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2021年5月19日(水)日経新聞・朝刊

こんばんは。
最近は革靴の手入れにはまっています。毎日、全体重を受けて支えてくれて本当にありがとうと言う気持ちです。
すると不思議なことに、気持ちがよくなるんですよね。完全に自己満足ですが、なんかいいですね。

さて、数日前の内容になりますが本題に入りましょう。



・コロナ対策映す景気回復、米中加速 日欧は遅れ
・ワクチン接種の進展、景況感を左右

●内容
世界の主要な国・地域の1~3月期の国内総生産では、中国や米国の景気回復が加速した一方、日本や欧州の遅れが鮮明になった。
要因がコロナ対策が明暗を分けている。米国はワクチン接種が普及し、個人消費が10.7%増と大きく伸びた。ドイツや欧州は日本同様に経済成長率は前期比年率2.5%減とマイナスだが、遅れていたワクチン接種も春以降に進んでおり、4~6月期以降は回復に向かうとの期待が大きい。
一方で日本では、2度目の緊急事態宣言を受け個人消費は前期比1.4%減少。設備投資にも慎重で、景気動向を示す購買担当者景気指数に関してもようやく50を上回った程度で景況感の回復の遅れが目立つ。特にサービス業の購買担当景気指数の伸びが悪く、依然50を下回る。

★解説
購買担当者景気指数とは・・・製造業やサービス業の購買担当者を調査対象にした、企業の景況感を示す景気指標のひとつ。購買担当者に、生産や新規受注、受注残、雇用、価格、購買数量などをアンケート調査し、結果に一定のウエートを掛けて指数化したもの。

これはちょっとうれしいニュースですね。コロナのワクチンが普及すれば景気が回復するということ。憶測ですが、コロナの影響で外食などのサービス業は大きな打撃を受けました。ですが今回、ワクチンが普及したことにより景気が回復したということは、サービス業が回復してきたということではないでしょうか。そう考えると、サービス業って大きな経済効果を生み出しているんじゃないですかね。表例といえばパチンコとかですがサービス業は娯楽に関するものが多く、「コロナをきっかけに本当に必要なサービスしか残らない」みたいなことを聞くことがありますが、やっぱりそんなことないですね。
ワクチンが普及した後、このコロナの中未来を見据えて先行投資を行ってきたかどうかが大きな分かれ道にもなりそうです。



薬剤師が注射、医師法の壁 医療行為認められず

●内容
ワクチン接種を巡り、注射の打ち手拡大が課題。薬剤師も検討対象になるとの認識を示したが、医師法が立ちはだかる。
現在、接種業務を担っている医師や看護師、歯科医師とは異なり、薬剤師は医療行為が認められていない。「歯科医業」を担う歯科医師も本来、歯科の業務範囲に入らないワクチン接種は認められていないが、口腔外科などで筋肉注射を打つケースがあるため、条件付きで違法性を除去するとの見解を厚労省が示した。しかし、調剤や医薬品供給などが業務の薬剤師は注射の経験もなく、歯科医師とは事情が異なる。

「一度決められたことは守る」
日本の素晴らしいことですね。ただ本当にコロナ対策においてこの憲法の壁が大きすぎるなと。。。仕事でもこれからの人生でもそうだが、不確実性な時代においてその状態に柔軟に合わせて変化していくことは必要だろう。

話は変わるが、この記事の最後にある「現時点においては打ち手が少なくて、ワクチンがあるのに打てていないとはなっていない。」という内容。違和感がある。国は地方の現状など把握していないのか?会場の確保はできても人手不足だという内容をよく見るのだが。。。



台湾IT、部品不足が深刻

●内容
自動車で顕著になった半導体などの部品不足がIT(情報技術)業界でも色濃くなり、生産が停滞し、主要企業の8割で4月の売上高が3月を下回った。
1~3月期までは半導体などの部品不足が指摘される中でも、台湾各社の業績は右肩上がりが続いていたが、4月になると売上高を落とす台湾の関連企業が急増。米アップルなど世界のIT大手を主力顧客とする台湾の上場有力19社を対象に売上高を分析したが、4月の売上高が3月の売上高を下回った企業は15社。また19社のうち、減収が6社に及んだ。デジタル景気に変調の兆しが出てきた。これからインフレ懸念が一段と強まる。

