わたしの独り反省会はなぜ開催されるか?

わたしは独り反省会をなぜするのか


この前、直属の女性部長に
「わたしの父親はDVで、アル中で、モラハラパワハラのクズでした。」と打ち明けたとき、
「どうしてお母さんは離婚されなかったのかしら?」と聞かれて口籠った。
「そういうDVモラハラパワハラ男は相手を洗脳して、依存させて逃げられなくするからです!」
という簡単な答えを導くことすら思考停止してしまって、
「な、なんででしょうね〜?ハハハ」と言ってしまった。

その夜の独り反省会によって、ようやく上記の言いたかった答えが導き出された。
そして、至極真っ当?な疑問を持つ部長は愛着安定型なんだろうなぁ、と思った。


その場で急に、ことばが出てこない。

親の言うことには疑問を抱かないよう、歯向かわないよう躾けられて、自分の意見や考えをその場で言うことを封じられてきたからだろうか。
母親が息を吐くように「お金がない」と吐き、でもわたしに言うのは「お父さんのお陰で生活できるんだからね!」という矛盾したことを言って聞かされていたことも、「あえて考えない」ようにしてきたからだろうか。

子どもの言う事を、反抗・口答えとかしかみなさなかった母親に対してわたしのとれた行動は、
母親から顔を背けた虚空を睨みつけて
「このクソババァ」と繰り返し唱えること。
思考を停止させて、その場での感情や考えを封じ込めてしまうことだけだった。

そのせいだろうか。
質問とそれに対しての回答をあらかじめ考えていなかったとき、とっさの切り返しができない。
思考が停止するようにプログラムされてしまっている。

そうすると、あとになってからどんどんと
「あの時こう言ってやればよかった」「ああ言ってやればよかった」と、あとからあとから本当は言いたかったこと、思っていること、が湧いて出てきて独り反省会へとつながっていく。

今日は久しぶりに途中覚醒からの寝れなくなってしまったので、独り反省会。

でもホント、この思考停止はなんとかならないのかな…。
文章を読み書きして、その行間を読むのは得意だけど、聞くのは苦手なのかな。
どうやったら切り返しができるようになるんだろう。


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