人は人に癒される*ミスターWに捧げる感謝
ミスターWはクラシック音楽の知識の宝庫のような男性だ。
その人生は音楽と共にある。
ミスターWは、世の中を、
音楽に満ちあふれる美しい世界にしたいと思っているように見える。
音楽の素晴らしさを語る伝道師として、
自らの思いを、言葉と時間を重ねて、あらゆる表現を繰り広げている。
大抵、その肖像画は音楽室に掲げられているが、
クルクルヘアのヘンデルというオジサマのブラボーな曲を、
クラシックに無知すぎる私も、初めて意識させられて、
私の(あとで読む)非公開マガジンに、メモ代わりに保存して聴いている。
しかし、私はミスターWの侮れないその人物像と、
その心象風景が分からなかったので、
心のままに、こちらの思い込みをコメントしてしまった。
ところが、ミスターWは丁寧に向き合ってくださり、
あろうことか、そのコメントに感謝すら残してくれたのだった。
和田大貴さん、おはようございます。
和田さんてこんなひとだったの?と朝から楽しく読みました。
中村さんが読んだら笑い転げるでしょうね。似たようなタイプの文章を
思い出しました。高校の友人の超内輪受けするやつ。
でも他人が読むと真面目な素晴らしい文章なんですよね。
音楽へのスゴイ熱量は伝わってきました。
素晴らしく楽しく、音楽の神に愛されてると思います。ともかく(笑)
和田大貴さん、こんばんは。
人生でダイヤモンド(石より硬い)な真面目な方に会うのは2度目です。
2度あることは3度あるかと思ってドキドキしています。
(笑)というのは嘲笑の意味ではないのですが、コメントに返信しようと思って記事を読み直したら笑いすぎて死にそうなので、すみませんがお時間をください。これから茸の炊き込みご飯とか作らなければいけません。
でも今現在23スキなので、なにか私の分からない音楽の神髄が散りばめられているんですね。笑うのは大変失礼なことでした。
しかし、小説としてかき上げて作品となったからには、
手放したそれはあくまでも読み手のものになってしまうので、
私のような感想を持たれたとしても間違いではないと思います。
しかしながら、私は心のままにコメントしてしまったという最大の
間違いを犯したことを今、少々後悔しています。
とはいえ、好奇心から疑問を持つことは深く理解できることですので、
ご期待に添えることが出来ればと存じます。ともかくデジャヴ(笑)
《ともかく(笑)の説明》
言葉がみつからない、という意味です。
「何事も真面目(音楽に対する愛)なことは、
度(沸点)が過ぎると笑いを誘う」ということです。
例えがこれでいいのか少し考えましたが、
志村けんさんは真面目にいろいろやるので、
面白くて人気あったのですよね。私は興味がないので
のめり込んで見ることも、見ても笑うこともありませんでした。
音楽はミーハー程度になんでも好きです。
しかし、和田さんのキャパと知識には敵いません。
その音楽に対する思いは、私のそれよりも想像をはるかに超えています。
そのため私の沸点は、和田さんのそれよりもとても低いものです。
しかもHSP診断をしたのですが、どうも自他とも認める好奇心旺盛でも
飽き性なところがあります。真面目も知識獲得も続かないという私です。
そのため、和田さんの小説は真面目に音楽愛を語る程、
沸点の低い私は笑いに誘われる結果となりました。
まず主人公が「和田大貴」という自分を投影したところは「なるほど」と
思いました。「ピアノに爆弾がしかけられている」というところで
奇想天外な展開を「面白い」と思いました。~~中略~~
ボンに飛んだところで、「偶然も気前良すぎる」とクスリと笑いました。
そこから笑いが止まらず、中村さんと抱き合うあたりで、
私の音楽愛のキャパをドンドン超えていきました。そのため、
私の脳が「ボーイズラブか」と、心をクールダウンさせるために、
脳が違う方向(笑う事)に走り出しました。
最後の部分の、「中村さん、私も、音楽を愛しています。
私も、音楽を大切にします。私も、音楽を守ります。
私も、音楽を助けます。私も、音楽を導きます。私も、音楽を愛します。」和田と中村は、ベートーヴェンの生家の中で、
音楽の力を信じて、音楽の愛を誓った。彼らは、音楽の神に感謝して、
音楽の神に祈った。彼らは、音楽の神に願って、音楽の神に捧げた。
彼らは、音楽の神に歌って、音楽の神に奏でた。
彼らは、音楽の神に生きて、音楽の神に死んだ。
彼らは、音楽の神に永遠になった。
というところで、和田さんの音楽愛のゆるぎなさがベルリンの壁のように
私の前に立ちはだかって、笑って誤魔化すしかなかったという顛末です。
そのため、音楽愛に圧倒されて「ピアノを弾いたのか」「爆発したのか」はどうでも良くなった感じです。
以上のことから、和田さん自身は笑えないと思います。
また内輪受けの話ですが、個人情報が多すぎて乗せられませんでした。
友人を文章の登場人物にすると単に内輪ですごく盛り上がるというだけの
話で、人を笑わせるということは才能があるという文章を思い出しました。オスカー・ワイルドだったか「真実を人に聞かせようと思ったら
笑わせないといけない。そうでないと殺される」というような言葉があった気がします。何かぴったりと思いませんか。
何か誤魔化しに感じたらごめんなさい。
コメント欄では記事とちがった形で、その、人となりが感じられる。
ミスターWのお陰で、クラシック音楽がまた少し身近になった気がする。
私も真面目にコメントしたのだけれど、
ミスターWがどこにユーモアを感じたのか、不思議なところです。
少し肩の力を抜いて、超ひさしぶりに笑って、それを肯定されて、
私の世界にもポップな色が増えた気がします。
ミスターWへの感謝を記事として残します。
(続編はもちろん読みました)
笑うと、世界はもっと面白いことが待っていそうな気がします。
追記:ミスターWからこの記事のコメントいただきました。
私もこれからもミスターWの記事を楽しみにしています。