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沼津港深海水族館と雨の静岡観光

🔹そうだ沼津、行こう。


GWに東京から静岡県富士市に好きなロックバンドのライブを見に行くことになったので、オープン当初から行ってみたかった「沼津港深海水族館」に立ち寄ることにしました。12年越しに念願叶ったー。

日程は5月7日(日)、ゴールデンウィークの最終日です。小さな水族館で休日は混雑すると聞いていたので、オープン時間の9時に合わせて会場入りすることに。久しぶりに5時台に起床したわ。

朝6時半、連休最終日の東京駅「こだま」ホーム。さすがにガラガラ

「新幹線こだま」で東京駅から三島駅へ。三島からは東海道本線で沼津まで5分です。

三島駅で見かけたたばこ風お茶「ちゃばこ」
沼津は「ラブライブ!」の聖地なのか

駅から水族館までは伊豆箱根バスで10分程度なのですが、バスの時間まで30分ぐらいあったので歩くことに。知らない土地を歩くの大好き。徒歩20分強ぐらい。この日は大雨予報でお昼過ぎに大変なことになりますが、朝はまだセーフ。

水族館までほぼ直線。人通りが少なくて快適
写真で見るよりもずっとコンパクトだった観光地エリア

🔹沼津港深海水族館

水族館に到着する頃には小雨が降ってきました。9時少し前に到着しましたが、誰も並んでいません。写真を撮っていたら、数組の家族が入場して行ったので後ろに付きます。混雑する施設は朝イチに来るに限る。

「沼津港深海水族館」は、深海生物をテーマにした世界初の水族館。1階は「ヘンテコ生き物」「深い海」「駿河湾大水槽」などジャンルごとに深海生物の展示があります。2階はシーラカンスや企画展示、ショップとなっています。

日本一の深海湾「駿河湾」

なぜ沼津で深海水族館?という素朴な疑問がありましたが、駿河湾は日本で湾の深さがナンバーワンだそう。他に深海生物に特化した水族館がないのは、深海生物の捕獲と展示が困難だからです。しかし沼津は新鮮な捕獲物が水揚げされるので、捕獲や輸送の問題をクリアできるという地の利があるからなんですね。なるほど。

展示エリアのBGMがなかなか迫力のあるオーケストラでした。「ジャンルの異なる6人の作曲家が、館内のゾーンごとにコンセプトに合わせたイメージ音楽を作曲」だそう。CD売ってました。オリジナルBGM作っている水族館は、やる気が感じられるので好き。

深海生物

イガグリガニ

深海に生息するカニとしてメジャーなのはタカアシガニですが、イガグリガニは初めて見ました。本当に栗みたいな棘ですね。
「その身には上品な甘みがあることから美味とされているます。しかし棘が多く、食べにくいことから食用として流通することはありません」(説明書き)
でも美味なら食べてみたいなー!

カワテブクロ

この子は比較的多くの水族館で見かけますが、本当に皮手袋みたいですよね。生息水深は5m-40mなので浅い。イガグリガニは350m-600m。

トリカジカ

この子も初めて見ました。カジカの1種なのかな。「横から見ると毛をむしった鶏に見えることから名づけられました」って、ちょっと可哀そうなネーミング(笑)

癒しのイソギンチャク
ヌタウナギ

「約4億年前から生きている原始的な生き物で、生きている化石と呼ばれています。」「危険を感じると体から粘液=ヌタを放出し、敵の口やエラにつまらせ、窒息させることで身を守ります。」
韓国では高級食材として食べられているそう。あまり美味しそうには見えないなー。水族館の魚を見て、食べられるかどうか考えがち(笑)

深海生物と言えば欠かせないダイオウグソクムシ。水深350m-900mに生息。表層水温と、水深800m(5℃)に温度設定されている棒が設置してありました。具体的に体感できるからイメージしやすいですね。

深海のアイドルには会えず(涙)

深海のアイドルメンダコ!見たことがないので楽しみにしていましたが、残念ながらこの日は展示がなく(涙)

「独特な臭いを放つことから漁獲物に匂いが移る、と漁業者から敬遠されていましたが、近年その可愛らしい姿から人気の深海生物になっています。」(説明書き)

メンダコの常設展示は世界中どの水族館も成功していないそうです。捕獲できる時期と場所が限られていて、良い状態で捕獲される個体が極めて少ないこと、捕獲されたとしても繊細で飼育が困難だそうです。ものすごくストレスに弱いから、撮影も禁止だそう。見たいけれど、そんなに繊細な生き物を捕まえて展示するの、ちょっと可哀そうに思えて来ちゃうね……

メンダコにご対面できた人はラッキーですね。沼津港深海水族館では、世界中の水族館が1-3日間しか飼育できない中、最長52日間の飼育記録があるそうです。すごい!

