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オシロイバナが歌うとしたら

この夏は自宅に並んだオシロイバナと仲良くなった。

なんとなく購入した種は、大きめで発芽率も良く、
小さい頃たくさんあちこちで目にしていた記憶の花。

(丈夫で手間いらずだろう)となんとなく思い込んで、
その思い込みは確かだったのだけれど、いわば控えの選手的な存在。

一緒に撒いた、細かな種のユーストマは発芽しても大きくならず。

この花は何度も失敗している・・・無理なやつ。

速攻発芽したオシロイバナに、期待もそれほどかけず、手間も掛けず、
種袋に書かれている説明も読むことすらしなかった。

大きくなるごとに(こんな葉っぱだった?)(こんな低かった?)と、
小さい頃の印象と、どんどんずれていく。

しかも、ミックスの種だったらしく、白と白に黄色のスプラッシュ、黄色、
薄ピンク、ピンク、濃ピンク=ほぼ赤とバラエティに富んでいて驚いた。

だけど、その蕾の色を確認しながら、
開いた花の小ささと見ごたえのなさに、がっかり感が増すばかり。

茎は細くてしっかり、ちょっと尖った形の葉っぱ、
花火のごとく花数は多いけれど、なんだか観客を無視している。

涼しい朝と涼しい夕方に気分で咲き、太陽のさんさんと降り注ぐ日中は、
日焼け嫌いの花かのように閉じてしまう自由奔放さ。

なのにその茎の細さに見合わないほど、形を崩さない頑固なお嬢。

もっと隙を作れよ、と言いたくなる。

もっと媚びて咲けよ、とも言いたくなる。

不思議なので検索して抜粋してみました。

【特徴】午後4時ごろから開花するため、英名ではfour-o’clock flowerと
呼ばれています。夕化粧とも呼ばれます。
学名のMirabilisはラテン語で「不思議な」を意味し、
1本の茎から異なった花色が咲くことにちなみます。

【遊び方】古くから種の中の白い粉を鼻筋などに塗って、
おしろいとして遊んできた。花の汁を爪にこすりつけて
マニキュアのように染めて遊ぶ。花の付け根の緑色の部分を開いて、
めしべをひっぱって花のパラシュートを作ったりする遊ぶ。

【注意】特に根や種に毒がある植物で、中毒症状には嘔吐や腹痛などが
あります。誤って口に入れたりしないように注意しましょう。

【花言葉】明るい昼間には咲かず、夕暮れを待って咲く様子から、
「内気」という花言葉が。同じ株から違う色の花を咲かせることから、
「恋を疑う」など。

オシロイバナ(おしろい花)の花言葉|種類、花の特徴、名前と花言葉の由来  | LOVEGREEN(ラブグリーン)

やっぱり、あなどれない花!

このところ早起きして、朝5時から遠出や仕事あれこれで、
日中は使い物にならなくなるほど、頭おかしいかも・・・。

みなさんには良い1日でありますように。



花の種じゃなくて、苗を買ってもいいですか?あなたのサポートで世界を美しくすることに頑張ります♡どうぞお楽しみに♡