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#58 心の処方箋📚
10月23日(水)
わたしは、栄にある文喫さんに行った。
クレオさんと言う方とお話をした後、自分の為に本を選んでくれるクレオパトラブックスと言うイベントに参加する為に。
ふらりと文喫さんに行った時に貼り紙を見て、選書と呼ばれるサービスがある事自体もその時初めて知ったんだけどなんだかすごく気になった。だからとりあえずよく分かってないけど体験してみなくちゃ分かるはずもないとわたしの中のフッ軽モードが発動してチケットをポチり。わくわく。
当日初めてのことにそわそわしながらも文喫さんで自分の時間が来るのを待つ。どきどき。
「あさちゃん?」
仕切りの白いカーテンが捲られると、艶々ロングの黒髪の綺麗なお姉さんがわたしの姿を見つけてそう呼んでくれた。なんかあまり呼び慣れないあだ名に新鮮さも感じてわたしはそれだけで既にもう嬉しくなって来て良かったと思った(単純)
デニムもインスタに上がってたサカナクションの刺繍のやつだ!と思ってこっそりと、見過ぎない程度に見ていた。
それからいくつか質問に答えたり、お話した後にものすごいスピードでたくさんの本を選んで下さってこちらの予算の関係で何冊か削ったけれど最終的にクレオさんが私に選んでくれた本がこちらです。
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ようやく全部読み切ることが出来ましてこれらの本を選んで下さったクレオさんに感謝を伝えたいがためにnoteを書きたいと思ったのでこれはクレオさんへ宛てたラブレターと言う事になってしまいそうです🤭💓
クレオさんとはその日が初対面だったけれど、インスタでのお客様の声なるものを見ていたからか、思い切り直球ぶん投げて人生相談をしてしまった。
きみのお金は誰のためとシン・ファイヤーの2冊はわたしの中にあったお金と言うものへの不安とか思い込みとか凝り固まっていた固定概念を緩めてくれました。お金は大切だしないよりあった方が良い。
でも、
「お金のために働いていると思っていた時は味方のいない世界で、ひとりで生きている気がしてたんだけど誰かのために働いているって考えると世界が広がって見えるわね」
この一節になんだかすごく救われて、ガチガチに張って頭痛の原因になり得るくらいまで凝っていた肩がゆるやかに解れていくような感覚があった。何度か本屋さんで立読みした時は買わなかったけど選書してもらったって事は読んだ方が良い本なんだろうなって思ったけどその通りだった。
次のシン・ファイヤーはきみのお金は誰のためで気持ちが少し緩んだところで読み始めたので大原偏理さんという方の生活に、こんな生活の仕方があるんだ可能なんだって思ってつい食い気味に夢中になって読んでしまった。この間初めてTOUTEN BOOKSTOREさんに行った時に他の大原さんの本も見つけたので気になって購入しました。
小さくて狭い価値観の中で生活しているとつい視野も狭くなってしまうけどこうやって色んな本で視野を広げて貰えること。FIREって言葉すら知らなかったわたしはきっと自分じゃ手に取らなかったと思うので選書してもらえて本当に良かったです。
3冊目は瀧本哲史さんの2020年6月30日にまたここで会おうです。
わたしは既に2冊クレオさんから選書してもらった本を読んでいてしかもお金に纏わる本。クレオさんは読む順番も考慮していると言っていたと思うのでその上で、この本が3冊目。
わたしは瀧本さんの書籍を通したクレオさんからの激励と受け取りました。この時代を生きていくためには強さ、賢さ、逞しさそういったものも身に付けることが必要だと言うことを、クレオさんの優しいだけじゃなくて愛を込めた厳しさも含まれた120%の優しさを感じました。頑張りなさいねって背中を押してもらいした。
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ハグってね、生きているうちにしかできないのよ。
クレオさんの手描きのPOP込みで
大切な絵本になりました。
生きてるって当たり前じゃないから
生きてることを当たり前と思わずに生きていきたい。
そして今度クレオさんにハグをするのです☺️💕
(こちらは無事に夢が叶いました✨)
4冊目以降は雰囲気が変わって、あさちゃんには癒しが必要だよと選書してくださったシリーズです。
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そして最後は坂口恭平さんのその日暮らしでした。
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この本はなんて言うか、わたし自身も鬱を経験して、鬱にも人それぞれの理由があるので同じな訳は無いのに、でもわたしが心のどこかで感じていたけど言語化出来ずにいた事を坂口さんが言語化してくださっているなって言うのを1番に感じました。
不器用なわたし自身のことを書かれているような錯覚すら感じて、この本を読めて良かったなって心から思いました。これからも時折読み返すであろう、大切な一冊になりました。まさしく心の処方箋本。
読了後に坂口さんのことを検索してみたら気になって時々立ち読みしていた生きのびるための事務と言う本は坂口さんの原作だと知ったので今度読みたいと思います。
そして最初に読んだ、きみのお金は誰のため。
最後に読んだ、その日暮らし。
その両方から経世済民という言葉が出てきて偶然なのか意図したものなのかはクレオさんのみぞ知るところではありますが、あながち偶然でも無いような気がなんだか勝手にしました。
元々月に一冊読めば読んだ方くらいのレベルだったわたしですが今では月に8冊くらい読む程、本に夢中です。それくらい本に、言葉に救われています。本だけのおかげだなんて言うつもりは微塵も無いけれど、本があったから前を向けた。それもまた大きな事実。本があって良かったです。
オードリー若林さんの完全版社会人大学人見知り学部卒業見込みと言うエッセイに
ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ。
と書いてあって本当にその通りだし、わたしにとって読書はまさに没頭出来るもの。本読んでる時に、本読みながら自己否定って無理なんだよね。
だから暇が訪れるとネガティブモンスターに手こずっていたわたしにとって、読書はネガティブモンスターを追い払うとても有効的な手段でもあるのです。
そしてある人が本は友達だと書いていました。
孤独を乗り切る武器でありメンターでもあると。
本当にその通りだと思う。
ネガティブを潰せるほど夢中になれて、しかも友達でもあり武器でもありメンターに出会えたわたしはラッキーだと思う。しかもそんな本を選んでくれる人にまで出会えてしまったのだからやっぱりわたしは本当に運が良いんだと思う。
だからこそ本を読んで満足してしまうことがないように、自分に活かしていきたい。瀧本さんもそう言っていたから。
ボン・ヴォヤージュ(愛を込めて)
またクレオさんに会いに、
選書もしてもらいに行きますね🌷
この度は素晴らしい本たちを、わたしに選んでくださり本当にありがとうございました。
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