「世界で2個目となる飼育下でのメンダコの孵化に成功」

「プラスティネーション」のメンダコ。水分や脂肪分を合成樹脂に置き換えた標本です。

エントランスのフォトスポットにいたメンダコさん

世界で唯一の冷凍シーラカンス

ここには5体のシーラカンスが展示されており、3体が剥製、2体が冷凍です。冷凍のシーラカンスが見られるのは世界でここだけ。想像以上の迫力!

絶滅の危機に瀕しているシーラカンスは、ワシントン条約で輸出入が厳しく制限されています。そのため、シーラカンスを目にすることができるのは世界中でも数か所の博物館などに限られているそう。でもそれはたいていホルマリン漬けや剥製なのです。

あまりの迫力で何度もガン見しちゃったし、他のコーナーを見てまた冷凍シーラカンスエリアをウロウロしてしまいました。剥製とは比べ物にならないほどのリアリティ。見飽きません。

「このシーラカンスは、日本の学術調査隊が1981年に結成され、数年にわたって第8次調査団までをコモロ諸島に派遣して捕獲したものです。捕獲時の体調は165~170cm、体重は75~80kgだったそうです。この冷凍のもの以外は、解剖され、様々な研究が行われた後、剥製標本となっています。」(説明書き)

と言うことは、このシーラカンスは30-40年ぐらい冷凍され続けているのだろうか。この先もずっと変わらず冷凍のまま、現状を保てるのかしら。想像がつかない。

マイナス20度が保たれている保管庫製作は三菱重工だそうです。愛知万博の冷凍マンモス庫の技術を応用とのこと。そのチャレンジ心、なんだかオタク心極まれりっていう感じもして最高だなと思います。

「特殊な冷凍室にシーラカンスを収容することで、様々な角度からの観察が可能となっています。ガラス玉ではない眼球、鰓蓋からみえる大きなエラ、生きていた時を思わせる口の中など剥製とは異なったリアルなシーラカンスを間近に観察していただけるのです。」(説明書き)

まさにそのリアリティに度肝抜かれました。その他、冷凍保存にすることで、ウロコや筋肉、内臓の変質を最小限に抑えて、将来の研究にも役立てることができるそうです。

間違いなくこの水族館のメイン展示なので、冷凍シーラカンス見るだけでも来る価値があると思いましたよ!

ちなみにこちらが剥製のシーラカンス。ガラスが反射しちゃって見づらい上に、色付けがなんだか不自然でおもちゃみたい。冷凍とのリアリティーの落差を感じます。

シーラカンスの歴史

「シーラ爺」(口が動く)、なんかぶつぶつ喋ってました(笑)

3億5000万年ほど前に誕生したとされるシーラカンス。絶滅したと思われていましたが、80年ほど前に生きていることが発覚。
すみません私勝手にシーラカンスはもう絶滅したものだと思っていました……

1938年に南アフリカで発見。漁師から謎の魚を捕獲したと連絡を受けたラティマー女史が、スケッチを添えてスミス博士に手紙を送り、7,000万年前に絶滅していたと思われていたシーラカンスが生き続けていたことが判明したそう。

発見秘話がアニメーションで紹介されているので、子供にも理解しやすいと思います。

ハリモグラ

ハリモグラ

突然、とげとげの丸っこい物体がガラスケースにいたのでびっくりしました。すやすやと寝ていましたが、顔を近づけると獣臭。ハリモグラって珍しい、上野動物園の小獣館で見たことがあったような気もするけど。展示されていたのには、理由がありました。

「ハリモグラは2億年ほど前の三畳紀に誕生したちょっと変わった哺乳類なのです。爬虫類や鳥類が進化したものが哺乳類だと考えられるのですが、このハリモグラ、まるでその中間に位置しているかのような生き物なのです。それはシーラカンスが両生類への進化の途中の魚類であるとの説に似ています。シーラカンスとハリモグラ、この両者はどちらも生物の進化のカギをにぎる生物と考えられているのです。」(説明書き)

シーラカンスって両生類への進化の途中の魚類なんですね。全然知らないことばかりで勉強になります。

シーラカンスの繁殖

繁殖方法についていまだに謎が多いそうです。卵を産むのではなくお腹の中で卵が孵化して、赤ちゃんは親と同じ姿になってから産まれてくるそう。この繁殖方法だと交尾をする必要があるけれど、同じ方法で繁殖するグッピーやサメのオスが交尾をするための器官がシーラカンスからはいまだに発見されていないとのこと。

「千と千尋の神隠し」にシーラカンスが?

