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心の温度計。感情が0度のあなたに、五次元からの呼びかけ

「わたしって本当は何が好きなんだろう?」
「起きた物事に対して、怒りや喜びなどの感情がわかない」

と、悩んでいるあなた。


それは、魂が「そろそろ魂に従って生き始める時ですよ」と教えてくれているサインです。

そして、魂に従って生きる人生にシフトさせたい時って、自分の本心を知っているということが、とても重要になるんです。


実際には、自分の本心からズレた生活をしていても、魂の自分に覚醒することはあるんですけれども、

本心からズレた状態から魂の自分に覚醒するには、死にたくなるような絶望など、壮絶な出来事がきっかけとなったりします。


できれば、そんな体験はしたくないですよね。


今回は、そんな辛い体験をせずに、魂に従って生きる人生にシフトするために、日々できる「自分の本音に気づく方法」をお伝えします。


さて、2024年11月20日、冥王星が水瓶座に移動して、本格的に風の時代に入ったからでしょう、最近、たくさんの方から「魂の自分が望む人生を歩みたいんです」という声をいただきます。

でも同時に「魂のわたしって一体何を望んでいるの?」って悩んでもいるんですよね。

実は、わたしも以前は全く同じ気持ちでした。

わたしが覚醒体験を通して気づいたことなのですが、「魂の自分」と「三次元のエゴの自分」が望むものって、まったく違うものなんですよね。

長い間、三次元のエゴで生きてきたわたしたちは、いつの間にか、魂の自分が心から喜ぶことを見失ってしまっているんです。

エゴは、自分の感情や欲望を優先したり、自分が正しいと思ったという自分本位の考え方。

なので、エゴって聞くと、良くも悪くも、自分の欲求や感情を大切にしているイメージがありますよね。

でも実は、わたしたちが「自分の声」だと思っているエゴの声は、周りの期待や社会の価値観を自分のものだと思い込んで作り上げた「仮の自分」。

この、「三次元エゴの自分」は本当の自分ではなかったんだと気づくところが、自分の本心と繋がるスタート地点です。

それでは、自分の本音が分からなくなっている状態って、具体的にどんな特徴があるのか、お話しします。

これを読んでくださっている方はきっと心当たりがあるはず…。


まず、何をしても心から楽しめない感じがするんです。

例えば、友達とカフェに行ったり、映画を観たり、休日に買い物に出かけたり...。

そういう時間を過ごしていても、なんだか心がスッキリしない。

「みんなは楽しいって言うけど、わたしはそんなに楽しくはないな...」って感じるんですよね。

そのほかにも、仕事でも、家庭にいる時でさえも心がスッキリしない...。

実は、この状態の奥には、 「周りが期待していることを頑張らなきゃ」 「こうあるべき」「こうしなければ」 「これくらいできなければ」という気持ちが隠れているんです。

そして、こういった「べき」「なければ」という言葉で自分を追い込んでいる時、わたしたちは自分の本当の気持ちからどんどん遠ざかってしまっているんです...。

誰かと一緒の時だけではなく一人時間の過ごし方にも迷ってしまいます。

「何をしたら良いんだろう」
長い間、趣味と言えるものも特にない...。

ゆっくり休むことも大切なのに、ダラダラと無駄に過ごしちゃったと後悔したり、そんな自分をダメだなって思ったりします。

これもやはり、いつの間にか行動の基準が、「周りからの評価」や「期待に応えること」になっているから。

「自分が楽しい」「自分がやりたい」という気持ちよりも、「周りが認めてくれる」「褒めてもらえる」ことを大切にしてきたから...。

だから今、「自分は何が好きなんだろう」「何をしたら心が満たされるんだろう」という問いに答えるのがとても難しく感じるし、
自分の本心である「休憩が必要だよ」っていう身体の声に耳を傾けられなくなっているんです。

また、気をつけたいのは、周りから「あなたって感情の起伏が少ないね」って言われるのとは逆に、普段、明るい性格でムードメーカーだと見られる人。

「え?これって良いことじゃない?」って思いますか?

