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一瞬元気になるよりも、一生健康でいたい、マジで。

【その場しのぎじゃ意味ないねん】

元ネタは、KinKi Kidsの倒置法のアレです。長年愛され続ける名曲ですよね。原曲と比べてかなり字余りなタイトルになりましたが、これをリズム良く読める人とは、同世代として仲良くできそうです(笑)

薬膳を学んでいるママさんは、うんうんと頷いてくださるタイトルではないかなと思います。家族みんなで一生健康でいる秘訣、知りたくないですか?

これを読めば、そのヒントがわかりますよ!


【コンビニで季節を感じる】

大学時代にコンビニでバイトをしていた私。
(私がバイトをする店はなぜかことごとく潰れた…笑)

レジ周りの商品を補充するとき、特に季節を感じるものがありました。

それは、肉まん!!

あのホッカホカの蒸気とフワフワの白い生地を見ると、
「あー。またこれからだんだん肌寒くなっていくんやなぁ」と感じたものでした。

ちなみに・・・
白は、秋の養生の鍵となる色。薬膳的に、白くて辛味のない食べ物(かぶ、大根、蓮根など)は、潤いチャージのために、秋の養生に必要なものなんです。

そしてこういった蒸し物系も、水分を多く含むため、乾燥の季節である秋の潤いチャージにぴったりなんです!

 〈 一瞬で過ぎ去ったブーム 〉

蒸し物系で言うと、肉まんのほかに、餃子なんかもありますね!

餃子と聞いて思い出すのが、今年の6月頃のニュース。「餃子無人販売所」の閉店ラッシュが話題になりました。

餃子無人販売所とは、24時間365日、冷凍餃子が買える無人店舗のことです。

私達夫婦は、いろんな店舗の餃子を食べ比べするほど、餃子が大好きです。無人販売所は、コロナのときに人に接触せずに餃子が買えるのが便利だったため、割とよく利用していました。ところが、他にも美味しい餃子がたくさんあるので、コロナが落ち着いていくとともに利用しなくなり、最近ではそのこともすっかり忘れていました。

それが、6月頃にテレビで報道されている様子を見て、そういえばよく行っていたな〜というのを思い出したのです。

〈 0か100かでは息(生き)苦しい 〉

市販の餃子といえば、物によっては添加物がたくさん入っているから、家で手作りした物しか食べないという方もいらっしゃるでしょう。

私も薬膳を学んでから、いろんな食べ物の添加物を気に掛けるようになりました。取らなくていい選択肢があるのなら、なるべく無添加のものを選び取ります。しかし、なんでもかんでも「無添加じゃないと!」と厳しく線を引きすぎると、息苦しくなってしまいませんか?

「いやいや、そのほうが安心できて心穏やかに過ごせるわ」という方は、徹底的に無添加のものにこだわるのも一つです。

でも私の場合は、それだと食べることに神経質になりすぎて、選択肢も狭まり、しんどくなってしまうなと判断しました。きっと、毎日意識し続けることが辛くなり、「こんなにしんどいなら薬膳なんてやめよう」と薬膳を学ぶことを手放してしまうと思います。

だから、夫婦揃って大好きな餃子は、市販のものもOKにしています。手作りよりも手間が省ける分、その時間を家族のために使えるのも、自分たちに合っているなと感じています。いろいろ食べ比べる中で、美味しくてコスパの良い餃子を見つけるのが、夫婦の楽しみの1つでもあります。

【薬膳を取り入れる目的を思い出して】

というように、薬膳を学んだからといって、すべて薬膳に染まった生活に変えないといけないなんてことはありません。薬膳はあくまでも、毎日を楽しく元気に過ごすためのツールの一つです。

むしろ、時々好きな物を美味しく食べるために、日頃の養生が大切なのです。だから、「薬膳を学んだからには、無添加のものしか買わへん!」とか「全部手作りせなあかん!」なんて思う必要はありません。

それが、一瞬の元気ではなく、一生健康でいられる秘訣です!

〈 体と心の栄養、どっちも大切 〉

愛するわが子、そして大切な家族の健康を、食べることを通して守っていきたいというママさんは、毎日戦争のように忙しいですよね。

そんなママさんにこそ!
薬膳を一時のブームではなく、愛する人達と元気で生きていくための一生の軸にしてほしい。

我が子や家族のために、自分を後回しにしがちなそこのあなたにこそ!
気休めの健康法じゃなく、薬膳の力を借りて、一生健康でいてほしい、マジで。

できることから、スモールステップで進んでいきましょう。時には足踏みしても大丈夫!それを日頃の養生でリカバリーできるのが、薬膳の魅力の一つなのですから。

何より、笑顔で楽しく食べることが、自分にとってもわが子にとっても、一番の心の栄養です♪


最後までお読みいただきありがとうございました!あなたの心が軽くなるお手伝いができていたら嬉しいです。