綺麗な水から生まれた君の
かくれんぼに付き合って
遊んでいたら 春 夕暮れ
陽に透けた嘘も
伸びた影に隠れた本音も
また明日 手の鳴る方で 会えるかな
不確かだから 触れて欲しかった
君の体温で 僕の言葉は色が変わるの
何もかもを飲み込む優しさで
埋もれた世界に生まれ落ちた君は
産声を持っていない
閉じ込めてしまう
冬の香りと白くなった言葉
一番星が瞬く時間
今 左手がこんなにも冷たい
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