全然知りませんでしたが、「千と千尋の神隠し」で千尋のお父さんとお母さんが食材をむさぼり豚になってしまうシーンに出てくる食べ物が、シーラカンスの胃袋という説があるようです。作画を担当したアニメーターさんのツイートが発端だそうですが、真相は謎。

美味しくなさそうw

メガマウスザメ

サメは苦手です、何故なら顔が怖いから!でもメガマウスは比較的可愛い顔をしているので大丈夫。ジンベエザメも可愛いから好きです。あとネコザメね、超キュートなので大好き。
メガマウスも、繁殖の時期や繁殖の方法などはいまだに解明されていないそうです。

「500種類以上もいるサメのほとんどが肉食性です。その中で、プランクトンを食べているのはわずかに3種類だけなのです。ジンベエザメ、ウバザメ、そしてこのメガマウスザメです。」(説明書き)

なるほど、だからメガマウスとジンベエザメは顔が優しいのかな(偏見)。ウバザメは知らないな、と思ってググって見たら、見た目が個性的で生理的にダメでしたー!(涙)でも優しそうな雰囲気ではあるかな……

プランクトンを食べるメガマウス。しかし鋭くとがった歯もあります。プランクトンを食べるときには役に立ちません。

「一つの説としては、サメの仲間の多くは、交尾の際にオスがメスのエラ孔の近くに噛みつき、体を密着させることが知られています。メガマウスザメの歯も、交尾のために有効に使われているでのはないか?とも考えられています。」(説明書き)

えー!そんなエロい説が!(エロくはない)
まだまだ解明されていないことが多くて、生命の神秘を感じますね。

ラブカ

古代ザメと言えばラブカ。鰓スリットがどうしても目を引きますよね…見た目が苦手だったんですけど、「シン・ゴジラ」で蒲田くんのファンになっちゃってから、ラブカにも愛着が(笑)

残念ながら生きてるラブカの展示はなし

企画展示「ひゃっこい季節の魚」

企画展示で、大好きな青森の「浅虫水族館」からハタハタを発見!
静岡で会えるなんて嬉しい♡

「浅虫水族館」の旅行記はこちらにあります。

岩手の「もぐらんぴあ」も富山の「魚津水族館」もまだ訪れたことがありません。いつか行ってみたい。こういう水族館同士の交流って和むから好きです。都会のスタイリッシュ過ぎる水族館(例:マクセル アクアパーク品川)にはない魅力だなと思います。

ミュージアムショップ

水族館に来てチェックが欠かせないのがミュージアムショップです。大人気のシーラカンスぬいぐるみ、LLサイズ、でかっ!でも可愛い。私はMサイズを連れて帰りました。

奥が「沼津港深海水族館」のシーラカンス。手前は「アクアマリンふくしま」のシーラカンスです。同じシーラカンスでもこんなに違うー。

水族館のオリジナルぬいぐるみを収集しています。量産型のものには興味がなく、その水族館でしか買うことができないオリジナルに限ります。
最近のお気に入りは、一番手前左の「アクアワールド大洗」のナヌカザメ(卵殻付き)。シーラカンスの向こう側は、今は無き「京急油壺マリンパーク」のメガマウスザメです。「京都水族館」のオオサンショウウオ、「海遊館」のジンベエザメもお気に入り、うーん全部お気に入り!

3年ほど前の自粛期間中、渋谷のスクランブルスクエアで地方の水族館のグッズが販売されていたことがありました。その時、沼津のシーラカンスを見かけて「欲しい!」と思ったんですよね。でも、現地に訪れてお土産で買うことをモットーとしているので、我慢して良かったな。念願叶いました。

瓶詰のシーラカンスも可愛くてお買い上げ。メンダコも捨てがたい。

ガラス細工のウミウシ(江ノ島水族館)と、生しらす(江の島ガラスHOOK)と一緒にトイレに飾るよー。ウミウシと同じサイズ感のシーラカンス(笑)

旅先マグネットコレクションにシーラカンスとメンダコを追加。次回はぜひともメンダコちゃんにお目にかかれたらいいな!

