方法としての演劇、目的としての演劇
今回は、僕が携わっている小劇場演劇について最近考えていることです。
ざっくりいうと、演劇には「方法としての演劇」と「目的としての演劇」の両面があるという話です。
実に簡単な話で、例えば
「金槌で釘を打つ」という行為には、
「釘を打つために金槌を振るっている」と
「金槌を振るうために釘を打っている」という二つの面があるのと同じことです。
これは演劇ではないこの話のきっかけは、僕が関わった演劇の感想の中に
「これは演劇ではない」
という感想を見たことにはじまります。
個人