HIROKIが弾き倒した「秋の弘毅祭り」THE KEBABS×PUFFY
THE KEBABS×PUFFY@豊洲PITという異色の対バンでした。ケバブス全3公演ツアー「THE KEBABS 弘毅」の初日、東京公演の感想です。
「秋の弘毅祭り」と由美さんがXで言ってたので表題に拝借しました。
🔸オープニング(田淵&佐々木)
酒でテンションの高い田淵と佐々木が登場し、イベント趣旨の説明を。ああそうだ、ケバブスのイベントはこんな感じのOPだった。
イベントタイトルに「supported by SMA」とあります。Sony Music Artists創立50周年記念の50本ライブのうちの1つである、と田淵。
対バンすると初めて聞いた時は、単純に「新井さんがPUFFYのサポートをしているから、ご縁で実現したのね」と思いましたが、正式発表時に「supported by SMA」が付いていて、よくよく考えたらSMAの力添えがないと現実的ではないかもと納得。例の50本のうちの1本だったのね。
なお、1本目は山内総一郎×斎藤宏介でした。私はこれ以外に足を運んでいませんが、矢野顕子×奥田民生の「ラーメン★ライダー」など、さすがでかい事務所はスケールが違うなと思う楽し気なコラボ企画を繰り出していたのは、なんとなくネットを見て知っていました。THE KEBABSもピックアップしてくれてありがとう。
佐々木によれば「俺だけSMA所属ではない」とのことで、「入れてくれw」とふざけていた。新井さんは昔ソニーだったそうで(シリアルがということかな)、浩之さんは今も所属なのかな、ART-SCHOOLがSMAだから。
名古屋公演は、同じく新井さんがサポートしているWurtSに声をかけたらなんとOKが出て(私もびっくりした)、じゃあツアータイトル「弘毅」でいんじゃね?って感じで、大阪公演は新井さんがプロデュースしているDISH//の泉大智くんに決まったらしい。
新井さんはツアータイトルに乗り気でない様子だったけれど、「40歳記念だし、周囲がそそのかしたっていう感じなら…」とやぶさかではなさそうだったので、「THE KEBABS 弘毅」に決定したらしい。
オタクは新井さんが出しゃばりキャラじゃないと知ってるから、そそのかされたのだろうと理解できるから大丈夫だよw
「MCの最中に名前を呼んでいいのはHIROKIだけ」というお祝いルールが田淵から宣言され、場内大歓声に包まれて弘毅祭りがスタートしました。
PUFFYのサポートをする新井さんは、フェス映像や音楽番組のスタジオ演奏シーンは見たことあったのですが、生で見るのは初めてなので、すごぉーく楽しみにしていました。
🔸PUFFY
出囃子がハイスタで超上がる!ぎゃお!
PUFFYを生で見るのは20年ぶりぐらいだ。デビュー当時は奥田民生プロデュースということもあり"ゆるふわ"で推していましたが、彼女達はパンクスな部分もあるんだった、と思い出す。
約20年前に栃木のフェスで見たPUFFYが、Green Dayの「Basket Case」をカバーしていてむちゃくちゃ滾ったんだ、そう言えば。
亜美&由美は、ケバブスの物販で売ってるものとは違う、新井さんの顔写真がプリントされたオリジナルのHIROKI Tシャツを着て登場(笑)
その出オチっぷりに、いかにHIROKIが愛されているかということを知り、頬が緩みました。ケバブスの弘毅Tシャツは買いましたが、これも売って欲しいw
※2人のみならずスタッフも着用していた。マジで愛されてるねHIROKI。
1曲目は、パンクスな出囃子からの流れにピッタリな「Pathfinder」でした。
「これは!私の大好きなギタリストのウブさん(ELLEGARDEN/Nothing's Carved In Stone)が提供した曲ではないか!生で聞ける日が来るとは!」と感激。
リリース時(2021年)の興奮が再び。
しかもですよ。そのウブさんのギターパートを新井さんが弾いている!大好きなギタリスト同士の間接的な絡みにテンション上がるに決まっている。なんと言うか、ウブさんらしいサウンド作り(ギターのエフェクターの響き)を、新井さんが奏でているのが新鮮だ。
アメリカの西海岸の香りがする、ウブさんっぽい曲。エルレの曲はほぼ細美さんが作っていますが、ウブさんが作っている曲も数曲あって、私はウブさん曲も大好きなのです。