テンション上がる、深海魚図鑑ラングドシャ。

食べるのもったいない、と言いつつパクパク食べちゃうけどね!子供も喜びそうですね。と言うか本来は子供向けなんでしょうね。子供並みにテンションの上がる大人です。チョコクリームがサンドしてあり、ちゃんと美味しいですよ!

買わなかったけど、こういう地域密着のお土産は和むので好き。

これも買わなかったけどマニアックで好きだな(笑)

一通り見学し終わって10時半でした。そこそこじっくり見て1時間半、お好きな方ならもっと時間はかかると思いますし、さらっとで構わないなら1時間で周れると思います。記載しなかったけど、他にも色々展示がありますよー。

もう1周しようかなと思ったら、だいぶ混雑して来ていました。朝イチだったのでとても快適に周れましたが、人が多い時は時間配分も変わりそうです。2階は比較的スペースが広いのですが、1階は狭いスペースに小さな水槽がたくさんあるので渋滞しやすい。
ただ、スタッフさんが手慣れたもので「こちらが空いています」「順番にお待ちください」など、しっかり状況を見て誘導してくれるので親切だなと思いました。混雑時は入館するのに80分待ちなどになるそうなので、水族館側も一生懸命やっているのでしょうね。土日に行くなら絶対に朝イチがおススメです。後は閉館間際を狙うか。

ちなみに入園料は大人(高校生以上)1,800円、小中学生900円、幼児(4歳以上)400円。前売りはなく、現地で当日買います。口コミで「小規模の割に値段が高い」と見かけたことがありますが、その感覚が私にはよくわかりません。民営だしこれぐらいするのでは。

知識欲も満たされたし、シーラカンス大迫力だったし、念願のぬいぐるみも買えたし、大満足!

🔹「にし与」で海鮮丼

水族館を出たら、アホみたいに雨が強くなっていました。朝から何も食べていなかったので、早めの昼食です。海鮮を食べに行こう。

「千本一」のぬまづ丼も食べてみたかった

この辺りに詳しい先輩から、観光地にしてはそこまで混まないし満足できるよと教えてもらった「千本一」に行こうと予定していたのですが、オープンが11時からでした。まだ30分あります。
目と鼻の先の「にし与」が空いていたので、こちらに入ることに。朝から営業している有名な人気店ですが、並ぶのが必須と聞いていたのでラッキー。連休最終日だし雨だし、10時半過ぎという微妙な時間帯だったせいかもしれません。

「孤独のグルメ」の原作者でおなじみ久住昌之の「昼のセント酒」で紹介されたことでも有名なようです。

おススメの「にし与丼」(2,000円)にしました。11種類の具が乗っています。観光地価格ではあると思いますが、お刺身がどれも新鮮で美味しい!ご飯が炊きたてで、酢飯ではなかったのが個人的にポイント高いです。しじみのお味噌汁もおだしの良い味が出ていました。ご飯はだいぶ少な目だけど、色々食べたい人もいるだろうから、これぐらいの量でいいのかも。

他のお客さんを見ていると、注文が様々なんですよね。お店としては「にし与丼」がおススメになっていたんですけど、定食やフライや丼など、きっとどれ食べても美味しいんだろうな。

おばちゃん達が客席を仕切っています。「あそこが空けば助かるのに、まだお茶で粘っているねぇ…」とこそこそっと話しているのが聞こえてしまいました(笑)わかる、人気店だから食べたらさっさと退散すべきですよね。

「美味しかったです」ってお礼を言ったら、ものすごく嬉しそうな顔をしてくれたので、おばちゃんにキュンとなってしまった。活気のある大衆食堂という感じで、良い雰囲気でした。今度は名物のアジフライ食べたいな。朝からフライはちょっと胃が無理だったなー。

晴れていたら沼津港大型展望水門「びゅうお」に行きたかったのですが断念。観光ショッピングモール「沼津みなと新鮮館」へ。

🔹しーらかんすcafe

しーらかんすcafe」で、モナカロン(マカロンと最中の折衷?)と深海ブルーティーを。映え重視かなと思ったのですが、モナカの皮がぱりっぱりで、餡子とホイップ&発酵バターの組み合わせがとても美味しかったです。ブルーティーは、一時期とても流行ったバタフライピー(ハーブ)で海の青色を演出。普通に美味しいですよね、バタフライピー。

