母親のチラ裏オナニーノートー毒親と対決9

もう現物も残っていない。

母親の誕生日の次の日ー
母親から1冊のノートが届いた。

Kくんが心配そうにおずおずと差し出してれた郵便物、
「いつもは手紙っぽいんだけど、なんか分厚くて。。。
もし大事な書類でも入ってたら、と思って」

出てきたノートを広げ、チラチラっと2、3ページ、パラパラっと全体を見たわたしは、怒り狂ってノートを床に叩きつけた。

Kくんが、びっくりしてノートを拾い上げる。

「○月○日。えこちゃん、おはよう!今日はいい天気だね!今日は体調が良いです。」
ノートの数行に渡る大きな字で、定型文のように始まる日記?

ラストレターを送った後に、急に思いついたのか日付はつい最近からのスタートで、送らないといけない日まで(自分の誕生日にわたし宛届くように)には終わっている1ヶ月も続けていない中途半端なシロモノ。

そして内容といえば、背負っていた借金○000万くらいを、仕事を3つも4つも掛け持ちして1人で返済したことが事細かに書いてあった。(よく読んでないし、借金の額も忘れたけど(笑)

ーこんなに、こんなに、私はお金で苦労した!
ーこんなに頑張って私が1人で借金を返済した!
ーなのにえこちゃんはわかってくれない!!!!
ーあまつさえ、私のことを毒親扱いした!!!!!
ーおかげで体調が悪い。精神的に参ってしまった!


わたしは多分このノートが届く前までは母親を諦めていなかったと思う。
あれだけ何回も「父親のDV浮気、モラハラパワハラ、お金のことで苦労してきて、大変だったね。名前も虐待だよね。」と気持ちを慮ってきたつもりだ。

でも受け取ったのはこのノート。
お金と自分のことしか書いてない(笑)
ー私かわいそう!
こんなにお金で苦労して、子どもを3人も育てたのに、それを有難がられもしない!
ー私かわいそう!
自分をこんなに犠牲にしてやってきた。
ー私かわいそう!
長女ならお金で苦労してきたのをわかってくれると思ったのに、わかってくれていない!
ー私かわいそう!

悲劇のヒロインの怨念。
繰り返し繰り返し書き連ねてあった。

ちょっと待って

まず、借金はわたしが作ったわけじゃない。

新築で建てた家と、建てて数年も経たず改装した父親の趣味の店の費用。父親の趣味ー車にバイク。ジェットスキーに、ウインドサーフィンを始めとする夏スポーツ、スキーなどの冬スポーツ。浮気相手にも貢いでたのかどうなのか、そのへんは知らないけど。お金を使っていたのは父親だ。



そして妹の話によると、子宮筋腫で入院した頃、たぶん母親が自身の実家と関わらなくなった頃、母親は、わたしがアダルトチルドレンなのをすでに知っていたというのだ。

ちょっと待って

アダルトチルドレンは、子どもが勝手になるわけじゃない。
親が子どもに悪影響を与えるからなるんでしょ。
わたしがアダルトチルドレンなんだったら、アンタは毒親ってことでしょ。
「私を毒親だって言った。精神的に参った」って??
オカシイでしょ(笑)
そもそも自分だって、思うところがあって実家とは縁を切ってるんじゃないの?


わかってないのはどっちだ。
日記はチラシの裏にでも書いてろ!!!
オナニーは人に見せずに一人でやってろ!!!







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