急ぎの用件は本当に急ぎなの?
勤務時間外の電話。
結論から言うと極力出ないようにしている。というか気付かないことがほとんどだ。なぜなら、電話を折り返すと
『ごめん…たいしたことではないんだけど』 『明日でも良かったんだけど…』 『そんな急ぎでもないんだけど…早く伝えた方がいいかなって』
いやいや…私ではなくて、あなたの気持ちが優先だよね。明日の朝にしようよ。
これが私の本音である。
1割くらい本当の急ぎがある。
本当に急いでいたら、留守番に残すだろう。少なくとも私だったらそうする。留守番にならなければメッセージを送ろうと考える。
身勝手かもしれないが、留守番もメッセージもなければ、次の日に電話すると決めている。
次の日の朝に電話するとだいたい『いや、そんな急ぎではなかったんだけど…』とはじまるのだ。 中には『いやー大変だったんだよ!』からはじまる人がいるが内容をよくよく聞いていると、 【担当の○○から明日電話させますね】で良かったんじゃないかな?と思う。
時間を大切にしている。
この感情を客観的にみると、私は時間を大切にしているんだろうと考える。ひとりの時間やプライベートな時間は大切だ。
着信をみた瞬間に、思考は仕事に戻される。
個人事業主の時は、お客様に万一があるかもしれないので、どんなに遅くても電話に出ていた。 保険の仕事は毎日が闘いだったのだ。
失ったものも大きい。
やりがいはあった。でも幸せではなかった。
そこには個人の価値観がある。人生で譲れないものがあっていい気がする。
今の自分と向き合う仕事がとても大好きだ。