内省の技術:感情を記録する
前回は「テーマを絞り込む」ことの重要性について説明した。
内省のために重要なポイントの2つ目は、「感情を記録する」である。
なぜ、感情を記録することが大切なのだろうか?
ただ、日々の出来事を記録するだけでは不十分なのだろうか?
日々の出来事で感じた、気分よくできること、達成感を得られること、苦手意識を持っている人や行動、怒りやストレスを感じたこと、など記録していく。日々の出来事とそこで感じた感情を何度も書いていく。何度も何度も書いていく中で、ふと自分の「こだわり」が見出す。
感情を記録することは、ただ事実を記録するだけでは見えてこない「こだわり」や「価値観」を発見していくことができる。日々の出来事を記録することでより効率的に改善することはできるが、それだけでは自分の「こだわり」や「くせ」には辿り着けない。
無意識でやっていたこと、直感的にやっていたことを言語化し、意識的に考えられるようになることで内省が深まり、より自分を理解することができる。
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