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JAPAN Studio “Fun” Meeting 2019 に行ってきた

 11月16日。品川で行われたソニーインタラクティブエンターテインメント(SIE)のファンイベント『JAPAN Studio “Fun” Meeting 2019』に行ってきた。
 2017年に行われた『Jスタとあそぼう:REAL』から始まった、SIEとファンの交流イベントも、今年で3回目。毎度濃ゆいファンと濃ゆいスタッフの交流が楽しいイベントである。

 開会は17時なのだが、オープンは14時からという。3時間も待たせるのかと訝しんだが、杞憂も杞憂。レストランフロアを解放してファンをもてなす準備が万端整っている。イベントはもう始まっているのだ。
 今年生誕20周年(!)を迎える『どこでもいっしょ』『サルゲッチュ』のシリーズ作を遊べたり、秘蔵の最初期設定資料や、関連グッズの数々も展示された。また最新VRタイトルを試遊するスペースを完備している。

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 が、そんな展示も霞むほどに盛り上がったのが、参加したファンが持ち寄ったレアアイテムや手作りグッズを集めた『Jスタ部活動コーナー』
 そのまま値札をつければ秒で完売しそうなシルバーアクセや、机に置いたままだと普通のモノクロペイントにしか見えないほどの精緻な切り絵。果てはアークザラッドのフリーペーパーコンプリートセットから、今や懐かしのフィーチャーフォンに入れられたサルゲッチュのアプリゲームまで。もう私の持ってきた世界販売第1号のVitaなど見向きもされぬほどの濃さと幅広さを持ち、深淵から湧き出たようなJスタファンの愛の結晶に、訪れた他のファンやスタッフまでもが見入っていた。

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 あっという間の3時間が過ぎ、いよいよ本会の開始。ステージの用意された別フロアに通されると、ずらりと用意されたパーティーフードに、Jスタジオ作品のグッズ、ユーザーから寄せられたファンアートが犇いていた。
 ステージ上では、ゲストを迎えるJスタジオのスタッフがご挨拶。先月退任したばかりの盛田厚元取締役と、先日交代が発表されたばかりの吉田修平ワールドワイド・スタジオプレジデントの両氏が「きょうは我々の送別会にお集まりいただきまして……」と、相変わらずの役者ぶりを披露しつつ乾杯。
 そんな超がつくほどえらい人も、入社1年目のルーキークリエイターも、同じフロアで食べて飲んで語り合う。サインをもらったりお土産を渡したり、なんとも一流企業っぽさのないアットホームなイベントである。
 かくいう私も、その場で買ったトロTシャツに諸氏のサインをもらったり、吉田氏とお茶飲みながら、なぜかグランツーリスモの話を伺ったりしているのだから、飾らなさすぎる空気たるや恐るべし。
 最後は恒例の記念撮影で幕を閉じた。

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 こうしたファンイベントに参加するたびに思うのだが、やはりユーザーからのフィードバックというのは、メーカーにとってこのくらいのイベントを開催して受け取る価値のあるもので、ユーザーにとっても直接それを伝えられる環境と機会は、もっとあっていいくらい望ましいことなのだろう。
 素晴らしい遊びを提供してくれる感謝と、心底楽しんでくれる感謝を伝え合える、良質なイベントであった。
 来年も同時期に開催したら、PS5が遊べるだろうか?是非に催していただきたい。

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