英語詞なのですが、2人がかっこ良く歌い上げているのも素敵でした。1曲目から、今日来て良かった!としみじみ。
そしてバックバンドの凄さを実感。ギターの新井さんはもちろんのこと、ドラムが美代子さんで、キーボードが皆ちん(皆川さん)だったので歓喜。
ベースの方(バンマス)は存じ上げませんでしたが、後のメンバー紹介で木下さんという方だと判明。絶対にすごい人に決まっている。
PUFFYの2人は圧倒的に大スターの貫禄だったし、それを支えるPUFFYバンドもまじでかっこ良かったです。「プロのエンタメ集団とは?」の模範解答みたいな。
2曲目、「これが私の生きる道」だったので全身の細胞が大喜び。PUFFYと言えば奥田民生節なわけで、音楽好きのDNAに刷り込まれているのだなぁ、PUFFYってもはや文化だなと思い知る。
間奏では、亜美&由美それぞれハープのソロもあって和みました。
バックバンドのメンバーは、コーラスにも大活躍でした(この曲以外でも)。
新井さんのコーラス良き。ケバブスの時もコーラスはするけれど、ケバブスの曲よりもPUFFYの曲の方が、曲調的にコーラスが映えるのかもしれない。
3曲目、ケバブスの「ホラー映画を観よう」が始まった?と思うような、おどろおどろしいギターに面食らう。「誰かが」でした。
この曲は聞いたことあるけどよく知らず。会場のノリがとても良かったので有名なのだろうと思って後から調べたら、「NARUTO」の曲なのね。
しかも作詞・作曲がチバユウスケじゃないか、言われてみればめちゃくちゃそんな感じだ。
アニメ向けとは言え、「誰かが倒れたら 起こせばいい それだけでいい」というストレートな歌詞が沁みました。「近ごろ私達は いい感じ~♪」って、ふんわりしているPUFFYも良いけれど、熱く歌うPUFFYも魅力的。
間奏のギターソロが超絶アグレッシブでびっくりしたのですが、そりゃチバユウスケ曲だし。
続く4曲目「君とオートバイ」も知らない曲でしたが、調べたらこれもチバユウスケ作だった。5曲目の「赤いブランコ」も知らなかったけれど、いずれもギターソロが超絶だった。HIROKIのプレイに釘付け。
そして気づいたのです。
早々に滝のような汗をかき、ワンコ率(舌を出す)が高くなっている新井さんの異変に。
私は今までWurtsくんと、スター(フルカワユタカさん)のサポートをしている新井さんのステージを見たことがあります。
Wurtsの音楽性として、ギターソロを弾き倒すシーンはそこまで多くないし(バンマスだから気を遣うだろうけど)、スターの場合は主役はスターです。新井さんはあくまで弟子の立ち位置です(スターだから気を遣うだろうけど)。
PUFFYでのギター、もしかしてだいぶ大変なのでは?
コーラスも重要なお仕事なので、ケバブスのそれよりも責任が重いのでは?
亜美&由美に尋常ではない汗の量を心配されるHIROKI。
眼鏡を外してしきりに汗を拭くHIROKI。
「メガネ取ったらチー牛になるからダメ!」といじられるHIROKI www
(私はNOメガネのお顔も好きです)
ケバブスで眼鏡を外して汗を拭くことは、熱気ムンムンの小さなライブハウスではともかく、豊洲PITクラスでは珍しいのでは?と思う。
それだけPUFFYのステージでHIROKIは背負っているんだ…
HIROKI、踏ん張れ…!(祈り)
3年前にリリースされた、新井さん作曲&編曲、バカリズム作詞の「陽の当たる丘」もやりました。生で聞ける日が来るなんて。
「PUFFYに曲を作るのはハードルが高い、過去の有名曲からイメージを拝借しつつ、今の時代のPUFFYを表現しようと思った、譜面台に亜美&由美のうちわを置いて作った」ってなことを新井さんの口から聞けて貴重でした。
うちわのエピソード可愛い。イメージするの大事。
PUFFYに提供するとなるとハードル高いのは当然だ。ロックなイメージの新井さんからすると、だいぶポップな曲なのですが、それは民生イメージを踏襲しつつというところもあったからなのかな。
歌詞はバカリズムなのでけっこうふざけています。「シャワーの水圧以外完璧 素敵なレジデンス」「コンフォートヴィラ Wi-Fi弱い」とかw
ポップでゆるっとしていて、でも今までのPUFFYにはない感じ。
ラストスパートの「愛のしるし」「渚にまつわるエトセトラ」「アジアの純真」の流れが凄まじかった。誰でも知っている名曲の3連打!うお!草野マサムネからの奥田民生&井上陽水!最強!
