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規則正しさと多様性

「多様性」の文字が目に留まる最近です。
教育の世界で改革をすすめられている工藤勇一先生がおっしゃられていたことが心に残っています。

「みんな違っていい」という考え方は対立を覚悟すること。
対立が起きる中、共通の目的を探し出す、粘り強い対話の力こそ必要。

僕の意訳や主観も混じっているかもしれませんが、多様性ってそういうことかなと思います。
いろんな個性、主義主張が混じり合っただけのチームは脆いけれど、それが共通の目的を得て手を取り合えた時に強力なチームになると思います。
城の石垣は色々な形や大きさの岩でできると強いらしいですが、無計画に積まれただけなら、きっとすぐに崩れてしまうでしょう。
整った形や大きさの岩なら、簡単に石垣ができるかもしれませんが、それは平均点くらいの強度の石垣なのかもしれませんし、侵入しようとする忍者は足がかりを得られやすいでしょう。
視覚的にもワンパターンで変化に乏しく面白みに欠ける情景になりそうです。
石垣も組織も同じかもしれません。
規則正しさと多様性。
なかなかに奥深いように感じます。

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