書いたコメントです。
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素晴らしいですね。とても良いクリエーターの作品に出会った気持ちです。第一話を読み、その優しい世界に惹かれました。そしてラストの音楽を聴きました。映画館にいるような気持ちになりました。ジブリの映画を観たようです。声ではなく文字だから感動したのだと思います。
創作にはまだまだ可能性がありますね。感動しました。ありがとうございました。
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この小説はJaga さんという方の歌詞の無い曲からインスピレーションを得て生まれたそうです。ところがこの小説が、今度はJaga さんをインスパイアして、歌詞ができたのだそうです。
ぜひ、小説と曲、そこに流れる歌詞を味わっていただきたいと思います。
さちさん、Jaga さん
感動しました。気づきもありました。ありがとうございました。
良い作品に触れると、自分の小説にもフィードバックされる気がします。