国民的ミュージシャンにしかできない技です。マジでPUFFY尊い…と大感動。興奮して泣けて来ました。
近頃、体調不良で自律神経が乱れており、いつもより涙もろいと自覚はありますが、やっぱり感動したので。
「愛のしるし」では、間奏で新井さんと皆ちんが掛け合うのもめちゃくちゃポップで好きでした。亜美&由美の振り付けもキュートで自然と真似しちゃう。
そして「渚にまつわるエトセトラ」が想像以上に強かった。20年前のフェスでも絶対に聞いているはずなんだけど、そこまで感動しなかったはず。年月を重ねた分、今の方が絶対に魅力を増しているからだろうな。
ライブならではのイントロアレンジがあって、そのグルーヴに引き込まれて、リズムもちょっとスカっぽいんだなぁと初めて感じて、心も身体も弾みまくりました。
しかも新井さん「渚へ行こう~!」って高音で綺麗にコーラスしてた!良き!ケバブスでも派手に歌って欲しい!(ますます大変になるけどw)
「アジアの純真」も軽くトリップするほどに楽し過ぎてあまり記憶がありませんが、亜美&由美が立ち位置を入れ替わって、ステージはじっこまでサービスしに来てくれたのも嬉しかったです。2人とも本当に変わらずスターだな。顔、ちっちゃ!
ポップなイメージのある曲ですが、サポメンのキラリと光る小技が入ると、生バンドのロックな凄みが出ると言うか、やっぱりバンドとしてチームとして成熟しているんだなぁと引き込まれました。
新井さんは肩の荷が下りて来たのか、バンマス木下さんの元へちょっかい出しに行く余裕も見えたし、ユニゾンの田淵か?(夜な夜なドライブ)と思うほどに片足を上げまくるシーンも。(田淵の場合は両足交互ですが、新井さんは片足連続ね)
あと、どの曲か忘れたけど、亜美&由美の間に新井さんが入って楽しそうに弾く3ショットの並びが良かったなぁ。
大サビ前で亜美&由美が「HIROKIー!!!」とシャウトし、新井さんがラストに「PUFFY最高ー!!!」とシャウトしたのがハイライトだろうか。「まばゆい」の「いえー!!!」よりも野太くてびっくりしたよ。
PUFFYもHIROKIも最高だったよ。
新井さんが「PUFFYは30周年のツアーもあるからよろしくね」と、ケバブスのライブの後に言っていたのですが、30年か。これだけ続けられる人達のプロ魂を感じました。
「愛のしるし」も「渚にまつわるエトセトラ」も「アジアの純真」も飽きるぐらいに歌っているはずだろうけど、客を200%幸せな気持ちにしてくれるために、毎回完璧なPUFFYを演じてみせる、プロフェッショナルのかっこ良さ。
新井さんがケバブスのMCの時に、「2人に"可愛い"って言うと怒られる」と話していました。
昔、PUFFYがインタビューで「いつまでも2人で顔寄せ合って可愛いポーズ取ってられないし」って話しているのを読んだことがあって、特に女性の有名人はまだまだルッキズムが重視されてしまう風潮が根強い世の中なので、表に出る人は大変だなぁと思ったことがありました。私もPUFFYと同年代なのでよくわかる。
長く愛され続けるためには"可愛い"だけじゃいられないし、想像し得ない色々な経験の先に今があるのだろうし。
「可愛い」って汎用性の高い言葉だから、「好き」「素敵」「魅力的」「リスペクト」も含まれるケースも多い。悪気なく好意を伝えたくなる側の気持ちもわかる。
でも「"可愛い"って言えば喜ぶと思うなよ!」と言い返す(冗談交じりとは言え)PUFFYが好きです。より丁寧に言葉を伝えることも大事だからな。
