見ざる言わざる聞かざるが罪を作る*「私は女性にしか期待しない」
過去のことなので一気書きしておく。
思い違いや忘れ物があればご容赦ください。
タミフルという抗インフルエンザ薬がある。
これはスイスのロシュ社の製品だが、
ロイヤリティはアメ〇カのギリアド社に入る。
このお薬は飛び降りなどの異常行動が見られることで、
「お子さんから決して目を離さないでください」と
ありえない注意を受けて処方された思い出の母親は多いと思う。
そこまでして、主作用と副作用と天秤に掛けて、
我が子に飲ませるべきかと思う人も少なくなかったかも知れない。
否。
うちの子だけは大丈夫、と思った母親がほとんどだと思う。
人間だもの。
古いものや迷信のようなものは、
単に誰にでも分かる言葉に置き換えただけであり、波動医学の、
砂糖玉を使うホメオパシーは英国王室で昔から保護しているし、
欧州ではその8割が生薬と噂を聞く。
日本は何もかもア〇リカを追随するので、
現在、西洋薬と言えば、石油由来の合成薬が幅を利かせている。
痛み止めで有名なアスピリンは、柳の樹皮に含まれる成分から生まれた。
昔、某大手企業に勤めていらした方から、
「うちは10年分の原料を中国から仕入れるんですよ」と聞いた。
確かに、黄連解毒湯に使われる黄連の栽培にご苦労されていた方を、
いつだったかテレビで見たことがある。
そして放送を見ていた会社が「良い原料」であることを知り、
あらたな契約をして、黄連の栽培を続けられたことも取材していた。
もともと薬というのは草を真似たものだ。
世界で最古の、薬学書は2000年前の、現在の中国、
漢時代に書かれた神農本草経と言われる。
日本の漢方医学はこの中医学とは別物で、独自に発展した。
寿命50年の時代に75歳と長生きした徳川家康は、時代劇では
薬草をゴリゴリしてる調合姿も印象的なイメージだが、
愛用していたと言われるのが八味地黄丸だ。
腎虚の方に愛飲されたこの薬は、平安時代からの処方との説もあり、
それだけ日本民族に合った処方とも言えるが、
トリカブトで有名な附子も痛み止めに調合されている。
毒も薬で、薬もまた毒になる。
そこを意識しないから、
「うちは綺麗な水で商品を作っているのが一番の自慢です」
と、言われても(なんのこっちゃ)と心に届くことは少ない。
社会に従うことの方が常識的で、世間体も良く、
自分自身の心もドキドキしないけれど、
従うふりして言うこと聞かなければそれで充分なのに、と思う。
薬には先発品と後発品があり、後発品は特に年寄りには発音が難しく、
若者には最新のゲームかのようにかっこよく聞こえるジェネリック、
と、呼ばれているが、日本語で「こーはつ」と発音すれば、
幼稚園児から喋れるし、小学生でも意味の理解が100%の漢字だ。
なぜ、誰に、どのようにめくらましする目的がある言葉?
