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子どもはみんな、違うんだ

子どもはみんな、違うんだ

覚えておこう
子どもは、成長の設計図を持っている
子どもは、その子の速さで伸びる
子どもは、その子の時間で育つ
子どもは、その子の図案で実る
子どもは、その子の歩はばで学ぶ
子どもは、その子の資質で生きる
子どもは、その子の頭で考える
子どもは、その子自身の人生の約束を果たす

子どもは、みんな、違うんだ

子どもを励まそう
自分を大事にするように
ひととの違いを生かすように
全力でぶつかるように
よい実を結ぶように
愛の心を感じるように
この世の違いを認められるように
命を敬うように
確かな未来をつかむように
忘れないでほしい
その子は、この世にたった一人しかいないのだ
子どもは違う
一人ひとり、みんな違う
そんな子どもがいるから
この世にすばらしい
違いが生まれる

子どもが育つ魔法の言葉 for the Heart
ドロシー・ロー・ノルト
石井千春/武者小路実昭=訳

比べ癖ありませんか?

前回の記事で書いた通り、子どもは親の鏡です。
言い方、しぐさ、習慣・・・
良くも悪くもおうちの人がお手本です。

その中でも、「比較」というのは子どもにとって相当しんどいものです。お友だち、兄弟姉妹、もしかしたらお父さん、お母さん自身と無意識に比べていませんか?

塾の面談を定期的にしますが、ご兄弟と比べてしまうおうちの方はよくいます。上の子はこうだったのに、下の子はどうも・・・というように。全く同じ人間を育てているわけではないし、育て方が一つしかないと言っているように感じてしまいます。

ティーチングとコーチングのちがい

比較してしまうことの理由の一つとして、コーチングとティーチングのちがいを理解しているかどうか、という視点で解説してみます。

いわゆる教え込みはティーチングです。
知識や技術を教え、身につけさせるには良い方法です。いわゆる「しつけ」がそれにあたると思います。
物事の判断がまだ自分で出来ないうちは必要なことです。

ごはんを食べるときは「いただきます」と言いましょう
お箸は一本は鉛筆のように持って、もう一本は持っている箸と指で出来た輪の中に通しましょう
トイレに行った後は手を洗いましょう
お友だちと仲良く遊ぶために、お友達に優しくしましょう

小さいときは、こんな風におうちの人にいろんなことを教わったと思います。しかし、子どもはずっと子どもではありません。
年月を経て成長します。
一方的に教えるティーチングが、うまくいかなくなる時が来ます。

片付けなさい、と言ってもやらない
ケンカをするな、と言ってもする
宿題をやりなさい、と言っても後回し

これが高校生まで続いたりします(もしかしたらもっと続くかも・・・)

そこで必要だと思うのがコーチングです。
コーチングとは何か、はまた次回のnoteで。

スキ、コメントありがとうございます。
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今後ともよろしくお願いいたします。


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