MCでは、亜美&由美の「今日は新井くんのための会なんでー」「私たちのことは見なくていいでーす」と言う、夫婦漫才のような息ぴったりのHIROKIいじりにニヤニヤしちゃった。
メンバー紹介を無茶ぶりされ、すべることにびびっているとカミングアウトする新井さん。
でも、無茶ぶりのように見えるものの「実はすごく喋りやすくて、2人の誘導に助かっている」ともらした本音に、PUFFYの2人の優しさとか、新井さんとの関係性が感じられて良かったなぁ。
新井さんはPUFFYチームでやるの楽しそう嬉しそう、と勝手に思っていました。昔から業界にいる大先輩でスターだから緊張もするだろうけれど、やりがいもあるわけで。
亜美&由美にとても可愛がられて、頼りにされているんだなと目の当たりにすることができて、貴重な対バンを見ることができて本当に良かったです。
PUFFYがライブハウスで対バンする機会は珍しいのではないだろうか?マジでSMAありがとう! PUFFYにもフルカワさんにも強めの圧で可愛がられているの、新井さんのキャラだなー(笑)
🔹セットリスト
サブスクで久しぶりにPUFFYを聞いているけど、絶対にライブのバンドサウンドの方がかっこ良かった。ライブでかっこいいを更新し続けるのすごい。
新井さんがサポートするPUFFYのワンマンを見たくなっちゃったな。以前、PUFFYの渋公行こうかな?と思ったことがありました。行けば良かった。30周年ツアー、チケット取れるならお邪魔しようかな。
🔸THE KEBABS
弘毅Tシャツで登場した4人、今日の日にふさわしく「常勝アミーゴ」のコールが「常勝」ではなく「HIROKI」になっていた。HIROKI!HIROKI!ゴロが良いね。早くも盛り上がる場内。
しばらく見ない間に、いつも佐々木の髪の毛は変わっている。今回は綺麗なオレンジ色、少女漫画に出て来る王子様みたいだ。ベルばらのアンソニー的な(勝手なイメージ)。佐々木は何を着ても何をしても絵になっちゃうよね。
田淵は髪の毛が短くなっていてストレートみが強く、サマーカット後のワンコみたいで可愛かった(色んな意味の"可愛い"だよ)。
そう考えると浩之さんってルックスのイメージ変わらないなぁ。プレイも見た目も安定。
2曲目、イントロのギターでまたもや「ホラー映画を観よう」かな?と勘違い(好きな曲だから脳が勝手に期待する)。
いや、さっき聞いた曲だ。佐々木が下(カンペ)を見て歌っている。PUFFYの「誰かが」のカバーでした。カバーをやるという頭がなかったので意外。
まるで持ち曲のようだな、なんでこんなに似合うんだろうと思っていたのですが、佐々木がチバをカバーしたら似合うに決まっているし、THE KEBABSがThe Birthdayをカバーしたら似合うに決まっていました。
田淵が「誰かが 泣いてたら 抱きしめよう それだけでいい」というフレーズをハモっているのも、なんだか泣ける感じがしたな。
ラスト、「Everbody needs somebody~」からの「Everbody needs HIROKI~」になっていたのがエモいー。そう俺達にはHIROKIが必要。
前回見たライブはヒトリエとの対バンでしたが、その時よりも持ち時間が長かったからか、ワンマン並みのボリュームを感じました。ちゃんと時間見てなかったけど、PUFFYが短め尺だったからかな。
