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あらよさん
2024年9月4日 19:34
大学時代、僕には「ヒロ」という太った友人が居た。ヒロは身長も割とある上に横幅がかなり広いため、かなり大きく「横幅がヒロ」という別名も持っていた。ヒロはいつも食事をしていた。大学近くの食堂の人気メニューであった唐揚げ定食の大盛りを、一瞬でたいらげると、食後のデザートにラーメンを食べていた。その後しばらくしてから、お腹が空いたと言ってコンビニでフランクフルトを2本つも買ってコンビニ前で食べ
2024年9月4日 23:00
駅に着くと、僕は検索画面で店を調べ、泣きながら電話をかけて予約を取った。そのまま涙ながら店まで歩き、中に入ると待機室へと案内された。待機室では、ガタイの良いおじさんが紙煙草を吸いながら不思議そうに泣いている僕の事を見ていた。店員に呼ばれ、僕が選んだ女性の元へと行き、同じ部屋に入った。カオルさんという名の彼女は、泣いている僕を見て「えー、どうしたの?大丈夫?」と、半笑いではあったが優し
2024年9月8日 15:56
「男」になった僕は、マキさんがシャワーを浴びた後、続けて僕もシャワーを浴びた。その後、なにやらマキさんが話していたが、丁度良い反発のキングサイズベッドに横になると、気付けば深い睡眠に入っていた。電源が落ちたかのような入眠であった。目を覚まして、ベッドサイドに置いていたスマートフォンを手に取ると、時刻は午前9時だった。隣にはマキさんが居なかった。僕は飛び起きてまず、おもむろに財