★ポイント
台湾企業の業績の動向は、世界の景気を占ううえで重要な先行指標となる。
例えば、アップルのiPhoneの生産は全量を台湾企業が担う。サーバーも世界の9割は鴻海精密工業など台湾勢が作り、パソコンも8割強、半導体も台湾が6割強に達する。

台湾の企業がいかに影響力を持っているのかを感じることが出来た。TSMCのこれまでの道のりを見ると、武道で言う「守破離」に当てはまるなと思う。これからに備え、自分の武器を身に付けながら徐々にそこから変化を起こしていけるかが大事ではないか。



北極圏、米中ロが権益争い

●内容
ロシアが北極圏での軍事活動を活発化しており、潜水艦や艦船が展開する大規模な軍事演習を実施。目的は北極圏での経済的利権を守ること。北極海の最大の沿岸国はロシアであるが、今や豊富な天然資源や新航路などが期待されているため、米国、中国、ロシアのつばぜり合いが激しくなっている。

★ポイント
北極圏を巡る勢力争いが激しくなる背景には、各国の利害が交錯する中で、国際的なルールが確立していない現状がある。理由は北極は大陸がないからだ。そのため、領海や排他的経済水域が絡み合う沿岸国を中心に議論が続いている。

地球規模で領土や資源を求めて争いが起きているが、今や地球外の惑星から資源を採掘したり、野菜を育てたりなどの計画がある。将来的にそういった惑星を巡っての争いも起こりそう。。。これが宇宙上で繰り広げられるのであれば、それこそガンダムですね。



新幹線 ジェンダーレス放送

●内容
性別や人種の多様性に配慮するため、サービスや商品表示を見直す動きが広がり始めた。もともと企業は多様性への配慮に取り組んできたが、20年に米国に広がった黒人差別の抗議運動「BLM(ブラック・ライブズ・マスター)」を機に世界中で人種や性別の差別により儀美しい目が向けられるようになる。特に現在はSNSの普及もあり、対応を誤れば事業に影響を及ぼすリスクにさらされている。

★具体的な取り組み例
・JR東海は3月中旬、東海道新幹線の英語での車内放送で「レディース&ジェントルマン」の呼びかけをやめ「オール・パッセンジャーズ」へ変更。

・オリエンタルランドは3月中旬、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの場内アナウンスを性別の分別がない「ハロー・エブリワン」に変更。

・花王は全ての化粧品で肌の色による優劣を連想させる「美白」や「ホワイトニング」の表記を撤廃。

・ファミリーマートは3月、店頭に並べたプライベートブランド商品で「はだいろ」と表現した肌着を回収。先行販売時では「ベージュ」としていたが、老若男女問わず幅広い世代に利用していただくため、ひらがな表記に変更したことが裏目に出てしまった。

正直、特に気にしていなかったので言われてみて気づくことが多いと思う。アナウンスはそういうニュースなど聞いたことがあるかもしれないが、実際に変更したかどうかは意識していないと気づかない。化粧品も気づいた方はいるだろうか。また関連を調べていくと、色鉛筆にも当てはまる。もともと「はだいろ」と呼ばれていた色は、現在は「うすだいだい」に変更になっている。この記事を見ながら色鉛筆の記事を見つけた時はかなり納得感があったが、全然意識していなかったな。。。
ただ、こういったことが企業の売上や炎上につながっていくとなると、顧客の口コミや情報を回収しやすくなった分、選ばれるように一層企業努力が必要になっていくのだと思った。



シェアキッチン、日本進出

●内容
厨房を飲食店に貸し出す「シェアキッチン」の韓国大手、ウィークックが今夏、日本へ進出。外食店などの間で、宅配専用の厨房を低コストで借りたいニーズが高まると判断。
シェアキッチンは、利用時間で区切るなどして複数の飲食店に厨房を貸し出す。飲食店は料理宅配のウーバーいーつなどのサービスと使って注文、配送もできる。
ウィークックは厨房の提供だけでなく、野菜などの食材を事前に準備するサービスの展開も検討。

この取り組みは出前館も行っている。出前館は配送をメインとして手掛けているため、厨房の貸し出し以外に配送やデリバリーなどの販促支援もあるから心強い。
情報格差になり上下関係は強くなっていくと思う(出前館>個人事業主、飲食経営者)。ただだからこそ、未経験から挑戦できるチャンスはどんどん増えているとも思う。どこを頼るのかの判断は大事だが、この時代だからこそ何か新しいことに踏み出してみたいものだ。




以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

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