最近定番の「ロバート・デ・ニーロ」と「猿でもできる」が外れていたのが新鮮。あと新曲勢(どうぶつ/お布団/フタバスズキなど)もなかった。アンコールでシリアルのカバーをしたせいもあるだろうか。良き流れでした。
さっきあんなに汗だくだった新井さん、後半戦もつのかな?と少し心配でしたが、ケバブスのHIROKIはめちゃ元気だった。プレイ的には大変だけど、PUFFYの時に比べて可動域が自由でリラックスしているのがよくわかる。ほっ(笑)
PUFFYでもケバブスでも「メンバー紹介してくれ」と無茶ぶりされていた新井さんですが、「こっちは気楽だぁ」と胸を撫でおろしていた、心中お察しします。新井さんによるメンバー紹介、貴重でした。
「てんとう虫の夏」、毎回やって欲しい1曲。浩之さん見せ場ソロ、からのセッションが毎回自由自在で胸がときめくので。永遠に聞いていたい。ケバブスの中でも特殊なリズムだから楽しくて、無意識に待ち望んでいる自分がいる。
ラストはBPM落とすバージョンがすっかり定着(てんとうむしのぉ~なつぅ~~~)、余韻を引っ張るのお気に入り。
佐々木が「新井さんによる大ヒットナンバー」と、「ジャンケンはグー」を紹介。
新井さん見せ場の、ちょっと哀愁漂うギターソロ最高。速弾きだけじゃなくてミドルテンポで繰り出す新井さんの技も好き。佐々木にソロおかわりを要求され、わりと長めに弾いてくれたので存分に堪能できたなぁ。ほくほく。
「てんとう虫の夏」も「ジャンケンはグー」も楽曲のクオリティが高い。アルバム「セカンド」は、お遊びバンドにしてはかなりしっかり作り込まれている。
今後、ケバブスはこのクオリティのフルアルバムを出す気があるのか、気になるところです。フットワーク軽くシングルとかepを出してくれるのも大歓迎だけど。
今日のバラード枠は「ラビュラ」だった。曲間も「HIROKIー!」と賑やかだった客席が、瞬時に静まり返る、空気ががらりと変わって良い。
間奏はシューゲイザーみのある歪みと轟音が渦巻くのが心地良く、胸の内が騒いで熱くなるので、個人的にはバラードって感じではない。しっとり聞いてなんていられない。
一時期全然やらなかったのに、最近「メリージェーン知らない」の出番が多くて嬉しいです。今日は新井さんの日だし、新井さん曲を優先的に入れてくれたのかも。
佐々木が「HIROKIは好きか!」に替え歌しており、それに対してオーディエンスの「うぉー!」という返しがいちいち面白かったです。男性客が多いから歓声が野太い。
アンコール待ちも、ナチュラルに「HIROKI!」の連呼となっていた。続けざまに「BOM-BA-YE!」と合いの手を入れたくなりました。それは猪木。
アンコールでは、serial TV dramaを2曲披露。
公式Xで「serial tv KEBABが結成されるかも?」というポストを見たので期待していましたが、2曲も!
正直言うと「赤いパーカー」は、聞いてすぐに思い出せなくて、イントロの歌が終わった後のギターのパート(なんとなくトライセラトップスみたいな音が印象的)で思い出した。
シリアルは後追いでしか聞いておらず、しかも一番聞いてたの「パワースポット」だったのですみません。
佐々木はチバの歌も似合うけれど、伊藤さんのようなしっとり美声の曲も似合うのだなぁと思う。今さらだけど、間奏がちょっと「ジャンケンはグー」っぽいっちゃぽいな。
それから、もうやらないのではないか、でも以前新井さんが「(ちゃんと弾けなかったから)リベンジしたい」と言っていたので期待していた「まばゆい」がやっと聞けて嬉しいー!
