【雑記】森、道、市場にいったよ3日目
雑記3日目。
朝起きたら既に体が重い。衰えを感じる。
この日は遊園地でのiriを見るところからスタート。バックDJのTAARと氏とベース・ドラムを合わせた4人編成。
iriはやっぱ声がいいよね。喉が開いてしっかり響いてる音がするのが好き。曲調や予算的に厳しいのかもだけど、全部生演奏でテンポの揺れとかタメをもっと感じながら歌ってるところをいつか見たい。
友人とその友人二人と合流しふらふらする。海辺のテントの中でシーシャのおこぼれに預かる。外でシーシャやるの最高に気持ちがいいし来年あたり俺も持っていこうかしらん。
ドレスコーズがマジでいい。管2本とギター・ベース・ドラムの編成なかなか面白い。ベースがいつの間にか吉田一郎になっててニヤリとする。相変わらず鬼のようにうまい。
志磨遼平ははっきり言ってカリスマ性に溢れているんだけど、それが嫌味たらしくないというか、少年と見紛うようにキラキラしていてハッピーで胸がきゅっとなる。もう手に入らないものを見てると泣けてきませんか。
そのまま蓮沼執太&ユザーンへ。
口数の多くない二人がボソボソ談笑しててサーカスステージを自宅かなんかと間違えてるんじゃないかと思った。穏やかで最高の空気。
MCではふざけあったりしててふにゃふにゃしてるし、この二人の曲は脱力系なものも多くてゆるふわなライブだけど、この二人、ご存知の通りマジで音楽がうまい。
演奏がうまいとか歌がうまいとかではなく(もちろんうまいんですけど)、時間芸術としての音楽の在り方を根底から理解し、実践できる二人。歌&ピアノ・太鼓類という少数編成でありながら時間の流れとダイナミクスをコントロールして表現する一級の音楽家の演奏を間近で見られることの幸せといったらない。
ユザーン氏が持っていた小型のバウロンみたいな太鼓はなんだろう。タブラも超絶うまいのだが、タンバリンくらいの大きさの謎の太鼓からすげえ低音が出てて気になった。太鼓ひとつでブレイクビーツをやる男U-zhaan。
U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSのギンビスをやってたのがよかった。たべっこどうぶつを食べながらのこの二人のラップが見られる機会はもうないかも。
3日間続いた森道の最後はKoji Nakamuraだった。言わずとしれた元SUPERCARのボーカル。バンドメンバーは田渕ひさ子、345、沼澤尚。これはもうご褒美ですよ。リハーサルから待機。ひさ子のギターを聞いただけで泣けてくる。twitterを覗いたらフジロックの日にナンバガがLoftでワンマンやるとか発表しててぐぬぬとなる。ワンマンは取れなかったのでライジングサンで大暴れしてくる。
新譜の曲も織り交ぜつつ全13曲。Macから同期を流しつつ、アンビエント・エレクトロニカ系のような音像、でもどの曲も懐かしくて青い音がする。
90年代後半〜00年代のあの音、オルタナ・エモやインディーロックのあのサウンド。ハイファイな処理をされた音響でも霞まないあの眩しさ。ナカコーとひさ子のギターがあの頃に連れて行ってくれた。
また来年も森、道、市場で会いましょう。
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