発語が遅くて心配!そんな時に試してほしいアプローチ
皆さん、こんにちは✨
特別支援現場で働きつつ
オンライン相談窓口や
サムネイル・バナー制作
などさせていただいている
「きずな」です
このブログに辿りついてくださり
ありがとうございます
本日のブログでは
「発語が遅い子への具体的対策」
をテーマにお話させていただきます
子育てしていると
少しのことでも心配になってしまう…
それが親心というものですよね
その中でも
「周りの子はもう喋れてるのに…」
「ある一定の発音が上手にできない」
等の不安はよく耳にします
今は高校生になる私の息子も
2歳児の頃は言葉が遅く
上の子との違いに
とても不安を感じました
(その後は何事もなく
スクスク育ってくれましたが)
「この子は発達に問題があるのかも」
「このまま育ってそれがイジメに繋がったら…」
不安から起きてもいない心配ばかり
していました
幼児教育の勉強をしてきた私も
自分の子育てとなると
全く余裕がなくお恥ずかしい限りです
現在は、特別支援の現場で
小学1年生まで発語がなかった〇くんと
日々楽しく過ごしています
4月には全くコミュニケーションが
取れなかった〇くん
今は「せんせー」と名前を呼びながら
覚えたての単語を使って一生懸命使って
自分の気持ちを伝えようと
してくれるまでになりました
ここに記すことが万能ではありませんが
今、昔の私のように悩んでいる方が
いるのなら
心配や不安を自分で大きくする前に
試してみてほしいことがあります
それをここに記しておきます
発語を促すための基本的なアプローチ
観察
お子さんがどんなものに
興味を持っているか
どんな行動を楽しんでいるかを
よく観察し
その瞬間に声をかけることで
言葉の発達を促します
(楽しいという感情は人間の成長に
魔法の効力とも言える力を発揮します)
理解
お子さんの気持ちを分かろうとする
共感の姿勢を持つことが
とても大切だと考えています
笑っている時は
「楽しいね」「嬉しいね」「面白いね」、
泣いている時は
「これが嫌だったんだね」「悲しいね」
「痛かったんだね」と、
気持ちを代弁することによって
「これが嫌ってことなのか」
「痛いってことなのか」と
言葉を覚えていくと同時に
「感情を表現してもいいんだ」と
肯定でき、
お子さんが安心して
言葉を発しやすい環境を作れます
耳を傾ける
お子さんの身振り手振りや
表情などで何かを訴えている時は、
しっかりと耳も目も心も
傾けてあげてください
小さいお子さんの子育て中は
何かと忙しく片手間になりがちですが、
大人がしっかり反応を示すことで、
自分の言葉が大切にされていると感じます
効果的な声かけの方法
真似る
お子さんの発する音を真似をしてください
「あー」とか「うー」とか
言葉にならない言葉も、
お子さんが発した通り真似ることで、
「自分が発信すると返してくれる」という、
人とのコミュニケーションの
楽しさを覚えます
具体的な言葉を使う
お子さんが興味を持っているものについて、
具体的な言葉を使って説明します
例えば「あれは赤い車だね」と
言うことで、
色や物の名前を教えます
質問をする
お子さんに質問を投げかけることで、
考える力を引き出します
「これ、何かな?」と尋ねることで、
お子さんが自分の言葉で答える機会を
増やしてあげるといいでしょう
繰り返す
お子さんが少しでも発せられた言葉を
繰り返すことで、
言葉の定着を助けます
また
「そうだね、『犬』って言えたね」
「犬さん可愛いね」と
お子さんが発した単語を返すことで、
言葉の理解や褒められた喜びを感じます
日常生活の場面で
遊びを通じて
おもちゃや絵本を使って遊ぶ中で、
自然に言葉を引き出すことができます
例えば、
絵本を読みながら
「この動物は何かな?」と
問いかけると良いでしょう
おもちゃやぬいぐるみなどで
遊んでいる時は
「車かっこいいね」
「ぶーんって凄いスピードで走るね」など
遊びの中にはお子さんが吸収できる
言葉が沢山詰まっていますよ
日常の会話を大切に
食事やお出かけの際に、
周りの景色や出来事について話すことで、
言葉の使い方を学ばせます
「今、鳥が飛んでいるね」
「お水冷たいね」といった
具体的な声かけが効果的です
見るもの聴くもの触れるもの全てを
具体的に言葉にしてあげるイメージです
さいごに
発語が遅いことに不安を感じる
保護者の方々は多く、
私もそのようなご相談をよく受けます
大切な我が子だからこそ、
心配だし悩むんですよね
不安なままでいるのは
とてもしんどいですよね
私も経験上痛いほどわかります
だから、
不安なだけじゃなく
少しでも「やってみよう」という
気持ちになってほしくて
このブログを書いています
必要な方に届くことを願って(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”
これからも子育てに関することや
保護者さんのお悩みに
添えるような発信をしていきたいと
思っていますので、
どうぞよろしくお願いします
最後までお読みいただき
ありがとうございました
あなたがより幸せに過ごせるよう
心より願っています( *´꒳`*)