「いえー!」シャウト後の新井さん、ハチャメチャに良い笑顔でした。
またちょくちょく「まばゆい」やってくれー。忘れ去られている「まばゆいpart2」も。
ライブを見に来たピロウズのさわおさんが、THE KEBABSの中で一番好きと言っていたのが「まばゆい」だ、というエピソードに爆笑しました。
この話どこかで聞いた記憶があるんだけどなんだっけかな、「王様になれ」のパンフだったかな。さわおさん、いつも愉快なエピソードをありがとうございますw
PUFFYのドラムが美代子さんだったし、さわお×佐々木の「LOST DOGS E.P.」のバンド編成ライブも見たくなってしまった。実現待ってます。
ピロウズのライブも久しぶりに見たくてですね(35周年おめでとうございます)、9月に豊洲のチケットを取ったと言うのに、旅行と被ってることに後から気づいて泣く泣くお譲りしたわ…無念。
新井さんが、「シリアルやりたい」という話はご飯に行った時に出る、やりたい、でもメンバーを招集するのが面倒だ、と話していました。
入場の際にコンコースに飾られた花を見て、「メンバーからお花来てる!」と早とちりしたのですが、よくよく見たらファンクラブ一同だった。てっきり今日はシリアルのメンバーも新井さんの晴れ姿を見に来たのかと思っていたよ。
「今日メンバーに見て欲しかった、誘ってないけど」と新井さん。誘って!(笑)
「serial tv KEBAB」で大団円かと思ったら、最後に「恐竜あらわる」が来た。え?あの速弾きを最後にやらせる気?HIROKIにトドメを刺す気?
田淵、鬼だなw
「こんなに死にそうな新井さんは初めて見た」と佐々木が言っていました。私も、PUFFYで早々に汗だくになっている異変を見てびっくりしたけど、ちゃんと最後までかっこいいギター弾いててさすがでした。PUFFYにケバブスにシリアルと、トリプル掛け持ちで新井さん本当にお疲れ様です、そして40歳おめでとうございましたー!
プレッシャーだったけど、終わってみたらとても楽しかったと新井さんが言っていた。PUFFYもケバブスも新井さんも生き生きと楽しそうで、本当に良い対バンだったな。
MCでは、新井さんおめでとうの言葉のほか、SMAのお話も。
佐々木いわく、デビューして売れなかったら普通は切られるけど、SMAは切らないから気が狂っている、と。田淵いわく、SMAに入ったからにはみんな幸せになろうという方針だ、と。
PUFFYとも関りが深いってことで黒猫チェルシーとオカモトズのコウキくんの名前を田淵が挙げていた。
啓ちゃんはXIIXでもサポートしてくれてますね。大知くんがどういう経緯で俳優を始めたのか知らないけど、SMAだからやらせてくれたのですかね。今や大河ドラマにも出てる名俳優だし良かったよね、むしろ彼が音楽をやってることを知らない人も多そうです。
オカモトズは解散してないけど、遠回しにディスってるわけじゃないよな?w という冗談はさておき、ソロ活動も活発だし、ハマくん一時期お休みしてたしな。
ユニゾンも初期、ソロミュージシャンのサポートをしたり、楽曲提供を提案されたのはそういうことだったのかな。
ユニゾンが売れる前に切られていた世界線だったら、我々ファンも今どうなっていたでしょうかね。良い事務所だね。そして良き対バン企画をありがとうSMA!(提案してくれたマネージャーさんもグッジョブ)
🔹セットリスト
セトリはこちらを参考に。
このところ自律神経の調子が悪く、日々睡眠薬を服用しており、体力ががっくり落ちてスタンディングのライブが辛くなってしまいました。
この日、ライブに行くことすら迷ったのですが、完売していなかったせいでゆったりスペースで、バーに寄りかかれる位置をゲットできたので命拾いをした。大きめの会場で開催してくれてありがたかったです。
前半のPUFFYでは、想像以上に最高のステージだったのと、念願のPUFFY with 新井さんを見ることができて大満足でアドレナリン出まくったので元気だったのですが、後半のケバブスではだんだんと力尽きてしまった。記憶が薄めです、とても楽しかったんだけれど、楽しいがゆえにセーブできずうっかりはしゃいで自爆。
帰りにすき家でご飯を食べたら、どんぶりの底がぐるぐる回ってたw
回復に数日かかったけど、行って良かったなぁ。ケバブスは次のライブ、決まってなさそうだしな。元気だったら名古屋も行きたかったなー。
新井さんプロデュースの弘毅Tシャツ。PUFFYのお二方に「われ、自分でプロデュースしたんかい?」と突っ込まれたそうだよ(笑)
最初に上がってきたデザインがやばかったから、プロデュースせざるを得なかったらしい。
くどいようだけど、PUFFYが着ていた、無防備な表情の弘毅Tも欲しいw