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デザイナーさんと作る展示会の裏側【産業交流展2022】

A-Co-Laboは、10月19日(水)~21日(金)に行われた産業交流展2022に出展しました。

弊社は研究者が持つ、研究経験・知識・スキルを活かして企業の課題を解決することを目的としています。

自己紹介記事はこちらからご覧ください↓


今回の産業交流展を通して、想像を超える沢山の方にA-Co-Laboを知っていただける機会になりました。

ブース前で立ち止まり「何をやっている会社なの?」と私達の説明に耳を傾けてくださる方や、「今までにない新しいサービスで面白い!」とお褒めの言葉もいただきました。

今回は、そんな私達A-Co-Laboの展示ブースができるまでの裏側についてご紹介します🙌🏻


・・・

展示物がない中での出展で、どう魅せるか


設立して2年、サービス開始から1年半のA-Co-Labo。
今回はとあるご縁から、ありがたいことに出展の機会を頂きました。

A-Co-Laboとして初めての出展が決まって嬉しい反面、展示物がない中でどうしたら弊社のサービスや特徴が分かりやすく伝わるのか、といった話になりました。
そこで、今回はデザイナーの方にお願いし、一緒に頭を悩ませながら展示を作っていくことにしました。

初回のお打ち合わせでA-Co-Laboの説明や想いなどをデザイナーの方にお話しし、それをもとに展示アイデアを作成してもらいました。
初期のブース案はどんなだったのか、特別にお見せします!

案1:会社概要重視案

会社概要重視案
パネル3枚
・会社概要
・研究者の領域やサポートフロー
・企業のお困りごとと、解決した研究者の写真と事例イメージを紹介

垂れ幕
今ままでの事例を研究者の等身大写真と共に、天井から垂れ幕を吊るす。ブース内で人が動くため導線がランダムになり、必然的に滞在時間も長くなる。商談や名刺交換の時間の声かけタイミングも増える。


案2:研究者推し案

研究者推し案
パネル
・研究者の顔写真でブース全体を囲み、研究領域を色分けし分野がイメージできるようにする。
A-Co-Laboにはこれだけの研究者が集まっている!というイメージを来場者に与える。

垂れ幕
・ブースの天井から会社概要や事例紹介を垂れ幕で吊るす、もしくは中央に高いBOXを設置し4面で訴求することで遠くからでも目立つようなブースにする。

これらのデザイナーさんの提案を基に、ブースのイメージを膨らませていきました。

案1は従来の展示会のイメージとは異なり目立つブースなため、入ってみたくなるような空間ではあるものの、ブースの設計上、天井がついていないため難しいのではないかという判断になりました。

案2は研究者の顔写真がブースを囲っていることで、来場者が圧迫感を感じる可能性があることや、パートナー研究者の写真を大量に用意する必要があり断念しました。

そこで最終的に、案1と案2を合体させることで落ち着きました。

3つのパネルで会社概要とサービスのフロー、事例を紹介し、ブースの入り口付近に人の背丈ほどあるBOXを置き、研究者の写真と領域を紹介することで目を引くようなブースを目指しました。

産業交流展A-Co-Laboブース
案1と案2を合体させた実際のブース

また、デザイナーさんの提案で他のブースに負けず遠くからでも目立つよう、コーポレートカラーである赤を基調としたブースにする方向で話を進めていきました。


最後まで悩んだ会社概要パネル


研究知のシェアリング

A-Co-Laboは、研究者の研究知識・研究スキルをシェアすることで、企業のお困りごとを解決するサービスを提供しています。

ですが、来場者の属性を考えるとR&DBP(研究開発におけるビジネスパートナー)という表現のほうが、会社として何をやっているかは分かりやすいのではないか、という議論になりました。

何度も話し合いを行った結果、A-Co-Laboの財産は人(研究者)であり、研究者なしに弊社は存在しない!という原点に戻り「研究知のシェアリングサービス」を大々的に掲げたパネルにしました。


