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2024年2月の記事一覧
何のためにやっているのかわからなくなったときのコンディショニングの話
何のためにやっているのかわからないと思って、やる気が一気になくなる時期が一定頑張っている層には定期的にやってきていて、互いに鼓舞して誤魔化してつつ騙し騙しやっているのが、割りかし上手くやっていると見られる人間達の本当の姿のように感じています。先日、竹浦正起さんがその状態に陥っておりまして、「まだまだここからや」と叱咤したと思ったら、今度は僕がその状態になって逆に叱咤激励してもらっておりました。
もっとみる1月28日から1ヶ月
1月28日のONE日本大会から1ヶ月が経ちました。
消費速度が増す世の中では、1ヶ月前の試合を味わっている時間も余裕もなく、次から次に流れてくる仕事にコンテンツに目の前の時間を食い潰されているのが実際のところだと思います。大会から数日すれば大会の話をしている声も聞こえなくなり、点で終わっていくのが現代の格闘技です。僕はそんな格闘技をずっと味気なく感じていて、点ではなく線で見てほしいし、線で見ると
RIZIN LANDMARK 8 in SAGA おれたちの堀江圭功さん クリチバ産テストステロン対タマキン産テストステロン対決で惜敗も評価をあげるの巻
やってきました。RIZIN SAGA大会。RIZIN LANDMARKを銘打っていますが、佐賀大会はLANDMARKではないと思うし、そもそもLANDMARKシリーズはコロナ禍に東京タワー横の地下スタジオ(確か石井館長の関係があった気がする)で非公開で始まった大会だからこそ、LANDMARKだったと記憶しているのですが、今回の佐賀大会LANDMARKになっていて、首を傾げはしつつも大らかさを大事に
もっとみるコンディショニングの一環でウエイトトレーニングを取り入れた話
今までの青木真也からは信じられないかもしれませんが1月28日の試合が終わってから、ウエイトトレーニングをしています。もちろん目的があってのことです。
青木真也のイメージからウエイトトレーニングは対極にあって、青木真也がウエイトトレーニング!?と信じない方もいるかと思うのですが、週2回ウエイトトレーニングをしています。※トレーニングの案件ではありません。
日本格闘技の映像配信戦国時代 ねじれに悩む話
2016年前後から始まった日本格闘技界の映像配信戦国時代。
最近もTwitterでONEの放送がどうなるのかヨカタ界隈で話題になっていまして、公式に発表したら憶測もなくなるのにと思いながら、ヨカタの視点を勉強させていただく意味でも話題を眺めておりました。この件に関しては僕もいまいちよく分かってはないです。
納得できるかどうかの話
岩本健汰さんがアメリカでADCC準優勝ミカガルバォンさんとの試合で敗戦した試合を後追いで映像をチェックしました。日本国内レベルでは試合はもちろん練習でも相手がいない状態の岩本健汰さんがミカガルバォンさんには防戦一方で最終的に極められる姿を見て、世界トップレベルとやれば「まあそうだよね」と思いつつも防戦一方で防戦できているのは凄いことだと思いました。
ミカガルバォンさんが団体は違えどIBJJFの大
試合からもうすぐ2週間 朧げに見えてくる今後
試合からもうすぐ2週間が経とうとしています。
格闘技のマットに立つのは週3回にして、そのほかの日はトレーニングと自転車でコンディショニングに努める日々を送っているので、コンディションは良好です。試合前後の精神の不安定さも少なく、上手に乗りこなせているような気がします。試合後から週2回ペースでやっているトレーニングが睡眠と身体への刺激のバランスから見て良い方に作用しています。
今回の試合は最後の闘
RIZIN LANDMARK 8 in SAGA 見所と与太話 おれたちの堀江圭功さんの出世試合と矢地祐介さんの3連勝を見届けようの巻 ※2月17日追記しました
RIZIN2024年キックオフ。2024年は佐賀大会です。
2023年末の大晦日大会のPPVが過去最高の売り上げとのことで、良い形で2024年を迎えることが出来たであろうRIZINです。実際に大晦日大会は会場で観ることが出来たのですが、確かに盛り上がりは相当なものでRIZINのファンが育っていると感じました。格闘技ファンではなくRIZINファンなのは重要なことで、鎖国時代のK-1にK-1ファンが
リング禍に対する青木真也の考え方 誤解曲解で進んでいくので書き綴りました
リング禍に対する青木真也の発信が一人歩きしています。
このまま誤解曲解のまま進んでいくのも有益でないと思うので、僕の考えを以下に書き綴っていきます。誤解曲解を避ける意味でも以下から有料課金とさせていただきますことをご理解ください。
榊原信行さんに ONE日本大会を「楽天でタダ券を配っている」と言われたので「うんこ食ってろ」と思った話
凄かったんですよ。ONE日本大会の盛り上がり。当初の目測を超えた仕事を選手も関係者も放送局も総出で当事者意識を持ってやったんだと思うんですよね。おつかれさまでした。
メインの武尊さんに声援があるのは当たり前としても、青木真也にも「青木コール」が起こる盛り上がりには当事者の僕がびっくりしました。海外での試合がメインになって10年以上、放送はあっても国内で試合をする機会がないので実際に応援を声援で
試合後 今はゆっくり休みつつ今後の行き先を考える
今回の試合で文字通り「最後」にしようと思っていたのにも関わらず、セージノースカットの直前欠場で死に場所を失った挙句、代替カードのリネカー戦を受け作品としてこれ以上ない形にしてしまって、ここを死に場所にするつもりだったのに存在をより大きくして生き残る形となってしまいました。
リネカー戦を直前で受けただけではなく、試合の勝ち星とプロとしての厚みに物語を築いてしまったので、望む望まないに関係なく物語は