最近気になった音楽(1) 島田奈美「SUN SHOWER」
普段から音楽を聴くことが多い私ですが、最近気になったある音楽があります。それがこちら。
島田奈美さんの「SUN SHOWER」。
1988年(昭和63年)に発売された7枚目のアルバム「EVERYTIME I LOOK AT YOU」の6曲目に収録。曲を聴くと解りますが、80年代と言う事で所謂「シティポップ」に当たる楽曲となっています。
歌詞にもある通り夏向けと言っても良いでしょう。
気になったきっかけ
何故この楽曲が気になったのか? それはこのラジオ番組がきっかけでした。
毎週金曜日の23:00からinterfmにて放送している「Mint Juice Radio」。
ダンサー・DJ・トラックメイカーとして活躍している島田翼さんがパーソナリティを務めています。
6月3日の放送にて「SUN SHOWER」のリミックス版が流れ、素晴らしい楽曲だなと思い、翌日からYouTubeなどで検索して聴くようになりました。そこから元の曲はどうなっているのかを探したらまさかのシティポップだった!
ちなみにリミックス版はこちらです。
リミックス版はアメリカのDJであったラリー・レヴァンさんが手がけたものだったのです。
日本のアーティストの楽曲が海外DJによるリミックスでイメージがガラッと変わってしまう事に驚きを隠せませんでした。
驚きの事実
その後もネットを色々検索すると、海外でもレコードが発売されていたようです。このリミックスは90年代初めの頃となりますが、日本の楽曲自体あまり海外に輸出される例はほとんどありません。
この楽曲が海外に注目されたのは2000年代に入ってからとなります。
こちらは2004年に発売されたリミックスを中心としたレコードです。ジャケットのデザインが和風の様な感じに変わっています。
(リンク先は殆ど英文なので英語苦手な方は要注意)
更に海外進出のきっかけを探すとこの楽曲だったようです。
1993年に「Far East Recoding」から発売されたリミックス版です。
曲の大半をDJ・プロデューサーを務める寺田創一さんが手がけており、先に紹介したラリー・レヴァンさんのリミックスもこの寺田創一さんがリミックスしたものがベースとなっています。(もしかしたら共同作品?)
恐らくこの楽曲が出回っていなければ「SUN SHOWER」の海外進出も無かったのでしょう。
元曲とリミックス版を聴いた感想
元曲は80年代と言う事もあり、アイドル感はあるもののやはりシティポップだなぁと思うところが多かったですね。夏向けの楽曲なので明るい印象。
リミックス版は元曲から大幅に変わり、どちらかと言うとガレージ感を強めに出している。(そもそも「ガレージミュージック」はラリー・レヴァンさんがきっかけ)
元曲を「日中」と考えると、リミックス版は「夕刻~夜」のイメージが合いそうですね。
皆さんも是非島田奈美さんの「SUN SHOWER」を聴いてみてください。
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