実は、この「いつも明るく、場を和ませようとする」という性格の裏側には、

「周りの空気を読んで、わたしが明るくしていないと...」
「わたしが楽しそうにしていれば、みんなも気分が良くなるはず...」

という無意識の気持ちが隠れているんです。

常に周りの空気を読み、場の雰囲気を明るくすることに一生懸命になっているうちに自分自身の本当の気持ちが分からなくなってしまっているんです...。

ここまでお話ししてきた特徴、 あなたの中にもいくつか心当たりがあったのではないでしょうか。


では、なぜ、わたしたちは、このように自分の本音が分からなくなってしまうのでしょうか。


自分の本心がわからなくなってしまう原因の多くは、親、もしくは親のように世話をしてくれた人との関係から始まっています。

そして実は、虐待などがなく「優しい親だった」「普通の家庭だった」と思っている人ほど、この影響に気づきにくいんです。


例えば、よくある例として、過保護があります。

子供を大切にしようとするあまり、望んでいることをすべてやってあげたい、失敗させたくないと心配して、行動を制限してしまう。

このような環境で育つと、子供は自然と親の言うことを優先するようになって、それが自分だと思い込んでいくんです。

また過干渉という形もあります。

「体にいいから食べなさい」
「今トイレに行っておきなさい」と、
子供の意思に関係なく生活をコントロールしたり、
「〇〇ちゃんは△△が好きよね」と好みを決めつけたり。

こうして自由な意思表現が制限されると、次第に自分の選択を信じることが難しくなっていきます。

さらに、意外かもしれませんが、もっと小さい頃...生後半年から1歳半頃の体験も影響するんです。

例えば「お腹が空いた」「抱っこしてほしい」と泣いても、その時の状況で十分に答えてもらえない経験が重なると、小さな赤ちゃんの心には「見捨てられた」という感覚が残って、自分の欲求を表現することを諦めてしまうことがあるんです。


兄弟姉妹がいる場合はまた違った影響も。

「親の注目を集めるには特別な存在にならなければ」
「わたしは勝たなければ」

という気持ちから、

「愛は条件付き」

という誤った理解を持ってしまうこともあります。


そして、これらの体験の上に、保育園・幼稚園、学校で学ぶ社会のルールが重なっていく...。

気づかないうちに、それらが本当の自分の価値観であるかのように染み付いていくんです。

このように、わたしたちの本音は、長い時間をかけて見えにくくなっていきました。

でも大丈夫です。
これからその本音に気づいていく方法をお伝えしていきます。


よく、

「自分の小さなニーズを叶えることから自分を育んでいく」
「いい子になろうとして自分のやりたいことを我慢するのをやめる」
「本当にやってみたいことを自由に表現してみる」

といったアドバイスを耳にしますが、
その小さなニーズや、やってみたいことがわからないから困っているんですよね。

そこで、わたしが実際に行った方法をシェアしますね。


これは、わたしが覚醒体験をする2〜3年前に、あるヒーラーさんに教わった方法です。

ある時、そのヒーラーさんに「みさおさんは、自分の本心と離れてしまっている」と言われました。

好き勝手に生きていると思い込んでいたわたしは、その言葉に納得がいかなかったんですけれども、そんなわたしを見て、ヒーラーさんは、こう続けました。

「食べ物を選んだ時、味が好きだから選んだのか、値段が手ごろだから選んだのか、ハッキリとさせないとダメだよ」

それを聞いて、わたしはハッとしたんです。

わたしは、日々選んでいる食事でさえ、どうしてそれを選んだのか、はっきりわかろうとしていなかったんだ、って。

当時、ヨガスタジオに勤めていたわたしは、夜11時に勤務が終わると、帰り道に、夕食として、スーパーのお惣菜を買っていました。

24時間営業のそのスーパーでは、その時間には半額になっているお惣菜があって、すごく食べたいものがあっても我慢して安い物を買ったりしていたんです。

でも、「すごく食べたいものを我慢した」と、自分の一番の欲求を蔑ろにしたことがダメなわけではないんです。

ヒーラさんが言った通り、味が好きで選んだのか、値段が手ごろだから選んだのか、ハッキリと分かろうとしていなかったことがダメなんです。

どういうことかというと...、 「味が好き」というのは自分の本音だとすぐわかりますね。

でも「値段が手ごろだから」という選択にも「お金を残しておけば安心」という本音が隠されているんです。

この方法は、 自分の欲しい物・事をお金で交換しようとする時にいつでも使えます。

食べ物の他にも、服を選ぶ時、何かサービスのランクを選ぶ時にも、それが欲しいから選んだのか、 値段が手ごろだから選んだのかハッキリさせるようにしてください。


そして、この方法のすごいところは、あなたが魂の自分で生き始めようとするときに効果を発揮することです。

この先、あなたが魂の自分で生き始めようとするとき、もっと大きな金額で迷うことが起きるんですが、 お金に対する欲というのは、無駄に不安をかきたてたり、逆にワクワクする気持ちに似ていたりするんです。

こういう時に、自分が自分のどんな気持ちとお金を交換するのか...。

自分の本心とつながった判断をするために、日々のごくごく小さなことからはっきり自覚することがとても役に立つんです。

この、自分の本音に気づく方法、シンプルですが強力です。
ぜひ、習慣にしてくださいね。

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