他にも愉快なメニューがたくさん。素材にもこだわっているようなので、美味しいのも納得。店内に座席がないので、この施設のエントランスにあるフリースペースの長イスで食べました。

いかの姿焼きを購入。帰りの新幹線で食べようと思ったのに、結局はお腹いっぱいで食べられず。翌日チンして食べたけど美味しかったよ。ちょっとピリ辛。

笑っちゃうぐらいの雨になってきたので、タクシーで駅に向かうことにしました。「沼津 みなと新鮮館」のエントランスに、無料で配車してくれる受話器(ベルタクシー)がありました。便利。「今電話しているところから、振り返った入口に着けますね」と。話が早い。7-8分で来てくれて助かる。

朝は余裕で歩けたのに、さすがに土砂降りだときついです。水族館がとても楽しかった話を運転手さんにしたら、前に来たお客さんは1泊して翌日も行った、と話していたというエピソードを。わかる、マニアはそうすると思う(笑)(私はそこまでマニアではない)

朝、水族館に向かう道すがら、とても良い匂いがしてきて気になった洋菓子屋さんがあったので、その近くで止めてもらいました。

🔹Grandmaで「デコポンタルト」

こんなファンシーな外観のお店から、とびきり良い香りが漂ってきたら気になってしまうではないか。「Grandma」というお店で、後から調べて知りましたが、「ラブライブ!」とのコラボ商品を販売していたこともあったようです。

静岡だから、紅ほっぺかデコポンか迷った末、デコポンのタルト。めちゃくちゃ甘くて美味しいデコポンでした。豪雨だったしお客さん2組ぐらい。1人だったけど4人席を使わせてもらいました。「お足元の悪い中、わざわざありがとうございます」と、店員さん達もとても感じが良い。いかにもアニメファンという風貌のお客さんもいたので、「ライブライブ!」の聖地巡礼かな。
ちょこちょこお客さんがテイクアウトしに来ていたので、やっぱり人気なのだと感じました。

ご当地っぽい洋菓子をお土産に。「MINATO RUSK」が好きでした。駿河湾産サバを原料とする「サバ節」と「伊豆みそ」を使った和風のラスク。サバ味のラスクなんて初めて食べたよ。

🔹沼津から富士へ

沼津駅に戻るとだいぶ小雨に。これぐらいなら港エリアを歩いて観光できたのになー。でも、もはや戻る気力はなし。

沼津駅周辺であまりお土産物を買える場所はなさそう。小さな駅ビル「アントレ」と、「イーラde」の地下に少しご当地ものがあるぐらいかな?

コンビニではやはり「ラブライブ!」推し。そう言えば、駅前に「沼津ラクーンよしもと劇場」がありました。こんなところに吉本があるとは。

ロックバンドのライブが「富士市文化会館 ロゼシアター」で行われるので、東海道線で沼津から富士へ移動。20分ぐらい。初めて富士駅に来ました。ここからライブ会場までバスで10分ほど。

静岡と言えばASTY(駅ビル)ですが、なんと富士駅のASTYには店舗が「ヴィ・ド・フランス」しか入っていないという衝撃。

眺めは良かったよ
ロックバンドのライブは最高でした!

🔹「五味八珍」で浜松餃子

帰りは、富士駅と新富士駅の間にある「五味八珍」横割店へ。ライブ会場のロゼシアターから、歩くと20分強ぐらいかな。ライブが終わった直後は降っていなかったのに、次第に雨脚が強くなったので、思った以上にびしょ濡れになってしまった。

レモンサワーと浜松餃子とレタスチャーハンで乾杯!ライブ後の美味しいものは最高。

帰りは新富士駅から東京駅まで。
ご飯を食べて帰る想定で、少し遅めの新幹線を予約していたのですが、予定より早い便に乗れそうだったので変更しようとしたら、東京行きの指定は全て満席とのこと。連休最終日の遅い時間なのに。
ただ、「こだま」の自由席は乗車率50%とのことなので、自由席で帰ることに。隣に人がいる指定席より、いない自由席の方が快適に決まっています。自由席に変更して良かったな。

シーラカンスのぬいぐるみが嬉しくてテンション上がって車内で写真を撮る私。

晴れていたらもっと歩けたのにな。今度はお天気の良い時に、ゆっくり沼津観光したいです。港周辺はコンパクトに観光スポットが集まっているので、日帰りで遊ぶのにちょうど良いと感じました。水族館は必ず再訪したいと思うほどお気に入りです。

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