先発品には膨大な研究費用がかけられており、
その回収のために特許が守られている。
降圧剤で市場を席巻していたNという薬剤があるが、
この特許がきれて、後発が参入できるようになると、
タイミングよく、血圧のガイドラインが変わった。
その昔は成人病と言って、成人したら血圧も、
コレステロールも上がって当たり前とされていたものが、
生活習慣病といつのまにか呼ばれるようになり、
上が180以上で高血圧と呼ばれていたものが、現在は
130以上に変わったので、降圧剤を服用する人口はエンドレスだ。
乱立することで、取り分をかき集めている様相にも見える。
また、後発品は先発品とまったくのイコールなのだろうか。
阪神淡路の時に、神戸製鋼がマニュアルを渡して、
別会社に製造を助けてもらったが同じものは作れなかった話は有名だ。
たとえば小豆やもち米その他を用意して、
「お赤飯作ってください」と田舎のおばあちゃんと中学生に渡しても、
美味しいお赤飯をどちらが作れるかは一目瞭然だ。
世界最大の後発品製薬メーカーはイスラエルのテバ社で、
このたびのガザとの問題で、日本の薬品不足の遠因にもなっているはず。
日本の武田薬品工業は処方箋薬の最大手といってもいいが、
この合弁会社として武田テバ社がある。
国民皆保険制度の日本は、製薬会社の良い草刈り場となっているので、
気が付いた時に経営陣は日本人以外に牛耳られている。
前述のタミフルは世界の3/4を日本が消費したと言われている。
アメリ〇のラムズフェルド国防長官(過去)はギリアド社の
幹部でもあったので、米軍もこの薬剤を採用したこともあり、
赤字だったギリアド社はタミフルひとつで持ち直した。
しかしWHOは、2016年「大人なら一日程度の短縮に過ぎない」として、
タミフルを必須医薬品リストからはずしたのだ。
3年程前から名前が知られるようになったファイザー社は、
それまでに有名な薬だったのはバイアグラ位で、訴訟の多い会社だった。
モデルナに至っては、それまで治験終了の実績のない会社だった。
通常、動物実験を3代繰り返したのち、
人間の治験に進み、臨床試験に入る。
守秘義務契約を取り交わしながらの治験バイトは、高額だ。
新薬が出来上がるのは慎重を期し、最低10年程度は時間がかかる。
それでも世に出ない薬剤もあるのに、出来上がってもいない時点で、
「出来上がったら買います」と総理がおかしな契約をしたワ○チンもある。
合併症も含めたインフルエンザ死亡者数は
年間10,000人とも言われる。
人は風邪でもインフルエンザでもワク○ンでも死ぬことがある。
2010年の新型インフルエンザワクチン接種では死亡例は133件を数える。
日本の医療の半分は日本医師会に所属する開業医が担っている。
かつてインフルエンザには予防接種が義務付けられて、
児童は学校でワクチンの集団接種をした時代がある。
その後、前橋医師会が近隣の高崎市とのデータ比較などから、
インフルエンザ予防接種は無効と公的に証明した。
しかしその偉業をテレビなどで語られ続けることはなく、今では
任意接種となり、○クチン接種は開業医のボーナスのような位置づけだ。
芸能人のゴシップや野球ニュースなどの派手な話題の陰に隠れて、
いつの時代も重要な話題や法案が進められてきた。
セックス・スクリーン・スポーツを意味する、戦後の日本人精神の
破壊を目的の3S政策は一見成功しているように見える。
WHOが国家の上の権限を持つことになるおそれの、
パンデミック条約を見据えて、
アメリカの疾病の予防および伝染病発生時の対応に従事する、
保健社会福祉省の下部機関であるCDCの日本支部設立に関してもそうだ。
あなたの家に「あなた方の健康を私が管理します」と言って、
知らない外国人がいきなり下宿しはじめるのはどうかと思う。
その外国人とあなたは、食生活も違うし、民族的特徴も異なるのだ。
「アインシュタインのような頭脳を持って、この管理を実行しています」とでも言われても、アインシュタインのような頭脳の人間はたくさんいて、
「アインシュタイン」はただの洗脳のための符号だと、今では知っている。
しかし「準備は着々と進んでいます」と言われ、
気が付いた時には訪日する外国人が「まずい」と口を揃える、
アメリ〇のセ〇ンイレブンが、地元商店街に開店している(例えです)。
本人が何年発信し続けていても、日本におけるワクチ○の第一人者の話が、
テレビに乗ることがないのは、とても不思議だと思う。
「偉人に賢母がいても、賢父はいない」と言われる。
女性は育てること一般に能力がある。
母親は命に対して無責任ではいられない。
愛読した子育て本の、松田道雄医師の本の題名を思い出した今日だ。
(毛利子来医師の本にもお世話になりました)
そういう時代がやってきてるのかも。
政治のニュース見て嫌になりませんか?