伴走支援を表したフローパネル


フローパネル

単に研究者と企業をマッチングするサービスではなく、A-Co-Laboのプロジェクトマネージャーが伴走支援していることを、分かりやすくお洒落にデザインにしていただきました。


フローパネル

実は上のイラストをよく見ると、足元にある種が芽になり植物がどんどん育っているのがわかると思います。
ビジネスアイディアから事業化までをサポートする中で、企業や研究者と共に成長していく過程をデザインしていただきました。


大きくて目立つパートナー研究者BOX


研究者BOX

今回の来場者の属性を考慮し、
・ものづくり
・環境エネルギー
・医療、ヘルスケア
の分野にまつわるパートナー研究者から写真を提供頂き、BOXを作成しました。

BOXのカラーもフローパネルと同様、カラフルなデザインにしていただきました。

人の背丈ほどある研究者BOXがブースの入り口に置いてあることで、気になって立ち止まる来場者が多くいたため、会社概要を説明しやすく名刺交換がスムーズに出来るような流れが生まれました。


準備の裏側と3日間の振り返り


ハプニング

展示会前日の12時-14時着で指定していたパネルが中々届かず、17時頃に到着し、ぎりぎりでパネルを設置するといったハプニングがありました。

また、ブースの設計に合わせてパネルをデザインして頂いたのですが、実際のブースには壁がない場所があり(これはA-Co-Labo側の把握ミス)、その部分からパネルがはみ出てしまうという事態も発生しました..^^;

準備

今回初めての出展だったということもあり、文化祭前のようなワクワクもありながら、
・ブースに必要な物の申請手続き
・産業交流展HPの出展者ページ作成
・パンフレット作成
・その他当日ブースに必要な物の買い出しや準備…
など様々なことを同時進行させながらバタバタの準備となりました。

当日

3日間のブース来場者と名刺交換が出来た方はそれぞれ100名以上、パンフレットも200部を配りきりました。

初めての展示会でどうなるか不安でしたが、皆さんから多くの反応をいただけて、改めて出展してて良かったと思っています ^ ^

また、我々のイメージをデザインに落とし込んでくださり、何度も細かな調整に対応してくださった、デザイナーの吉柴さんの力があってこその3日間となりました。本当にありがとうございました。

左:代表原田 右:デザイナー吉柴さん


今回ご協力いただいたデザイナーの吉柴さんは、代表の原田とAPT Womenの同期であり、"デザイナーさんの力を借りて、来場者に刺さるようなブースにしたい!"という想いから、ブース・パネルのデザインを依頼させて頂きました。

吉柴さんが主宰している、子供達のためのオンラインクリエイティブラボ、9kidslabはこちらからご確認ください↓

「デザイン」を通じて、自分なりの視点や解決方法を見出し、人生を楽しみながら切り開いていけるお子さんを育てる、小学生対象のオンラインクリエイティブラボです。
子供たちはアート、デザイン、制作、実験、グループワークなどを通して、講師や仲間と対話をし、自分自身で考えながら「自分の好き・得意」を育んでいきます。非認知能力に重点を置いた、新しい価値観のオンラインでの習い事です。
https://9kidslab.com/




当日3日間の様子をまとめたnoteはこらちから↓
裏話とオフショットが満載です(^^)✨



A-Co-Laboについて


弊社は、研究者が持つ、研究経験・研究知識・研究スキルを活かして企業の課題を解決することを目的としています。

「誰に相談していいかわからない」という企業の課題に対し、多様な支援テーマを提案、適切な研究者チームを作り対応します。単発の依頼からプロジェクトまで対応可能です。
プロジェクト前後のサポートもお任せください。

研究者との接点がない!といったお悩みや、新規事業にまつわる疑問や相談、アイディアレベルのものまで、何でも受け付けております。

初回相談は無料!0からサポートいたします!😊

興味が湧いた企業の方、研究者の方がいらっしゃいましたらこちらからお問合せ下さい。
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